銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

終わりよければすべてよし

2022年12月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

今年も終わります。

朝、カーテンを開けて、窓から空を見上げて、青空が見えて、

ああよかったと心底。

終わり青空ならすべてよし?ってことです。

本家、シェークスピアの戯曲「終わりよければすべてよし」では、

観客がもやもやした感覚で舞台が終わるようなんですが。

色々ありました、でもあっという間の一年でした。

きっと誰にとっても当てはまる年末のフレーズ。

じゃあ、きっと来年も色々あって、あっという間なんでしょうね。

ならばせめてその色々に彩りを加えていきたいものです。

銀のステッキが、皆さんにとっての刺激や感動を受ける場でもあるように

心に響く旅づくりに努めて参ります。

引き続き、来たる新年もよろしくお願い申し上げます。

雪の金沢からスタート

紀伊半島は地球

伊豆半島も地球

お祭も復活しました

高見の桜

藤の噴水もようやく今年から再開でした

白馬は高山植物の宝庫

八ヶ岳は季節選ばずやっぱりいい!

山陰ジオパーク

しみじみ紅葉

丹波のもみじ

香住駅のオブジェで最後はpeace✌️で終わりました

■新年は1月4日(水)9:00から営業です。

 旅のパンフレット新春号もぜひお問い合わせください。

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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ワイン列車でホワイトクリスマス

2022年12月26日 | Hの生きる喜び、それは

雪の五島列島のバトンを受け取って??
こちらはXmas寒波の中、信州へ

そして、このツアーが2022年の銀のステッキのラストツアー

ホームアローンのようなXmasドタバタ劇があり
全員で一致団結、難局に立ち向かう場面あり
最後は無事にワインで乾杯!という場面あり

これだけ読むと、何のことかさっぱりだと思いますが

とにかく、2022年を締めくくるいふさわしい旅でした

長野電鉄「北信濃ワインバレー列車」(長野~湯田中)と
しなの電鉄「ろくもん」(長野~軽井沢)の2つの列車に乗る2日間

元小田急ロマンスカーを使った「ワイン列車」はすっぽり雪の中

栗の町小布施にもしんしんと雪が降り・・・

雪景色の千曲川とワイングラス、、、 しぶい…!

この景色だけで十分ですが、嬉しいことに列車では美味しい長野県産ワインが飲み放題
まさに、ホワイトクリスマスでした

翌日は、うってかわって見事な冬晴れ

しなの鉄道「ろくもん」に乗って、長野~軽井沢を走り抜けます
↑正面に浅間山がデーンとそびえているはず、の写真

懐かしくて、レトロなワイン列車と
洗練された大人のレストラン列車ろくもん

大雪の中、皆さんと一緒に過ごした今年のXmasは
これから先もずっと、私の心の中で忘れられない思い出として残るでしょう

今年は御開帳の年でした 雪化粧の善光寺

歴代の回向柱(奥へ行けば行くほど古い)は長い年月をかけて風化して、いずれ土に還ります

今年一年、ありがとうございました

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クリスマスの五島列島

2022年12月25日 | のほほん同志Aの日常

昨日からのクリスマス寒波。
足もとからシンシンと冷えてくるなか、
信州方面へのツアーが出発。
こちらは、ちょうど一週間前の寒波の日をしみじみ思い出しています。

出発前日、「明日は九州でも雪でしょう」という予報。
・・・どうしよう。明日の行き先は五島列島。
飛行機、そして船…と乗り継いでいかなければなりません。

結果は…、雲のなかのフライトののち、見えてきた長崎市内は雪で真っ白。
空港から港への長崎道は、一部通行止め。
どうするどうする?
…いやはや思い出しても冷や汗が出るほどの綱渡りのなか、
皆さん一致団結のもと、なんとかフェリーに乗りこみ、
あとはバタンキュー。
ちょうど一週間前のいまごろ、無事、五島列島にたどりついていました。

あれからもう一週間も経つのか…なんと早いこと。



翌日には天気も小康状態。
入り江の海は、なんとも穏やかで。



世界遺産の頭ケ島天主堂。



民家を用いた教会。

最終日は、船で久賀島(ひさかじま)へと向かいました。
向こうからやってきた黄緑色のお船が、乗る予定の「ソレイユ」。



椛島からの定期船で、通勤・通学の人のほか、捕れたての魚もたっぷり載せています。

 

