タッチ
電車を降りてエスカレータを下ると改札口を通過する人達で満つの状態、 自分は右方向に出たいので流れに沿いながらそちら側に行きたいところだけど 中央寄りのゲートの列に入り込んでしまい そのまま流されてると ちょっとした隙間を突いてヒョイと進路変更する輩がいる、 寄る年波で鈍くなった自分には真似が出来ないのは口惜しいものだ。
改札機に近づくと 前の人が何事もなくゲートを通過するか気になって、もし料金不足で赤ランプが付いたらと心配しながら改札機に近づいていく。
自分の番になって 俺は大丈夫だもんねと言い聞かせながらも おっかなびっくりとスイカをタッチするものだ。
上野公園のコーヒーショップ
改札を見てると定期入れでタッチしてる人が多くて、切符の人、財布からカードを取り出してす人、若い人の半分はスマホでタッチして行く。 それと定期入れをポケットから取り出す人カバンから取り出す人 首にぶら下げてる人と様々である。
自分みたいに財布ごとタッチするのは少数派、そこでスイカを名刺入れに入れて使ってみた。
出かける時は財布を胸のポケット、スイカの名刺入れはズボンの尻ポケットに入れてやってみたけど 管理が増えて面倒臭いし忘れる恐れがある。
スマホはというと夏場は入れるポケットが無くて持ち歩くのは待ち合わせの時ぐらいなる。
色々考えた末に今まで通り財布ごとタッチする事になった、 付いた癖はなかなか変えられないものだ。