銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ラヒホ企画は90代花盛り!

2023年08月29日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

ご自宅へ送迎付きのバリアフリー旅行〝ラヒホ旅行〟は、

本日、甲陽園にある『日本料理子孫』さんへお邪魔しました。

季節を替えて何度でも行きたくなるお店と、毎回好評いただき、

今日で何度目かの訪問になりました。

ところで今回は、久しぶりに銀のステッキに初参加の方がありました。

ご家族の方には『足の具合など身体面で気をつけること、

ご自宅の戸締まりはお一人で大丈夫か』など、質問させて頂きました。 

プラスお酒好きなことも伺いました。

お席で、新メンバーをご紹介させて頂くと、

『すぐに忘れるから、名札とかないの?』と、聞かれましたが、

私たちには、不要です。

初めましてでも、お久しぶりでも、全く問題なく、一期一会。

『今日のこの場は、私が記憶しておきますからご心配なく』

と、伝えながら私が、一番覚えが悪い、、、困ったことです。

さて、お食事の席では…

『私、昭和4年生まれ、あなたもよね』

『貴方は?』から始まって、すぐに

『私ら90代トリオやね〜』

乾杯を繰り返しながら初参加の方が盛り上げてくださいました。

戦前の学生時代の話から戦時中、そして、娘時代…

一体いつの話か私には分からなくなりましたが、

皆さまがそれぞれに楽しそうで、

さらに昔?住んでいた地域が近いことが分かると、

話はまたまた盛り上がっていました。

お帰りの車の中で、初参加のお客様が、

『皆さん良い人ですね。喋りやすいし、お話も尽きないし、お酒も飲めるし、

家まで送ってくれるし!何より楽しかった』と、嬉しい感想を頂きました。

もちろんお腹も満たされて、ご自宅まではウトウト。

初めてご参加くださったお客様の笑顔が印象的な本日のラヒホでした。

ありがとうございました。

どどーーんよ花火が上がりました!

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銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
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九州で「水」をめぐる旅

2023年08月28日 | Hの生きる喜び、それは

「水」をめぐる旅と題して、訪ねたのは九州

長年、どうしても見たい風景がありました
それをつなぎ合わせていくと、
不思議と同じエリアに集まっていたのでした

熊本県上益城郡山都町

日本最大級の石造りアーチ水路橋「通潤橋」

この見事な曲線、建築美、これだけでも素晴らしいですが
この水路橋ができたのはなんと江戸時代初期
農業用水を送るために建築されました

2016年の熊本地震、2018年の豪雨災害を受けてしばらく止まっていましたが、
2020年にようやく放水が再開

日時指定なので、放水が行われる日と時間(1日1回15分のみ)にあわせて訪ね、
今か今かと、放水を待ち、そしてその瞬間を見届けました!

やっとこの風景を皆さまと見上げることができて、感無量でした
(何度も計画しては挫折してきたので…)

続いての「水」の風景は、ダム、、、ん、ダム!?
どうやらこのダム、ダム業界では大変有名で
”日本一美しいダム””森の貴婦人”などと呼ばれているそう

大分県豊後竹田市にある「白水ダム」
「この先にほんまにあんの?」「この道大丈夫?」
と、全員を不安にさせながら細い山道をぐねぐね走った先に見えてきたのが、、、

どうでしょう
白いレースをまとったような、この優雅なダム

旅終わりには「期待してなかったけど、今回の旅で白水ダムがピカイチでした」

とお客様に言わしめた、山深くに現れる白水ダムでした

続いての「水」の風景は、豊後大野市の”東洋のナイアガラ”と呼ばれる原尻の滝


こちらはちょっと水量不足?だったかもしれませんが、
それが自然というものです

予定していたのはこの3ヶ所でしたが
旅をしながら他にも幾つもの「水」の風景に出会いました

つい先日の、全線開通のニュースが新しい「南阿蘇鉄道」

熊本地震で大きな被害を受け、途中で折り返し運転をしていましたが
7年ぶりに、7月に念願の全線開通を成し遂げました

事前予約制のかわいいトロッコ
南阿蘇の大パノラマの中を走り抜け、
途中のダイナミックな渓谷美を見下ろしながら約1時間の列車旅を楽しみました

もちろん、鉄印もバッチリです

続いては、湧水のさと、南阿蘇の白川水源
この水はまさに、阿蘇のめぐみです

最後は、やっぱり旅はコレ

日本でもめずらしい炭酸泉の温泉

大分県長湯温泉大丸旅館と、ラムネ温泉館

身体中が銀色の泡につつまれる、夢のような温泉
まさに夢心地、、、ごちそうさまでした

 

