黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

座ってやる

2015-07-30 | 日記

久し振りに新橋駅で待ち合わせ、 いつもの居酒屋にはいると午後の4時だというのに満席で2階席に案内される。  靴を脱ぎ下足札を抜いて掘りごたつ式の畳み席に、 先客は少なくて我々より年配に思われる爺さん達のグループが一組、 どこかの会社のOBの集まりらしくて賑やかに談笑してる。
この店のお通しはキャベツの葉っぱの食べ放題だったけど、今は小器にヌラリとした訳のわからないのが入っていて大して旨くない、 豆腐の加工品ではないかとの友人の意見。 雨不足でキャベツの高値が続くので変更してしまったのかも解らない。 何時もの肉豆腐は健在で枝豆はシーズンでうまい。

     

    「レイチャールズ」画像から描きました

勘定でレジに行くと 先ほどの爺さん連中が靴を履き替えていて 一人が転んだらしく仰向けになっていて そにつまずいて手を着いてる方がいる。 怪我はなくてよかったけど 我々の集まりでもそんな状況になったことがある。 酒が入ってるし年配者の飲み屋での靴の履き替えは座ってやるか何かに掴まってやった方がいい。 それを見た自分は壁に寄りかゝり慎重にスニーカーを履きました。
帰りにSL広場を見学し 立ち食いソバ屋で冷やしタヌキそばを注文、 上品な盛り付けだけど揚げ玉が少なくサッパリし過ぎなのが心残りであった。


赤チン

2015-07-28 | 日記

消えると思ってた腹に出来たゴマ粒大の赤い斑点、 段々と目立ってきたのでオロナインを塗っていたけど小豆大に成長し 放っておいたら頭丁部に膿みらしきものが成長してる様子。 絞り出してやろうと痛いのを我慢して指先でギュッとつまんでみたけど出て来ない。 思い切ってカッターで傷をつければ摘出できる思うけど 恐くて出来ない、 切腹に比べたら蚊が刺したようなもの 侍は偉かったと思いながらそのままにして置いたら 目に見えて膿みが成長する。
頃合を見計らって 爪で頭頂部を引っかくと かさぶたが破れて膿みの頭が飛びだした。指先で絞ると緑黄色の膿みに続いて醤油のよな汁が出て来る 何回か絞ってから後の処置を考える。

       

     映画「ブルース・ブラザーズ」からジェイクとエルウッド

 

まづは消毒薬のマキロンで局部を消毒するとスースーして爽やかな感じ、 次に赤チンでも塗ってやろうと薬箱を見たけど見当たらないので 色が似てるイソジンと云うのを傷口に塗り乾いたところでバンドエイドを貼る。
治療が終わってイソジンの箱を見ると口内炎の薬で水で薄めて使うと書いてある、成分はヨウ素と書いてあるのでまんざら大きな間違いではなかったと納得する。 そういえば赤チンと思って何回か使ってしまった事があるこれを機会に正規のものを買って置くことにする。
バンドエイドを貼った出腹は以外にも愛嬌があって可愛いもの、 縦に張ったり横に貼ったりして楽しんじゃってます。


冥土のみやげ

2015-07-27 | 日記

人出は少ないと思い公園の改札を出てみると夏日の照り返しのなか結構賑やかに人が行き交ってる、 国立博物館を左に曲がると人影はまばらになって公園のハズレにある芸大美術館に着くいたら汗だく。 暑さしのぎに見てやろうと思ってた 「うらめしやー冥土のみやげ展」の入場券を購入。 展示室は混んでいて前半はオデコの汗を拭きながら見ていて中盤になってやっと汗が止まる。 夏場の鑑賞は汗が気になる事があるのでロビーで汗を引っ込めてから展示室に入るのがお勧めである。

        

       入場券とポスター

幽霊には足がないと云われるように殆どの絵には足がないのと 女性ばかりで男はいない。 顔がひん曲がった恐ろしい絵があるけど 大体が寂しい表情の美人。 混雑してる会場では あまり恐いとは感じなくて中には 枕元に出て来てもいゝ様な色っぽい幽霊もいる。
幽霊の決まり文句に 「冥土のみやげに恨み晴らさで、、」てのがある、  惚れた男に恨みを抱いて化けて出るケースが多いようだ。 俺の場合はモテないので恨まれる要素がなくて安全だけど 何故か人生つまらなくしてるみたい。


キャップ

2015-07-26 | 日記

水代わりにウーロン茶を飲んでいて 2L入りを購入し 口飲みするために0.5Lのボトルに入れ代えて冷蔵庫に保管。 2Lはサントリー烏龍茶か煌烏龍茶を買うことが多くて  0.5Lの方は緑茶だったり おーいお茶だったりで色々である。
2Lから0.5Lに移す際に心がけてるのは 元のキャップに戻す事である。  キャップはどのメーカーでも共通の様であるけど微妙に差があって他社のを使用すると緩かったり 根元できつくなったりする。 ためしに逆さまにしてみても洩れる事はない、 しかし装着されてた物でないと気持ちが収まらないものである。

      

     「酒井雄哉」、 本の表紙から描きました

キャップに印刷があると区別できる。 しかし2L、0.5Lが同メーカーの場合 元の装着ボトルに戻すのに解りづらくなるので キャップの置く位置を覚えておいて元に戻すようにしてる、 しかしどちらが付いてたか解らなくなってしまうことがしばしばで夏場はこの作業が多くて悩みの種。
いつもウーロン茶2Lを買ってるけど 爽健美茶を買ってみたらボトルのプラスチックが薄くて掴むとひどく凹むので頼りない、 伊藤園の麦茶を買ってみたらこらは肉厚でシッカリとしたボトルで使い勝手が良い。 この差はどこから来るのだろうか。
0.5Lの十六茶のボトルから飲もうとしたら爽健美茶のキャップが乗っかってる。 充分に注意してるつもりだけどうしてこんな事になってしまったのか 口飲みする度に気になってしまう。


生命維持装置

2015-07-24 | 日記

新聞の週間テレビ番組は殆どみないけど こないだ今週のお勧め映画の記事を見つけ 数本の映画が紹介されてる。 なかにイーストウッド監督のミリオンダラーベイビーというのが写真入りで載っている。 イーストウッドはローハイド、マカロニウェスタン、ダーティーハリーと我々の時代を追って楽しませてくれた身近な映画スター、 彼が監督する作品で見たかった作品の一つで録画する事にする。 
BSプレミアムという局での放映とある。 この局を知るのは初めてで録画機の番組表に表示されるか心配しながらリモコンをいじったら目出度く出てきました。

      

      映画「ミリオンダラーベイビー」から描きました

ボクシング映画の打ち合いシーンは 格好良さを演出するため顔がゆがむ凄いパンチの受けあいの出し合いで めちゃめちゃやられていても逆転でノックアウトしてしまう。 この映画は女子ボクシングの映画と聞いていてどんな打ち合いをするかと思ってたら 一発で気絶 痙攣する凄いパンチで主演の強さを演出する、 しかし物語りは格好いいものではない。 後半 反則を受け全身不随となったあと 家族の嫌な仕打ち それに日本人には解りづらい宗教の事など出てくる。 ラストではイーストウッドが 人工呼吸器の管を外し病室を出て行き それからの行方知らずとなる。  生命維持装置をつけて苦しんでいる親愛なる人から 死なせてくれるよう頼まれたらどうするか 映画を見ていてイースドウッドを支持してしまったけど いけないと云う人の方が大半だと評論に出てました。