旅行には滅多にいかない事もあり適当なバッグがなくて 事務カバンとスケッチバッグを使い入院の荷造りをする。
病院のリストに箸、湯飲み茶碗を持参とか載ってる、 こんな物サービスがあってもいいと思うんだけど しょうがないので百均で揃えることにし行って見ると湯飲みは1種類しかなくて デカイ筆文字で「日常五心」という言葉が次のように描かれてる。
「有難う」と言う感謝の心
「すみません」と言う反省の心
「おかげ様」と言う謙虚な心
「私がします」と言う奉仕のの心
「はい」と言う素直な心
病室で目立つのでどうしようかと思ったけど 全然出来てない事だし 治療がてら100円で精神修行もしてしまおうと購入する。 退院するときは身も心も綺麗になってるといいんだけど。
映画「テキサスの5人の仲間」からヘンリー・ホンダ(中央)
渡された用紙に記入していて最後に残ったのは入院問診票の中の一項目、一日の排尿回数。 歳相応な頻尿であるが退屈な時ほど気になりだし たいして溜まってもないのにトイレに入ってしまう。 条件によって違うけど思い切って少なめに記入してしまう。 大部屋に入るつもりだけど出来ればトイレ側に入りたいもの この辺は飲み屋の座席取りと同様である。
入院はいよいよ明日30日、順調で一週間の予定。 自覚症状はなくても 事前に解るのは内視鏡とか道具の進化のお陰。 内科医は今回の内視鏡治療で大丈夫でしょう言ってくれたけど 外科医にはダメな場合もあるので胃を切除する場合もあると言われてしまった。 お任せしますと答えてしまったけど是非とも順調コースでお願いしいところである。
読み直そうと買って放って置いた 我輩は猫である を荷物に入れといた。 病気も楽しめと書いてたエッセイを思い出すけどそんな域には達してない。 明日からは我慢の日で退院は12月、 仲間と一杯飲めるのを目標に入院生活を送ることになる。