水をめぐりながら、最後は強引に温泉につなげましたが、
途中で出会った、美味しい土地のお食事と、

(竹田が全国8割の生産量をほこる、さふらんごはん)

(最後まで手を振ってくれたお店の方、ごちそうさま)

水のように澄んだ心の方々との出会い、

なんだか副産物がたくさんあった、3日間の旅でした

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今年の大会提供花火は・・・ムソルグスキー「展覧会の絵」

2023年08月24日 | のほほん同志Aの日常

2,3日前のこと。
鶴岡・赤川の花火のツアーから帰ってきて、
その間に溜まった3日分の新聞をまとめ読みしていたら・・

あっ

声が出ました。

「秋田の花火師 ウクライナ思い」

そんな見出しとともに、夕刊(8月19日付朝日新聞)で紹介されていたのは、
柔和な笑顔がなつかしい今野義和さん。
秋田・大曲の花火師さんです。




自身の花火師人生の道しるべになった言葉として、
「空に壁はない」を挙げておられました。

空に壁はない。

記事によると、この言葉に今野さんが出会ったのは、まだ花火師1年目だったとき。
ベルリン市政750周年を祝う祭典に、日本の花火師20人が招かれ、父に代わって渡欧。
1987年、東西ドイツ統一前の西ベルリンでした。

「地上には壁があるが、空には壁はない。
 西の方も東の方も日本の花火を楽しんでください」

花火団の団長による打上げ前日の挨拶は、
翌朝の地元新聞トップで紹介され、大反響を呼んだそうです。

それから30年あまり。

花火玉をつくる際に必要な、たくさんの火薬。
火薬は人をあやめることも、感動させる道具にもなる。
花火師である自分になにができるのか。

今年、そんな自問自答から生まれた花火のイメージが、

ウクライナ国花、ヒマワリの花火を
ロシアの作曲家、ムソルグスキーの組曲「展覧会の絵」にあわせて打ち上げる・・

そう締めくくられた記事を読んで、

わぁ、、さすが。
自分とこの「創造花火」のプログラムをこれでいくのかぁ
ロシア的なるものすべて腫れ物みたいに敬遠される今、ちょっと冒険?
・・なんて思ったりしていました。

でもでも、全然、わかっていませんでした。

明日からツアーが出発する「大曲の花火」。
先ほどからせっせと準備するなかで、公式プログラムを改めて開き、身震いがしました。



ウクライナのひまわりと、ロシアのムソルグスキーによる組曲「展覧会の絵」。

自社のプラグラムではなく、
なんとなんと、大会の顔である「大会提供花火」のテーマだったんですね!!!

そういえば「展覧会の絵」って、たしかどこかにあったはず…と
ごそごそCDを引っ張り出し、久々に聴いてみました。

哀愁を帯びたトランペットのソロ、「プロムナード」に始まり、
ロシア農奴の苦しい生活を描いたとされる重々しい響きの「牛車」、
そして壮大なフィナーレ、「キエフの大門」へ。

物語性たっぷりの音色に耳を傾けながら、大曲の人たちへの敬意がこみあげてきました。

皆さん、すごい。
この曲を「大会提供花火」に提案した今野さんだけでなく、
それを受け入れ、ともにプログラムの制作にあたったであろう大曲の他社の花火師さん、
実行委員会の方々、その周囲で大会を支えているたくさんの方々、
皆さん、ほんとうにすごい。


空に壁はない。


東西ドイツを隔てていた壁は、
ベルリンの空に大輪の花火が打ち上げられた2年後、崩壊しました。

そして、今年。

壁のない世界を願い、大曲の夜空いっぱいに打ち上げられるひまわりのメッセージ、
しかと受けとめたいと思います。


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やさしさをいっぱい詰めよう

2023年08月22日 | Hの生きる喜び、それは

ずっと、この言葉が耳の奥でこだましています

「やさしさをいっぱい詰めよう」

これは、映画のタイトルでも歌詞でも詩でもなく
あるひとりの女の子から、自然と発せられた言葉でした

今日は、宝塚の自治会さんの夏休みバス旅行
参加者は、お子様が半分
行先は、神戸でQBBチーズとグリコピアの工場見学

朝から元気いっぱいの子供たち

バスから見える風景に眼を輝かせながら
バスから降りたら、どこでも全速力で走りだす、どこへ向かって??

