銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ありがとうございました。

2018年05月31日 | 見かけだおしNのつぶやき

この2日間、連続で日帰り旅行の添乗に出たのですが、

すごくいい旅でした。

もはや旅というには、はばかれますが。

だって、ほぼ食べるだけ、の行程ですから。

では、なぜいい旅だったかと言いますと、、、

 

もう、超お馴染みさんで、どなた様もいいたい放題。

その最たる関心事は、

「あなた大丈夫?」

「新しい人、入ったの?」

ですよね、ご心配をおかけしてすみません。

来月には、、、と言うと、

「客はいいのになぜかしら?」と、へっ、自分で仰いますか?

まあいいツッコミですが。

「うちの上にキツイのがいまして」

これも鉄板ネタで笑って言ったものの、

「でしょうね」って、オイオイ、納得しますか。

負けじと、

「貴重な人材なんで、しばらく優しく育ててくださいネ」と私。

優しく、のあたりで直ぐに鋭いツッコミが。

「みんなお客さんは優しいよー」「ねー」ご唱和。

はいはい、すみません。

やはり、超がつく優しい?皆さまに打ち勝つ人材育成に、

こちらは中で、しっかりと厳しくやっていきますよ!

ご想像の通り。

 

それでも嬉しかったのは、ほぼ創業からご支援くださる皆さま。

銀ステと同じく皆さんも年を重ねられました。

口の悪さは、、、あの頃のままですが。

その悪さのまま、今を心配くださって。

まあ、上司のせいにしましょうか、

うちの上が、どうしょうもなくって、、、、。

 

旗も立てず、バッチも付けず、黒服でもなく、

お昼間には「あなた、何飲む?」と当たり前のように。

飲まないと言うと。

「どうしたの、体調悪いの?」と言われる環境。

 

おかげさまで10年を迎える旨を伝えると、、、

「もう10年は、頑張ってよ」、と。

いやいや、それはしんどいかな。

「皆さんも、じゃあ、あと10年、頑張ってくださいます?」

なかば笑い話で、言うと、

「無理よ、絶対。せいぜいあと5年かな」

(え?5年もいける!?)

と、、、おんとし90才の方がきっぱり。

うだうだ言いたいお年頃の皆さまを前に、ピシャリ。

皆さんが、ふれふしました。この言葉に。

「だって、あなた、私も85、6の時は元気だったもの」

ですって。

 

まだまだ未熟のくせに、勝手に老成した感って、恥ずかしい。

知らないことを知りたい。

もう少し旅に出たいと思います。

超がつく先輩方々と。

 

やっとこさ9年。

お客様、そして色眼鏡なく取り引きしてくださった手配先の皆さま、

そして、やはりスタッフです。

ありがとうございました。

 

次は、どんな、景色が待ち受けているでしょうか。

明日からも、引き続き、よろしくお願いいたします。

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近日のツアーのご案内は、コチラ>>

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バス旅行、オーダメイド旅行のご相談は…
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TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
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山菜ロードと銀ステロードは、終着が同じの検証

2018年05月31日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

夢を見ました。

お店の厨房に立ち、お皿に料理の盛りつけをしている私。

お客さんの声に飲み物の注文を聞きに行き、お酒を出す。

空いたお皿を下げ、新たな料理を運ぶ…

何の違和感もなくモクモク働く私。

このお店に見覚えが…ハッ。

昨日、今年3度目のご案内となった山菜料理のお店、

『作州武蔵魍魎亭』へ行ってきました。

カウンターのみの小さなお店に12名様をご案内。

これで満席です。

毎回、皆さまにはご満足いただき、

今回も次の予約を早速に。

『秋の“きのこ料理”を申込むから』

ところで先の夢の話しは、ツアー前夜の私の正夢!?

料理の盛り付けまでは、本来しませんが、

(って、そもそも私、添乗員ですが、、、)

お皿を上げ下げ、飲み物運んでと毎回大忙しです。

なぜかエプロンも用意されています。

目の前のいつものお客様にお接待。

添乗の時のようなオドオド感?は皆無で

まるで店の従業員にように動き回る私に、

遠慮のないお客様もいれば(言ってしまいました!)、

恐縮される方、頼みやすいとお茶を何度もおかわりされる方と、

さまざまです。

銀ステで、何度もご案内しているお店ですが、行ったことあるのは私だけ。

そう特権です。

(なんの特権かは、今となれば疑問ですが)

他のスタッフからは、次の転職先は、決まっているね、とまで!?

