上野駅公園口の改札はおしくら饅頭状態の混みようで、やっと改札口を出て東京都美術館に向ってると桜は見頃。
「奇想の系譜展」には長時間並ぶ覚悟で来てみたら15分待ちの列で二人づつ並んで待つ。 前列の小型のキャリーバッグを持ったオヤジは列が進むのをお構いなく下を向いてスマホをいじっていいて、自分のタイミングのいいところで歩を進めるけど 身体だけそっぽに移動して置き去りにしたバッグを取りにまた戻ると云う動作を繰り返えす。 早く詰めろと言いたい所だけど言えないのでイライラする。
65才割引のある方は証明できるのを用意してとの放送があって 窓口に近づきポケットから免許証を出してると 前のオヤジも片手に持っている、 俺と同じ爺さんじゃないか スマホなんかに夢中になってんじゃネーヨ と言いたいところだ。
黒門の桜が綺麗に咲いていた
会場は普通の込み具合で 後ろから眺めて隙間が出来ると割り込んで列に入るという流れで見て行く。
江戸の絵を鑑賞して思ったのは、顔の感情が豊かでドーダという具合に描かれ それに手足の表情も顔以上に面白い表現をしている。 ごつい足の形や指の踏ん張り具合、爪の鋭さ 手の指の反り具合 見ていて楽しくなる。
子供の頃 手の指がどの位い反るかと比べっこをやったもで 自分のは全く反らずに真直ぐ伸びたままで何時も最下位だったのを思い出す。 しかし掴む動作には問題なく今でも出来て長いこと頑張ってくれてありがとうという感じだ。
美術館を出て自由の女神はどうなってるかと行ってみたら撤去されており 土が剥き出しで殺風景だ、黒門の方に目をやると桜が綺麗に咲いていた。