銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

夢の国ならば、と願います。

2019年10月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

あ、そうきましたか。

と、そういう言葉が軽々しくも出てしまいました。

 

日本各地が、予想外の天災で涙する中、

もう誰に寄り添っていいのかわかりません。

今朝飛び込んできた沖縄、首里城の火災のニュース。

 

悲しいかな、そうきたか、の言葉になった理由。

遡って。

 

つい先日、当社では沖縄行きのツアーがありました。

しかも。

企画手配した私としては、

ほとんどの方が、沖縄は何度か目の訪問で、

そもそも今回の目的は、

ニューオープンのリゾートホテルと、マングローブカヌー。

だとしたら、今更、首里城もなぁ、、、

それなのに、出発の少し前に、

「でも、沖縄本島に行くなら、やっぱりここは外せない」

何だか、そう思い直して、行程に急遽入れたのでした。

今となっては、不思議です。

 

さらに。

昨日まで、東京に行っていました。

目的は、正倉院展。

その会場で知ったですが、森鴎外が語ったという言葉、

『 夢の国 燃ゆべきものの 燃えぬ国 木の校倉の永久に立つ国』

(天平の昔から、木造の倉庫で守られている正倉院の宝物がある、

そのことがすごい。平和なこの国は素晴らしい)

その言葉の意味に、なるほどと、感心しきりで帰って来たところでした。

 

沖縄戦で、燃える首里城。

それをふたたび目の当たりにした方もあったでしょう。

 

あの戦火で焼失してから、

沖縄の皆さんにとっては復興の証でもあり、

琉球王国存在の歴史と誇りの象徴でもあったはずの首里城。

現地の方々の気持ちを思うと、やるせません。

 

思い出したことがあります。

以前、同じ頃、沖縄へ添乗したのですが、

ドライバーさんが話された具志堅用高さんのお話。

今ではバラエティ番組で人気のお茶目なコメディアン的存在。

でも彼が、沖縄本土復帰まもなく、ボクシングでタイトルを取った時、

沖縄中が歓喜に沸き、これでようやく日本に認められたと、

そう思われたそうです。

もちろん、当時も沖縄はれっきとした日本国であったにもかかわらず。

小さな身体で、大きな相手に立ち向かう具志堅さんが、

沖縄の皆さんの代弁者のようだったと話されました。

まさに、日本中が認める大スター、

それは、必然、沖縄のヒーロー誕生だったと。

 

世界遺産にもなった首里城もまた、

沖縄の方にとっての、代弁者、シンボルだったはずです。

あの激戦で焼失からの、30年にもわたる復興作業によって、

今年、ようやく完成を成した首里城。

行き場のない、心の行く先。

誰もが戸惑うこの事態。

 

「夢の国」、あれは日本の国のことと信じたい。

森鴎外のいう、木造は燃えてしまった、でも、

後世に語り継ぐのは、やはり人です。

失ってもなお、英知結集で復元させてきた日本の匠。

 

ふたたび。

これを日本各地に願う、今日この頃です。

 

それにしても、世の中は何事も帳尻合わせがあって、

結局トントンでまわっていくはず。

ならば、これは一体全体、何の試練なのでしょうか。


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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com   
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秋の自治会様のご旅行へ

2019年10月29日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

宝塚、地元の自治会様の旅行に同行して参りました。

行き先は、近江八幡です。

手漕ぎ船での水郷めぐりを楽しみました。

あいにくの雨の中、心配しましたが、

雨音をBGMに自然にどっぷり浸かって、

皆様いきいきとした表情で帰ってこられました。

ほっ。

午後から雨も小ぶりになり、近江八幡の町並みを散策。

最後に、たねやさんのショップ、ラコリーナへも立ち寄り。

予定より長めに滞在時間をとりました。

先日訪れたスタッフからすごい混んでいる、

並ぶ、買えない、と聞いていたので少し緊張していました。

しかし、雨のせいかお客様が少なく、

お買い物もカフェもそれぞれ楽しまれました。

お土産いっぱいにバスに戻られ皆様、満足のご様子。

ほっ。

案外、雨に助けられた1日となりました。

 