久賀島では、世界遺産の旧五輪教会、浜脇教会(写真)、そして牢屋の窄を巡りました。

明治に入ってから、むごい弾圧の歴史があった土地。
42人の信者が亡くなった場所で、涙をそっと拭いておられる方も。

「先ほど見ていただいた旧五輪教会。あれは、こうした弾圧の歴史のあと、
 信者たちが喜びのなかで建てた、喜びの教会なんです」

3日間で訪ねた教会は、ちょうど10。
そのほとんどに掲示板があり、ミサの予定が書きこまれていました。

今日がその日。
静かな祈りに包まれている島を思いました。



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極上!三嶋亭のすきやき

2022年12月22日 | 眼力Kの圧、ハンパない

三嶋亭は文明開化に華やぐ京都に、明治の頃から続くすき焼きの老舗です。

 

今日ご参加された方の中にも、昔、お父上に連れられてきたという

思い出があるお客様もいらっしゃいました。

 

新しい建物が立ち並ぶ寺町の中で昔ながらの佇まいが歴史を感じさせます。

 

そしてお待ちかねのすき焼きは、せっかくの年末。

年忘れにと、極上月コースをお召し上がりいただきました。

「すき焼き鍋にお砂糖を入れお肉を焼いたら割下をちょっと入れていただく

そのあとは同じ要領で野菜を、そしてまたお肉、野菜と繰り返すのよ」

と、みなさん幸せそうなお顔で教えてくださいました。

 

あ、今日はご一緒できなかったのですが、

すき焼きの残り香と、みなさんの感想だけで、

こちらまで幸せな気持ちになれてしまいます。

お肉を見ながら想像を膨らませる添乗員...

こじんまりのツアーでしたので、

「ひとつのテーブルを囲んでいい忘年会ができたわ、

来年もまたこのメンバーで行きましょう」と、盛り上がっておられましたので、

来年もまた企画したいと思います。

皆さん忘れないでくださいね。

そして師走ということで数年ぶりに開催された東寺の終い弘法と、

錦市場でお買い物も楽しみました。

どちらもたくさんの人、人、人で賑わっていて年の瀬を感じました。

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東大寺 秘仏開扉・執金剛神像

2022年12月16日 | Hの生きる喜び、それは

本日12月16日は、東大寺にとって特別な日です

東大寺開山の良弁僧正の忌日にちなみ、以下の3ヶ所で秘仏開扉が行われるのです

1.国宝 執金剛神立像(秘仏・法華堂)
2.国宝 良弁僧正坐像(秘仏・開山堂)
3.国宝 俊乗上人坐像(俊乗堂)、他

私はこの日が来るのをどれだけ心待ちにしていたか

東大寺はやはり特別です

奈良時代に創建され、何度焼けても、何度も復興され、
人が集まり、その中で信仰が生まれ
今も当時から脈々と続く歴史があり、伽藍があり、
当時の建造物も奇跡的に残り、仏像も残されている

(二月堂、お水取りの舞台)

世界的に見ても、例がないほど、奇跡のかたまりです

そんな中、私がどうしてもお出会いしたかった仏像
それが、執金剛神像でした


(パンフレットより)

創建当時の仏像で、秘仏とされていたためか
色鮮やかな色彩を残し
仏敵より人々を守ろうと、振り上げた金剛杵を
今まさに振り下ろさんとする緊迫した一瞬の動作
血管が盛り上がる腕、かっと見開いた目、、、

書き出すときりがないほど、魅力にあふれています!

得体のしれないもの(疫病、自然災害、呪いなど、、)に
恐怖を覚えるしかない当時の人々は、
力強いこの像に、あらゆる災いや苦しみから逃れようと
心の底からすがり、祈りをこめていたのでしょう

東大寺の大仏は、疫病や飢饉(ききん)、乱などが相次ぐ中で生まれました

「動植ことごとく栄えんことを欲す」

大仏は人だけではなく、
地上のすべての生き物が栄えるように願って造立されたのです

疫病(コロナ)を科学的に解明し、医学の力で封じ込めようとしている現代と
ただひたすらに祈ることで乗り越えようとしていた奈良時代

何が違うでしょうか

いつの時代も、何かにすがりたい気持ちは同じです

今日も、秘仏開扉がおこなれる法華堂の前には長蛇の列ができていました

1300年も前に、切実な願いを込めてつくられた東大寺の仏像
その後も多くの人によって、何度も復興されてきました

今、その前で手を合わせる行為は、当時の人々と何ら変わりはないのです

(二月堂裏参道)

きっと、皆さん同じようなことを祈ったはずです
小さな願いも集まれば、大きな願いになり、
ほんの少しでも、今日より明日が明るくなればいいな、と思います

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