流しの下
酒瓶を取り出すので台所の流しの下を覗いて思い出したことがある。
流しの下には一升瓶がいくつか置いてあったもので 今は見当たらなくなってしまった事だ。
日本酒の一升瓶は五合瓶になってるし 醤油に関しては瓶でなくてプラスチックが使われサイズも半分。
代わりに置いてあるのはウーロン茶、災害用の天然水などが居座る様になっている。
スーパーの日本酒のコーナーで気になっていた一升瓶の並びをみたら何時も900mlで買ってる物が容積で見ると2割ぐらい安くなっている。 流しの下が寂しいと思っていたところだしお得なので次はこれにする事に決めた。
映画「ネバタ・スミス」からスチーブ・マックイーン
以前は一升瓶を買うと丁度良い袋を無料で提供してくれたものだが 今はそのサービスが無くなってしまった。 購入する予行練習として大きめのエコバッグを持参してスーパーの一升瓶のコーナーに寄る。
とりあえず収納サイズの確認をするわけだがバッグに入れる動作は万引きと勘違いされる恐れがある。 誰も見てないのをキョロキョロと確認しながらバッグに入れてみたら案の定 頭が飛び出してしまう。 このまま近所を歩いてると恥ずかしいので購入を断念した。
サイズが解ったので何かないかと探したら丁度良いナップザックが見つかって、持参してなんとか購入してきた。 これで流しの下に一升瓶が戻って元の眺めに戻る事が出来た。
寄る年波と食道がんの治療中の事も有り晩酌は内臓脂肪を削減するというノンアルコールビールの後に日本酒をお猪口で3杯を時間をかけて飲むようにしている、この一升瓶を飲み干すには相当時間が掛かりそうだ。