来年もよろしくお願いします。

今日は、ありがとうございました。


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◆日帰り旅行◆

秋のおすすめのコースです。

まだ間に合います!ぜひ、ご一緒下さい。

11/1(金) ポーランド民謡「シロンスク」満席です!
11/4(月) びわ湖疎水船        残席1

11/5(火) 天皇御即位記念「正倉院展」 残席1席
11/7(木) 魚菜料理 縄屋の懐石    残席1席!
11/12(火) あかね色の串柿
11/13(水) 円山応挙と、山玄茶
11/14(木) 安国寺のドウダンツツジ
11/15(金) 丹波の紅葉 洞光寺
11/17(日) 秋の特選落語       残席3席!
11/20(水) かえでの郷ひらら
11/22(金) 竹谷山渓谷の紅葉
11/23(土) 牛滝山のもみじ
11/25(月) 鶏足寺の紅葉と賤ヶ岳
11/29(金) 常寂光寺の星屑
◆宿泊旅行◆
下記、全て出発決定!まだ間に合います!ぜひ、ご一緒下さい。

11/15(金)~11/26(土) 
列車「一万三千尺物語」
11/20(水)~11/22(金) 
天草、指宿、島原 ぐるり九州
11/27(水)~11/29(金) 
白鳥舞う瓢湖
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美ら海に琉球の風を感じて・・・

2019年10月27日 | のほほん同志Aの日常

1日目

沖縄に来ました。

夏に逆戻りしたかのような青空に、皆さんかき氷で涼をとりつつ、今日のお宿へ。

今年の7月にオープンしたばかりのハレクラニです。

ロビーから望む海に夕陽が沈んでいきました。

 
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2日目
沖縄2日目は、全長2キロの古宇利大橋を渡って古宇利島へ。
絶景のカフェでブイヤベースのお昼をいただいてから、
ヒルギ林の広がる河口でカヤック時間。
カヤック初挑戦という方が過半数のなか、
マングローブと海と、両方を体験しました。

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3日目

沖縄は今日から首里城祭。

一食で50品目とれる沖縄第一ホテルの朝食を早めのお昼にいただいてから、

国際通りで王朝行列を見学。

カヤックでしっかり体を動かし、沖縄料理を食べて、

少し健康に近づけた気がした3日間でした。


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◆日帰り旅行◆

秋のおすすめのコースです。

まだ間に合います!ぜひ、ご一緒下さい。

11/1(金) ポーランド民謡「シロンスク」満席です!
11/4(月) びわ湖疎水船        残席1

11/5(火) 天皇御即位記念「正倉院展」 残席1席
11/7(木) 魚菜料理 縄屋の懐石    残席1席!
11/12(火) あかね色の串柿
11/13(水) 円山応挙と、山玄茶
11/14(木) 安国寺のドウダンツツジ
11/15(金) 丹波の紅葉 洞光寺
11/17(日) 秋の特選落語       残席3席!
11/20(水) かえでの郷ひらら
11/22(金) 竹谷山渓谷の紅葉
11/23(土) 牛滝山のもみじ
11/25(月) 鶏足寺の紅葉と賤ヶ岳
11/29(金) 常寂光寺の星屑もみじ


◆宿泊旅行◆
下記、全て出発決定!まだ間に合います!ぜひ、ご一緒下さい。

11/15(金)~11/26(土) 列車「一万三千尺物語」
11/20(水)~11/22(金) 天草、指宿、島原 ぐるり九州
11/27(水)~11/29(金) 白鳥舞う瓢湖
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エアーズロック 永遠に閉鎖

2019年10月26日 | 見かけだおしNのつぶやき

今日で、エアーズロック閉鎖とのニュースが出ていました。

少し感慨深く。

先住民アボリジニの聖地を汚すことなきよう、と国の判断。

多くの観光客が期限を前に押し寄せる姿が映っていました。

 

私が初めて一人で海外に出たのは二十歳の時。

行先は、オーストラリア、ウルルの地でした。

 

義務教育なる時代、ありませんでした?

