黄昏のガンマン

ガンマンはとうにリタイヤ
節々は痛むし物忘れが頻発して今は街外れの小屋で自炊暮らし
ダラダラと過ごす毎日だ。

歳相応

2018-04-30 | 日記

友人の知り合いが 芝居に出ると云うので池袋で待ち合わせ。
東口なのでサンシャインの小劇場だと思ったら雑司が谷方向に7分ほど歩いた所の池袋シアターグリーンという劇場。 3つの小劇場を備えていて入ったのはその中で一番狭い80席ぐらいのがお目当ての場所で後ろのから2番目の列に案内される。折り畳みの椅子なので観劇中に後ろに寄りかかってると背中が痛くなる。
始まる前にトイレをと行ったら男女共用のトイレが一箇所だけで用を足してたら何度もドンドンとドアを叩かれ ウルセーナーと出てみたら友人でその後ろに女性が3人並んでいた。

      

    映画「シャイアン」からリチャード・ウイドマーク、キャロル・ベイカー

この劇団は平均年齢65才の演劇クラブで出し物はなんとシェークスピアの「夏の夜の夢」、シェークスピアと聞いただけで敷居が高い。 始めのうちはルネッサンス時代の脚本口調でやられて堅苦しくて良く解らない。それを知ってか たまに冗談を入れたり途中で西郷輝彦のヤングマンを入れたりでやっと中に入っていけた。
定年退職後の爺さんやバーサンがシェークスピアを猛練習をして成果を知り合いに見て貰うのは結構な事でボケ防止にもなる。 慾を言えば10代20代の役柄には違和感があるしバーサンの妖精役にはどうもね てな感じ、テレビの3匹のオッサンみたいな歳相応な芝居にしたほうがいいと思うんだけどね。 


写真は禁止に

2018-04-26 | 日記

昼過ぎの電車に乗り込むと中央の座席が空いていてちょこんと座ると周りはスマホの連中ばり、目をつむって寝ようとしたけど気になって居眠りも出来ない。ボケーットして座ってると隣の人が降りていく。 いくつか駅が過ぎたけど誰も空い席た座ってくれない、駅に着くたびに期待するのだが動きのあるのは端の席ばかりで、とうとう乃木坂駅に着くまで誰も座ってくれなかった。 風体の悪い嫌な感じの人が座ってる なんて思わたのか気になってしょうがない。
少し前に見たテレビ「天才画家の肖像モネ」で幅4mの睡蓮の絵が紹介され 今開催されてる「至上の印象派展」に出品されている、とやっていたので久し振りに乃木坂の国立新美術館に行ってみた。

  

   睡蓮の展示室と休憩所

目当ての睡蓮の絵は最後の展示室に飾ってあって人だかり、 写真はOKみたいでやたらスマホの画面だらけで 中には彼女を撮ってる輩もいる。 自分もお仲間に入ったけど名画の鑑賞という気分にはななれず ボーッと霞んだ絵があったと云う程度の印象しか残らない。 写真は禁止にしないといけない。
帰りの乃木坂駅でベンチに座って電車を待ってると ここのところ便秘気味でガスが溜まって我慢出来ない状態になる。 周りに人がいないのを確認してかドカンと音を立て気持ち良く放出、 ところが気配を感じて後ろをみたら真後ろに女性が座ってるではないか! 恥ずかしくて穴があったら入りたい思い、 これってセクハラじゃないよね。


他人に迷惑をかける

2018-04-23 | 日記

冷蔵庫を空けたのに何を取り出そうとしたか忘れて考え込むのは序の口で 冷凍室に仕舞うべき冷凍食品のシュウマイ、枝豆を野菜室に入れてしまったり。こないだは散歩の帰りに買い物をしようと出かけたけど何にも買わずに帰ってしまいガックリしてまた出直すはめに、こんな事を仕出かす度に大丈夫かいなと心配になる。
テレビで ボケが進むと万引きをしたり、大声で叫んだり、うんこを所構わずしたり 投げつけたりするとやっていた。 これは人間界のマナーと決めつけられたものを生涯守り続けてきたウップンをボケによって解き放つ現象と思われる。

   

