黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

口内調味

2015-08-31 | 日記

夏の暑い日、 口に氷を頬張りガリガリと噛んだ後にヤクルトを口に入れ氷と掻きまわすと冷えた乳酸菌が口の中に広がって実に爽やか、 口の中を収縮し楽しんでから 汁分を吸い込み喉でも冷たさを楽しむ。 この動作を数回繰り返すと氷が解けて無くなると同時にヤクルトの一本が空になる。 ここの所涼しくなってこの方法が有効に機能しなくなってしまうのは早すぎて寂いしだい。
口の中で味を作るのは口内調味と云われ日本独特の文化だそうで、 ご飯には味がないのでおかずを一緒に口に含ん味付けをする方法を取っいて 自分も毎食やっていてるみたいだ。

      

    映画「キューポラのある街」から吉永小百合、浜田光夫

口内調味は日常やっていてどんなものか気にする事はないので改めて確かめてみた。
まずご飯を口に入れ数回噛んでから ワカサギの佃煮を口に含んでモグモグやると 佃煮の味がご飯と交じり適度な塩味が出来上がる、更に味噌汁を混ぜてやるとオジヤが出来上がり2度 美味さを味わえる。 
先に佃煮を口に入れてからご飯を入れてみる。 悪くは無いけど佃煮を口に入れたとたんにお茶を飲みたくなるので ご飯がお茶代わりになった感じになる、したがっ 先にオカズを口に入れるのが正解である。
その後に 納豆をご飯に乗っけてたべたけど この食べ方は何という名称なのか 解からない。


ガラパゴス化

2015-08-29 | 日記

NHK番組 100分で名著でダーウィン「種の起源」を取りあげていた。
子供の頃 頭で念じる事により何世代も経つと進化し実現すると聞いたけど これは間違いで自然淘汰により進化すると解説がある、 道理で少しでも男前になろうと念じたけど全く効果がなかった原因が解かった。
ダーウィンといえばガラパゴス諸島。 イグアナ、ゾウガメなど島ごとに進化した生物を思い浮かべる事になる。
最近になり 日本のガラパゴス化という言葉が生まれて 自分も数ヶ月前にガラ携を買い替えました。 お財布、ワンセグとか色々と出来るけど 使ったことがない、 前の携帯には万歩計が付いていて重宝してたけど省略されてしまってる。 こういうのは退化ではないか。

        

         尾崎紀世彦とマルシア

ガラパゴス化は飲食にも進んでいて 昔なかった焼酎をウーロン茶で割るウーロンハイが浸透して ビールでの乾杯の後に飲む人が多い、なかには梅干をいれてグチャグチャにつぶして飲んだりする。 つい最近 チュウハイのウコン割りってのが出現したけど二日酔い防止になるとは思えない。
居酒屋の酒類はまだまだ進化するだろうけどホッピーなどの古いのも淘汰されずに残ってる、 在庫管理が面倒になるけどバラエテーが広がって楽しめる、ガラパゴス化も悪くはないと思うんだけど


頭上のゴォーという電車

2015-08-27 | 日記

上野駅で降り 不忍口に向かうと途中 ガード下の居酒屋で有名な「大統領」の看板を見つける。 最近まで見た事がなかったので 駅構内に支店でも出来たのかと思ったけど店はなくて案内看板であった。 アド街などテレビで取り上げられてだいぶ繁盛してる様である。
待ち合わせ時間があるので 不忍池に寄ってみる。 池は全面蓮の葉で覆われて見ごたえのある風景だ、 けど花の見ごろは早朝で 今は夕方なので萎れてしまってる。 所々にある若いつぼみはしっかりとして生気を感じられる。 萎れた花も早朝には美しく咲いてたと思う、 自分も今では萎れ顔になってしまったけど 其れなりのお肌の時代もあったということだ。

  

 

 大統領の看板と本店(上)    不忍池と「駅伝の歴史ここに始まる」の看板 (下)

