録画しておいた映画 「第三の男」を見てみた。 この映画 日本での封切りは自分の小学生頃と解説してたけど 自分が記憶してるのは高校生になった頃。 あの頃のロードショウは高くて見れないので3本立てになってから見たものと思われる。 テレビを付ける前に期待したのはこあの頃と同じで 映画のテーマ曲、 アントン・カラスのチターの調べ。 当時はラジオ、テレビは勿論 盛り場を歩いてるとどこからか聞こえてきたものだった。 映画の影響でテレビでチターの演奏をやってたのを思い出すけど今は皆無 この音色に似た大正琴の演奏も全く聞かれなくなってしまた。
映画「第三の男」 ラストシーン
期待通りにこの曲が流れて始まるのは墓場の場面、 ラストも墓場の場面となりこの曲が流れる。 墓場と言えば続荒野の用心棒、続夕陽のガンマンの 十字架だけが並ぶ殺風景な墓を思い浮かべるけど ここで見る墓は十字架は少なくて日本の墓と同じ様な墓石が並んでいるのに気付く。 欧米の墓場事情はわからないけど 西部劇では死者を生めた上に十字架だけを立てるシーンは良く写し出される、 西部開拓の新しい土地で墓場がなかったせかも知れない。
時代背景は第二次世界大戦の直後、 その頃の着てる衣装はロングのコートで男は山高帽を被ってる、 勿論 主役のジョセフ・コットン、オーソン・ウエルズの帽子とコート姿は格好いい。
今日スーパーを歩いてたらカバン売り場の一角に帽子が特売で並んでいた、1千円で安いし映画の刺激もあって同じ様なのを選んで買ってしまった、似合うと思ってるんだけどね。