もう直ぐ12月、 商店街ではクリスマスの電飾で街路樹がビカビカに輝いていてそろそろジングルベルのメロディーが流れて来るかと思いきやまだ流れてこない 12月に入るのを待っているみたいだ。
いつものスーパーにおかずを買いにとマンションのロビーに出るとクリスマスツリーの飾り付けの最中、
2m以上あるツリーでよく見かける爺さんが脚立に乗って作業中、 周りを囲む野次馬もやはり70過ぎの爺さんばかり10名ほど。
脚立の爺さんに向かってソコだとリボンが見えない、いやもう少し上でないとこちらから見えないとか周りがうるさいのでなかなか作業が進まないみたいだ。
映画「復讐の用心棒」からジュリアーノジェンマ、ウィリアムバーガー
オカズを買いにスーパーをブラブラしてたら早いもので正月の松飾や鏡餅など売っていて釣られて角餅を籠に、ついでにマスク30枚入りも籠に入れる。
おかずも買い入れてから再びマンションのロビーに戻ると先ほどの調子で野次馬の爺さん連中がうるさいので作業はまだまだかかる様子。
部屋に戻ってから先ほどのサトウの切り餅を昼飯替わりにとトースターで焼いて膨れ上がるのを見てから取り出す、
海苔と醤油で口に入れて、一年ぶりなので期待してたけど何時も通りで特別の事は感じなかった。
我々が子供の頃には練炭火鉢で手をあぶりながら膨れ上がりはまだかと心待ちにしてた時代と比べ 今はエアコンで部屋は暖かいしトースターでチンを待つのは味もそっけもないものだ。
毎年 今頃になると同じ事の繰り返し、 老人ホームを考える歳だけど ホームに入るとどうなるのか 心配な年頃なのである。