昨年、休日にぶらぶら町歩きをしている際に、ふと目について入館したのが、
神戸市立博物館での特別展でした。
タイトルは、「和田岬砲台史跡指定100年記念 大阪湾の防備と台場展」。
何を見たかはすっかり忘却のかなたで、かすかに覚えているのが、
東京のお台場という地名が、砲台の置かれた場所からきたということぐらい。
忘れたころに、実際の砲台を見学するチャンスが巡ってきました。
神戸の和田岬にある「和田岬砲台」の見学会。
定員の20名は、あっという間に満席となり、
キャンセル待ちのお客様も多数出るなか当日を迎えました。
砲台は現在、三菱重工業さんの敷地内にあり、撮影は不可でしたが、
見るものすべて珍しく、工場歩き？を楽しみました。
砲台の内部のみ撮影ＯＫで、撮ったのがこちら。
発射後、非常に熱くなる砲台を冷ますためにということで、
下には井戸が掘られています。
勝海舟の設計のもと、1864年に完成した和田岬砲台でしたが、
その後、開国を迎えたため、実際に使用されることのないまま歴史上の役目を終えます。
芸術的ともいえる堅牢なつくりで、こうして今に残されていること、
そして貴重な史跡として、見学の機会を設けてくださっていることに大感謝の見学会でした。
次回のおすすめツアーは…
■和束の茶畑
■日程 6月2日(木)
■集合 JR木津駅改札口10:30
■料金 11,800円
皆さまのご参加をお待ちしております。
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