黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

シーズンの終わり

2022-03-29 | 日記

野菜売り場で大きく陣取っていたミカンのコーナーがだいぶ淋しくなって ポンカンとかオレンジが巾を利かせる季節になって来た。
少し高値だけど終わりに近づいて今しか食べられないと一袋をレジ籠に入れる。
早速食べようと一個取り出して表面を見るとシラクモみたいな痣が大きくかぶさっている。皮を剥こうと指を立てるとビクともしない コンチクショウと思い切り親指に力を入れても反応がないのだ、
諦めて包丁で二つに切り分け。別れた物に薄く包丁を入れ皮を剥いだ。 現れた房は思いのほか光沢が良くて甘味があって行ける味でだった、次の一個からは何とか親指が入って皮がむけ 上手く食べる事が出来たが 疲れが出るミカンであった。 

      

  映画「ハリウッド的殺人事件」からハリソンフォード、ジョシュハーネット

何時もの習慣で昨日もミカン売り場を見たら4個入りで760円と全盛期と比べ倍近くの単価、 如何しようかと思ったけど今季の最後にしようと思い切ってレジ籠に入れた。
実食で表面を眺めるとオレンジ色の奇麗な表面をして 前回と違い柔らかそうな感じだ。
指を入れると皮が柔らかすぎて中身との張り付きが強いので数センチ剝がれただけで千切れてしまうのだ。 普通は4回位い剥げば奇麗に終わるものだけど こいつの場合10か所ぐらい剥いでその上途中の剥ぎ残しがまだらに付着してしまうという状況となってしまった。
いよいよ口に入れようと房を千切ると 薄皮が柔らかいせいで隣同士の接着が激しく薄皮が剝がれてしまう、仕方ないので3房ごとに分割して口に入れる作業となって指先がずぶ濡れになると云う憂き目になってしまった。 但し甘味は十分で不味くはない これでシーズンは終わったのである。

ミカンの事を言ってる場合でない、  気が付けば自分の季節もそろそろ終盤だ。 固いミカンのようになるか柔らかくなるのか、 甘い干し柿みたくなってポトリと落ちるのが良いと思ってるんだけどね。


3回目のワクチン接種

2022-03-22 | 日記

3回目のワクチン接種に行ってきた。 
1,2回目は自衛隊の集団接種だったが今回は区の接種会場の体育館。
駅の階段や歩道橋は年配者に優しく作られてるので少し疲れるだけで問題なく登れて余り気にした事はないけど 体育館の階段は元気の良い若物向けに出来てるみたいで 段差が大きく少し登ると膝がガクガクして危なっかしいので手摺に掴まってしまった 爺さんには向かないのでエレベーターにすれば良かったのにと思っても後の祭りであった。
受付で並んでると本人確認で免許証を見せてる人が多い、自分の前に並んだオヤジは保険証とどういう訳かお薬手帳を見せて何かゴチャゴチャはなしていた。 
自分は運転免許証を返上してしまったので代わりに受け取った運転経歴証明書を提示して問題なく受付を通過した。 この証明書 更新なしで一生使えると聞いて便利なものだが あと何年使う事になるかが問題だ。

               

            映画「真夏の夜の夢」からジェームス・キャグニー、ジョー・E・ブラウン

次の受付は予約票の確認、 血液サラサラの薬を飲んでるのか、薬アレルギーはあるかなどの体調に関するチェックシートの確認。
受付の女性がじっくりとシートを見てるけど問題ないよね と思っていたら、 妊娠してますかと聞いて来た。 男なのに聞く必要ないのにと思ってるとまた聞きて来る。 
同じ様なシートに何度も記入してきて この辺の質問は女性のみと断りが付いてるものが普通なので チェックせずに通り過ぎた質問だ。 
妊娠はしていませんと答えたけどバカバカしくなって来た。 本人から答えを聞くのがマニアルの指示みたいだけど  生真面目な対応で有った。

次はいよいよ注射器を持つ女性がいる小部屋で肩を出す。 今迄の接種では痛みをそれほど感じなかったけど今回は今迄で一番の痛さ、 あれから5日 肩の痛みはおさまらないのだ。

    


ジャネー

2022-03-16 | 日記

パソコンをいたずらしてたらジャネーの法則、
歳をとるに従い感じる時間の長さが短くなって来る、 その時間の長さは年齢に半比例されるという。
ウィキペディアによるとフランスの哲学者ジャネーと云う人が発案したと載っていて 笑点の林家菊蔵がジャーネーとギャグに使いそうな愉快な名前で 誰にでも心当たりがあると思われる。