暑いのなんてへっちゃら
熱中症なんて、なんのその

あっちへダッシュ、こっちへダッシュ、大きな声で大笑い
全身で楽しむ姿に、勝手に親心の私は、感心しっぱなし

グリコピアの工場に到着しました

さあ、工場見学の始まり!

映像で紹介、工場の製造ラインをじっくり見学
グリコの歴史やチョコの作り方を学んで、最後に
「デジタルクッキング」なるものがありました

実際に、ではなく、デジタルでビスコやポッキーを作れるのです!
このシステム自体がすごい!と感心しているのは私だけで?
子どもたちは、サクサク操作して
自分だけのオリジナルお菓子を作っていきます

その行程のひとつ、原材料を選んで混ぜるのですが、
その原材料が5つあって

1、けんこう
2、げんき
3、おいしさ
4、あんしん
5、やさしさ

この中からどれを幾つ選んでもいいのです

私は、まあ、お年頃なので、けんこう多めで他ちょっとずつ

 (添乗員作/ポッキーくまさん)


その時、あの言葉が聞こえてきたのです

「私は、やさしさをいっぱい詰めよう」

けんこうを選んだ自分が恥ずかしく、、、
やさしさでお菓子を作る、なんて、こんなピュアなことがあるでしょうか

やさしさ、を原材料の選択肢に含めたグリコのお菓子には、
もちろんやさしさがいっぱい詰まっています

そのグリコのお菓子を食べる子どもたちにも、やさしさが伝わるのです

一日中、目をキラキラさせて、見るもの聞くものすべてに
驚き、喜び、感動し、最後はバスの中で爆睡

夏の一日を全身で楽しんだ皆さま

最後、出発地に戻ってきてバスを降りながら
子どもたちは「楽しかったーー」「ありがとう!」と
親御さんたちは「幹事さん、お疲れ様」「ありがとうございました」とねぎらいの言葉

そうか、このバスの中は、そもそも
たくさんのやさしさであふれていたのでした

現役で頑張るパンダカー

この「いちごポッキー」懐かしい

お手洗いがグリコのシンボルマーク!

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銀の杖 梅田ダンジョン

2023年08月21日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

“迷子になる”と、度々ネット上でも話題になる、

大阪の梅田地下街「梅田ダンジョン」。

タモリさんの番組でも紹介があったようです。

大阪の7つの駅を結ぶ日本一複雑と言われる地下街。

本日は、その地下迷宮(ダンジョン)の銀杖歩こう会です。

 

といいますが、添乗員の私は、とても案内できない、できない…うぅぅ。

梅田の地下?分からない、ほぼ行ったことない。

ダンジョン!?って、そもそも?ダイジョウブ?

それよりも、下見したJR大阪駅の21-24番線を目指しましょう。

新しく誕生したうめきたエリアです。

顔認証システムの改札に自動で動くホームドアが、最新で、

これも話題です。

これが気になる私は、まずはこちらに皆様をご案内しました。

駅の匂いもまだまだ出来立ての新しい香り。

歩いて歩いて、降りて、真っ直ぐ歩いて、まだまだ降りて…

ここ!動くホームドアやん!と、わいわい言いながら向かいました。

AIの案内所も。どんどんハイテク簡素化ですね。なんだか寂しいのは私だけ?

空中にタッチ??変な感じと言いながら触って見たくなりました。

私達は、顔認証されませんが、見るだけで『へぇー』、何度も声が漏れます。

あー楽しかった。

と、ここまでは、気分良く案内?して、ササッとさりげなく後ろに回り。

地下迷宮、ダンジョンへGOー!

私より地下街を知ってる皆様の後ろについて、

気になるお店と分岐点がなんども現れる通路をどんどん歩いてきました。

第2ビルで気になる『徳兵衛大明神』は、こちらの看板。

案内に従って登っていくと…??ここが地上?と思う道路へ出ました。

いえいえ、ここは駐車場だ!

えーー?そうか、第2、3、4ビルが繋がっているんですね。

それは知らなかった。

後ろに見える丸ビルは、営業終了で取り壊されるそう。

皆様と高くそびえるビルを眺めながら、汗だくになって、

暑い暑い、早く早くと、再びビルの中へ。

よく歩きました、まさに迷路でした。

さらにグングン歩いて、そろそろお昼です。

普段は一人では入らない、入れない、

またツアーでもご案内しないだろうな〜と思うお店で、

ランチタイム。

ところで本日ご参加の皆様は、梅田地下街は、歩き慣れているご様子でした。

私が、一番分かってなかった…。

ツアー終了後は、私を阪急電車まで連れて行ってくださいと、

皆様にお願いしました。

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