継続の法則 自助努力のススメ 公認会計士 内藤勝浩のブログ

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当たり前ですが、財務数値の良い企業になることが必要です。

2014-04-17 22:52:37 | うんちく・小ネタ

 引き続き経営者保証に関するガイドラインの解説です。今回は、主たる債務者及び保証人における対応の2番目、財務基盤の強化についてです。
 ガイドラインには、「主たる債務者は、財務状況及び経営成績の改善を通じた返済能力の向上等により信用力を強化する。」としています。
 要は、財務数値の良い企業になってくださいってことです。当たり前のことです。
 経営者の保証がなくても返済の心配がないと金融機関に思わせる程度の経営成績(利益計上、赤字体質でないこと)と財務状況(資産・負債の状況、実質債務超過でないこと)が必要ということです。
 
 ここで、「うちは無理。」と思われる社長さんが多いかもしれません。ここは少し検討の余地があります。
 経営者保証が融資額の100%か、0%かの話なら、株式上場企業のような超優良企業にしか無理な話しれません。
 でも、「0%は無理でも、80%、60%、40%でもいいや」と考えてみては、どうでしょうか。
 さらに、1年目は無理でも、2年目、3年目と業績をあげて、資産状況をよくしていき、経営者保証の割合を減らしていくと考えてみては、どうでしょうか。
 少し気が楽になりませんか。
 駄目で元々です。
 それに、経営者保証が変わらなくても、業績向上や経営改善が進むことは企業にとって悪いことではありません。
 やってみる価値はあるのではないでしょうか。

 元地方銀行マンの52歳のオッサン公認会計士でした。
 では、また。
 


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