この法則に従えば 8歳の子供に比べて80才の爺さんの感じる時間は8/80となり10倍短く感じてしまうという事だ。
そういえば子供の頃 遠足の日が待ち遠しかったり もう幾つ寝るとお正月の歌で 日が経つのが長く感じて待ち遠しかったもの。
今では食って寝るだけの生活で新しい出来事がある訳ではなくてダラダラと同じ生活の繰り返しで何となく時間が過ぎるだけ、気が付くと1年が過ぎてしまったという感じだ。

      

      映画「シルバラード」からケヴィンクライン、スコットグレイン

この歳になると毎日が日曜で 朝寝が大好きだし 昼寝もチョクチョクする、 何かやろうとすれば 頭の回転が遅くてヨイコラショとやる気になるまで時間が掛かるし やればやるでのろまな動作で納得いく法則だ。
 
老い先短いので時間を長く感じる生き方をしたいと思ったりしたけどダラダラする生活は今でなくては出来ない事、 無理をしてまで新しい事を始める気にはなれない、 今まで通りの呑気な生活が出来れば良いと思うところだ。

それにしても交差点での信号待ちやそば屋でラーメンがなかなか出てこなかったりすると法則から外れて長く感じて若い頃よりイライラするものである。


袋入れ

2022-03-08 | 日記

何時もの事だけどスーパーのレジ待ちで 前の人がスマホをを取り出すとまたかとうんざりしてしまう、店員が読み取り機を取り出す手間と一回では読み取る事が出来ずに手間がかかって待たされるからだ。

今回も前に並んだオバサンがスマホを取り出したので嫌な感じだ。 
操作を忘れたみたいで 出来ない出来ないと言いながら焦ってスマホ画面を何度もタッチしていて 待ってるこちらはイライラしてくる どうなる事かと待たされてると  滅茶苦茶いじったお陰でなんとかQRコードが画面に出て  店員がリーダーを当ててやっと自分の番が回って来た  おばさんのスマホ決済は辞めてもらいたいものだ。

      

     映画「襲われた幌馬車」からリチャードウィドマーク、フェリシアファー

会計が終わって狭い梱包台にエコバッグを広げて 先ずは重たい缶ビール、牛乳、ウーロン茶などの飲み物から入れて次にバナナ、トマトとか野菜をいれ 次に甘納豆 カリントウ 納豆など中量級の物を投入 次に冷凍食品のホウレンソウ、枝豆と入れといて最後に残ってるのはトンカツとなって一瞬焦ってしまった、冷たい冷凍食品と暖かいトンカツがエコバッグの中で隣同士になってしまうのだ、 トンカツが冷えてしまうし冷凍食品は解凍の恐れがある。
入れ直すのは面倒なのでそのまま帰宅してしまった。 
幸い トンカツをチンをして見たら特に不味くはなってなく  枝豆ほうれん草も少しの解凍で済む事が出来てぐちゃぐちゃにはならなかった。
ここで勉強になったのは 冷凍食品のパックはビール牛乳等飲み物の近くに入れた方が良いのという事だ、
袋入れは頭を使う作業で ボケ防止にも役に立つという事である。


歌の四季

2022-03-01 | 日記

スーパーを歩いていたら聞いたことのある曲 枯れ葉 が流れて来た。
昔は秋になると必ずこの曲が流れて来たもので越路吹雪とか日本のシャンソン歌手の誰でもが歌っていたもので この曲を聞くとそろそろコートでも取り出そうか と思ったものだ。
冬になると ♪雪の降る街を  と流れて来たもので こたつに入りながら冬の寂しさを味わったもの。 たしか高英男が歌ってみたいだけど 最近はめっきり聞こえなくなってしまった。

春先にラジオを付けると流れて来たのはキャンデーズの「微笑み返し」。 ♪春一番が で始まり お引越しのお祝い返し という言葉が今でも耳に残っている。 明るいリズムだけど聞いてるとなぜかしんみりとして来てしまう曲であった。
3人には復活で歌ってほしいけど60才はとっくに過ぎてるし スーちゃんは亡くなってしまった。

          

          映画「追憶」からロバートレッド、バーブラストライサンド

夏の歌は豊富で 渚のシンドバット 青いサンゴ礁 思い出の渚 少年時代長崎の鐘、、、と幾つも浮かんできてしまう。
矢張り夏と言えば 若大将 加山雄三、 海その愛 光進丸とかあるけど no1は君といつまでもだ。 幸せだなーボカー君といる時が一番幸せなんだ  なーんて出てくるけど モテない男には夢みたいなせりふで指をくわえて聞いてたものだ。 青春には悔いはないとも言ってた事もあるけど 数日前のヤフーの見出しに借金23億円と出てた、 どうなってるのだろうか。

夏と言えば三波春夫の東京5輪音頭、開催前から盛り上げてくれたもので 昨年のオリンピックではテーマソングがなくて淋しかった、 マツケンさんに頼んだらもっと盛り上がったはずだ。