窓越しにタンポポの綿が風に揺られて 暫らくの間ベランダ上をふわりと漂っていてるのを好ましく見てました。 これから自分もこの様に風に任せて生きて行ってみたいとつくづく思ってしまう。
列子は風に乗って5日間も飛んでることが出来るので あくせくせず素晴らしいと言う、しかし、風に頼ることで飛べるわけだから その辺のところ未熟である と荘子が言った。 と NHK講座テキストにありました。
この辺になると難しくて解らなくなるけど。 タンポポは自分で飛ぼうと思って飛んでないのが偉いところではないか。
コロー「モルトフォンテーヌの思い出」の模写です
映画「ゼロの未来」を見てきました。 宇宙が渦巻いてる映像がしばしば出てきて ラストではカオスとか混沌という言葉が出てきて 主人公がこの中に入っていく映像が映し出される。
始まりのシーンは主人公が素っ裸でコンピューターを使ってる 裸の意味を考えるのも面白い。
「ゼロの定義」 を解読し人生の意味を見つけるのが彼の仕事。 仕事場は焼けた教会のなかという設定は皮肉っぽい。 苦悩の末に解ったのが老荘の無為の世界と思われる。 この主人公 俺に似た頭の禿げた独り者、 彼女が出来たのは似てないけど、 フアンになってしまった。
この監督は 何回も日本にきて 比叡山を登るそうだ。