    「ストラビンスキー」パソコンから描きました

とはいえうんこを投げつけたりして他人に迷惑をかける様になるのは嫌なので かかりつけの医者に行った際にこの辺のところを相談してしてみたら 簡単なテストをするといわれる。
まずは100引く7の答えはと聞かれ直ぐに93と答えられるが 昔から頭が鈍いので次ぎの7引がなかなか出てこなくてやっと答える、このへんは免許更新の時にやられた認知症の検査と同じだ。次に日本の総理大臣はアメリカの大統領はと聞かれて この辺は楽勝で答えられる。 結果は問題ないみたいだけど今日きた患者で問題ある人が2人いたと言われた、 これから自分にも可能性は充分にあるけど そうなったら如何していいか解らない。
診察が終わってドアを開けて出ようとしたらちょいと待ってと言われて振り向いたら 酒がボケを進ませるので止めたほうがいいと言われてしまった。 難しい問題であるが今のところ現状を維持してる状況だ。


最後の仕上げ

2018-04-19 | 日記

駅の側に立ち食いの富士ソバが開店した
巣鴨や御徒町とかアチコチの富士ソバに入った事があるけど大体が駅から20mは離れていて今度開店した金町の店は駅中ではないがベッタリと駅に張り付いている。ウインドウに飾ってあるサンプルはケバくてどうも旨そうには見えない、中を覗くと腰掛が並んでいて立ちではなく座りになっている。 聞くところによると座りにすると女性客も利用するようになるみたいだ。
案の定 駅前を通ると女性が店から出てきた、釣られた訳ではないけど外の自販機で冷やしたぬき390円の食券を買って中に入る。

      

         水彩画教室で描きました

中に入ると先ほどの女性で終わったみたいで 女性はゼロで男ばかり。
ソバで と言って食券を出すと271番で呼びますと言われて半券を渡され 見ると番号が事前に印刷されている。食券の購入と同時に番号化された人間になるとは まるで囚人扱いではないか、旧来のやり方で タヌキ蕎麦上がり と 呼んで欲しい、せめて番号札ぐらいにしてもらいたいものだ。
カウンターから出来上がったソバを受け取り中身を見たら揚げ玉は天カスでは無くてうどん粉で作った物、 案の定 味やカリット感がなく期待はずれ、ソバとの絡みもなく汁に浮いてる状態でその上 汁がしょっぱくていけない。 冷やしタヌキの良い物は ソバを食べた後に残った天カスとエキスを吸い込んだ汁をヅルっとすゝるのを楽しみにしながら食べる一品、これではしょっぱくてすゝれない。 最後の仕上げ すゝりが出来なくて期待はずれ。
この店のお勧めは春菊天だと聞く、こんど入ったらこれに期待したい。


酒のツマミ

2018-04-16 | 日記

鯖の水煮の缶詰は体に良いと聞いたので常に晩飯のメインディッシュにしていて その前に頂く晩酌の肴には 枝豆、お摘みチーズ ジャーキー、佃煮、お新香、ワサビ、カマボコ等と一人暮らしでも結構賑やかで贅沢なもの。
それと最近加わった物が「炙り小あじ」との商品名でお頭無しで体調7センチぐらいのアジを炙った物が15匹位がパックされていて、喰いちぎる感覚、噛み締める具合が心地良いしアジというだけあって納得の味。 酒の肴には持って来いで毎晩2匹を食べる様になると前述に羅列した肴のどれかを余してしまう状況となってるところである。
近くにあるスーパーには置いてなくて少し離れたヨーカ堂までわざわざ買いに行く、これ一点だけ買うのはケチな人と思われるのが嫌でつい余計な物を買ってしまう事になるものだ 

     

   映画「ガントレット」からクリント・イーストウッド、ソンドラ・ロック

先週の花見の帰りにアメ横の二木の菓子に寄ってみたら前述のアジの炙り焼きが置いてあって その近くにあった「焼き豆ハギ」と「ハギ浜焼」が珍しいので買ってみた。
焼き豆ハギはアジと同じ様な大きさのカワハギで 比べてみると平べったいので喰いちぎる感覚、噛み締め具合、味、どれをとっても劣ってる。 ハギ浜焼のほうはウマヅラハギを紙みたいに薄くスライスした2.5×20センチぐらいのペタンコなもので、甘ったるい味付けで喰いちぎった後に指先がベトベトとして後始末が面倒でどうもいけない、完食するまで暫らくかかりそうだ。 こんど二木に寄ったら隣にあったシロギスの焼いたのを試したいと思ってるところである。