苦手な教科の時間(理数時間…)に、

好きな教科のページに逃げ込むってこと。

私にとっては、地理?国内外の地図をジーと見ては、

遠くその地に心だけ浮遊して、苦痛の時間をやり過ごしていたように思います。

 

地図上のハイライトとなる地にカラー写真が挿入されていて、

その中の一つ、オーストラリアのエアーズロックに

心奪われました。

ああ、いつかきっと、私も。

 

あの頃、ぼんやり夢想した異国の地の数々。

多分最初に目的を果たしたのが、ここオーストラリア・ウルルでした。

 

当時も先住民アボリジニにとっては聖地。

でも、私が見たアボリジニは、怠惰で、ドランクで、いつもしゃがみ込んで

ジャンキーフードを口にする、妙にくるぶしの肌荒れが気になる、

そんな存在でした。

そんな彼らが主張する聖地って、一体。

ちょっぴり芽生えたにわか反発精神もあったように思います。

だからとは言いませんが、私も登頂してみました。

ただ、今はそのことさえ懐かしい。

 

ネットニュースによると、

登り口のゲートに「永遠に閉鎖」と書かれた板が設置され、

岩登りに関する看板が撤去されたようです。


ふーん。

エアーズロックは、教科書でむかーし見たとおり、外観が、その存在が、ただただ圧巻。

それでいいのだと思います。
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勝沼ワインと富士山に酔う

2019年10月25日 | 眼力Kの圧、ハンパない


おいしいワインと富士山の絶景を求めて山梨県へ行ってきました。

9出発前、先輩に「富士山は行ったことある?」と聞かれ、

「はい、東京へ行く時に何度か新幹線から見てます」と答えると

「それは行ったうちに入らない!」
 

そう言われた理由が今回のツアーを通してよくわかりました。

 

12日の行程の中身は、

富士山の眺望、富士山ビュー特急、

富士山を望みながらのドライブと、富士山三昧です。

銀ステのツアーでは山を眺望する行程をよくみますが、

それにしても今回のツアーはその数が多すぎでは?なんて最初は思っていました。

 

もちろん山梨県ですから、

勝沼のワイナリーで甲州ワインのテイスティングがメインタイトル。

しっかり楽しみました。

お昼からほんのり赤ら顔のお客様。

そして勝沼の山の斜面一帯に広がるぶどう畑は眺めているだけで、

なんだかのんびり穏やかな気持ちにさせてくれました。

 

さて、富士山はこの日ちょうど初冠雪を迎え、

てっぺんが雪に覆われとても富士山らしい姿で私達を迎えてくれました。

 

間近に望む富士山は、

新幹線の窓から眺めていたものとは比べ物にならないほどの迫力。

あまりの美しさに私は、山を見て初めて感動を覚えたのでした!

お客様に「あなた1番感動しちゃってるじゃないの」と、

ツッコミを入れられる始末です。

銀ステの山好きのお客様の気持ちに近づけたような気がしました。

とはいえ皆さんも、

こんなきれいな富士山なかなか見れないと

カメラのシャッターを何度もきっておられました。

 

角度によってそれぞれ違った表情を見せてくれる富士山は何度見ても飽きません。

 

綺麗に全体を見せてくれたかと思うと雲がかかってそれもまた幻想的。

正直最初、富士山ばっかり見るツアーだなんて思っていたのに

「朝焼けと夕陽もみたいですね」

「また来ましょうね」

なんて次のチャンスを期待することを話ていたのは紛れもない私です。

 

さて、順調に続いた旅もまもなく終わりが近づき三島駅の新幹線のホームへ。

「最後にちょっとお土産見るわ」「トイレ済ませておくわ」

といつもの流れです。

ところが、駅に着きほっと気持ちが緩んでしまったのか

ホームで新幹線を待っていると

「あ、売店に忘れ物してしまった」

「あれ、このお土産はだれの?」と口々に言い出されるお客様。

そして大慌てで走り回る私。

「迷惑かけてばっかりになってきたらもうダメね」と、

皆さん言われますが

「これこそ銀のステッキ旅行じゃないですか、

またご一緒してくださいね」

のんびり楽しい2日間、ありがとうございました。

*******************************

さて、突然ですが、

銀のステッキでは、スタッフを募集します。

当社のホームページをご覧の上、

業務内容にご興味を持っていただいた方は、ぜひ、お問い合わせください。

詳細は、面談にてじっくりお話させていただきます。

まずは、興味を持っていただけるかどうかが最初の一歩。

お問い合わせください。

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