友人達と落ち合いアメ横の飲み屋街をぶらぶらと歩く。 畳敷き広間の居酒屋は殆どなくなっていて 皆 無口になり夢中でつついた毛ガニの事など思い出す。 
さくら水産の看板をみつけ狭い階段を登って入っていく。 このチエン店 どこも広めの作りだけど ここはガード下で広さはないけど上手くテーブルが配置されていて 少しだけ窮屈という感じ、しかし天井が低いのはどうにもならない。 電車の音が気になるかと思ったら殆ど気が付かなかった、昔は頭上のゴォーという電車の音で話が途絶えたものだけど 遮音技術がだいぶ進んだみたいだ。 注文方法は最近の端末発注式で手間取りながら入力する、店は空いていて店員は余裕なのに変な感じである。


手数料目当て

2015-08-25 | 日記

少しばかり株をやっていて 買うと下がるし 売れば上がるという下手の見本みたいで やっと損を挽回したと思ったら ここのところの中国発の株安で損害を被ってしまった。 これからは ご飯とタクアン数切れで生きていかなくてはと思ってしまう。
昔から染み付いた安上がりな生活、 年金で何とかやっていけるし 先は短いので蓄えた金は楽しく使うもの 貯めるのはバカみたいと思う。 しかし何故か余禄の金の誘惑と一喜一憂す面白さに負けてつい手を出してしまう。 それに実践的な社会勉強にもなるのでね。

      

          「占い師」のスケッチです

株式業界の記事は手数料稼ぎのためで いつでも買い時。 上昇してる時はマダマダ上がると盛り立て買わせるし、下がってる時は反発銘柄があるよと言って買わせようとする。 まあ商売だからしょうがないけど。
ヤフーファイナンスをみると大幅な値下がりが続いてるのに買い銘柄を紹介していて 下覧にフェイスブックがあって 天気予報よりあたらねーとか プロとして恥ずかしくネーのか てな記事を載せてるのは 正直なサイトではある、 しかしあたらねーよね。
ネット証券からも毎日数本の買い物の紹介のメールがはいって、 リバウンド銘柄、この局面での狙い目 ってな紹介で 手数料目当てで品目をぶつけてくる。 客に儲けさせたい気があるかと疑問に思ってしまう。
今日も700円の大幅下落で トホホ、、!


バカに高くなった

2015-08-24 | 日記

惣菜屋に鯖の煮つけが並んでいる、 ここのところ肉系統が多かったので 買ってみる。
夕食時に改めてパックをみると鯖にしては長細い格好をしてる、 表示をみたらサンマの煮付けとなってた。 鯖もサンマもごちゃ混ぜに陳列されてた模様で 小振りなのを選んだ結果サンマとなってしまった。
サンマの煮たのは食べたことがないので どんなものかとパックのままチンをする。 骨まで食べられるとの表示があり 小骨は気にならずに食べられ 中骨も柔らかくて食べ易く 骨の感じがしない。
しかし焼きたてのサンマに醤油をかける時のジューという音、 腹に箸を入れ割る時の臭いや湯気 、小骨取などの作業終えて大根おろしをからめて口に入れる楽しさ味わいは格別で 煮つけより数段上である。

          

     ヴァン・ダイク「カール5世の騎馬肖像」のスケッチです

日本のサンマ漁は近海で行われてるけど 近年中国でもサンマが人気で 日本に回遊途上の公海上で大量に捕獲してしまうのが高値の原因とテレビでやっていて、 スーパーの売り場を覗くと 一匹 240円の表示。 普通100円位いなのにバカに高くなったものだ。 
レジ近くのワゴンに100円缶詰が山になっている、 なかにサンマの蒲焼缶が交じってたので2個ばかり籠に入れました、 缶詰でもバカに出来なくて何度も食べたけど 惣菜の煮付けより旨いのは確かである。