歳相応
友人の知り合いが 芝居に出ると云うので池袋で待ち合わせ。
東口なのでサンシャインの小劇場だと思ったら雑司が谷方向に7分ほど歩いた所の池袋シアターグリーンという劇場。 3つの小劇場を備えていて入ったのはその中で一番狭い80席ぐらいのがお目当ての場所で後ろのから2番目の列に案内される。折り畳みの椅子なので観劇中に後ろに寄りかかってると背中が痛くなる。
始まる前にトイレをと行ったら男女共用のトイレが一箇所だけで用を足してたら何度もドンドンとドアを叩かれ ウルセーナーと出てみたら友人でその後ろに女性が3人並んでいた。
映画「シャイアン」からリチャード・ウイドマーク、キャロル・ベイカー
この劇団は平均年齢65才の演劇クラブで出し物はなんとシェークスピアの「夏の夜の夢」、シェークスピアと聞いただけで敷居が高い。 始めのうちはルネッサンス時代の脚本口調でやられて堅苦しくて良く解らない。それを知ってか たまに冗談を入れたり途中で西郷輝彦のヤングマンを入れたりでやっと中に入っていけた。
定年退職後の爺さんやバーサンがシェークスピアを猛練習をして成果を知り合いに見て貰うのは結構な事でボケ防止にもなる。 慾を言えば10代20代の役柄には違和感があるしバーサンの妖精役にはどうもね てな感じ、テレビの3匹のオッサンみたいな歳相応な芝居にしたほうがいいと思うんだけどね。