さて、次回は…

皆さまの期待に応えて、秋のキノコ料理にご案内しますね。

毎回、お連れした方々のお腹も心も満たして下さる

魍魎亭のご主人、女将さん、精一杯のおもてなしをありがとうございます。

次は秋に会いましょう。

バイト代、、、それまで、つけておきますね。

 

さて私の山菜ロード2018は、銀のステッキ9期の決算日と共に

無事終了しました。

この場をお借りまして、銀のステッキをご利用いただいた全てのお客様に

改めて、心から、お礼申し上げます。

明日から10年目!よろしくお願いいたします。

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「まるまるのはなし」から、まるまる太った●●へ

2018年05月29日 | のほほん同志Aの日常

これって、

求めよ。さらば与えられん。

ってことかいな?と思うぐらい、
最近、ツアーに出かけるたび、
目下の関心事の「どんぴしゃり」に出会います。


今回たずねた、観光列車「〇〇のはなし」でも、やはり出くわしました。

「〇〇のはなし」とは、萩(はぎ)・長門(ながと)・下関(しものせき)を結び、
それぞれの町の頭文字「は・な・し」から、そう名づけられた観光列車。



下関を出発した列車は、山陰本線を走り、長門、そして萩へ。

「日本が憧れた西洋」と「西洋が憧れた日本」をテーマに、洋風と和風の二両編成からなる列車。
その車窓には、日本海と田園風景が広がります。





さて、そんな「〇〇のはなし」で出くわした、今回のどんぴしゃりはこちらでした。



長門の仙崎といえば、夭逝の童謡詩人、金子 みすゞを生んだ町。
それにちなんで、駅のホームに、「不思議」という詩が、掲げられていたのです。

  私は不思議でたまらない、
  青い桑の葉たべている、
  蚕が白くなることが


私も不思議でたまりません。
一見、まるで無関係の場所で、どんぴしゃりが現れることが。

…というわけで、目下の最大の関心事は、桑の木。
何をおいても、クワノキ。

緑とみれば、桑の木じゃないかと目を光らせているのですが、
これが、なかなかないのです。

ようやく先日、お客様から猪名川のほとりにある桑の木を教えていただき、
さっそく訪ねてはみたのですが、何せ一本だけなので、十分とはいえず…。

ということで、ツアーから帰ってきた翌日、
桑の葉を求めて、かつて養蚕で栄えた町、京都の綾部まで、はるばる車を走らせました。

来週予定しているツアー「桑の実摘み」の下見になるな、と思いましたが、あくまであとづけ。



目下の関心事、というか切羽詰まっているのはこちら、葉っぱのほう。



というわけで、ようやく白い蚕が、青い桑の葉にありついて、もりもり勢いよく食べています。




ツアー「桑の実(マルベリー)摘み」はこちら

↑ 養蚕で栄えた町、綾部に往時のグンゼ本社と、桑の木畑を訪ねます。
 ぜひご一緒ください。

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個人旅行にハマる日ースペイン編ー

2018年05月28日 | 見かけだおしNのつぶやき

今回、初めて銀ステ個人旅行にトライされたお客様。

旅の後半、

「正直、私たち二人に添乗員さんだけって、

どんな展開になるか不安だったのも確かなの」

あ、そうなんですね。でも不安は私の方でしたが、、、

だってお二人にご一緒するのは、ほぼ初めてですから。

「でも、コレはハマりそう」

え?個人旅行にですか?

「贅沢だけど、自分たちペースで、気ままにできるのってやっぱりいいね」

 

この度スペイン旅行に、ご夫婦お二人でお出かけいただきました。

 

ご主人曰く、アルハンブラ宮殿で、どうしても見たかったアーヴィン滞在の部屋。

『アルハンブラ物語』を読んで、この地にのぞまれました。

「ツアーだと、じっくり見られなかったと思う。

自分だけの思入れだから。でも、個人旅行だからこそ、

『アルハンブラ物語』の世界に浸ることができました」

 

【アメリカの外交官であったワシントン・アーヴィンが、スペインへ赴任中に

アンダルシアを旅した際、当時廃墟となっていたアルハンブラ宮殿に

様々な人が住み着いていた中、自らも居を構え、

そこに住まう人々から聞いた宮殿にまつわるミステリアスな伝説や、

時にユーモアな逸話がまとめられた作品が「アルハンブラ物語」】

 

さらに奥様からも、

「トレドに期待していたけど、今回の旅程の中で一番期待ハズレだったかな」

ああ、わかります。

 

実は、行程上、時間短縮のため、現地オプションツアーに参加したのですが、、、

さらに私では、歴史的案内もできないので、せめて一ヶ所くらい、

プロのガイド案内も入れてみたらいいかな、との思いもあってのこと。

でも、うーん、確かに。

トレドの街は、狭い路地裏に迷うのが醍醐味。

奥様の好きそうな焼き物のお店や、ここでしか手に入らないお菓子のお店、

何より駅舎のタイル装飾の素晴らしいこと、

それらにご案内したかった。

でもOPツアーは、点から点への移動ばかり。しかも急ぎ足。

今時、行きたくないような土産屋の立ち寄りも付いているんですね。

なるほど、今更ガッテンしました。

「ヨーロッパって、どこも景色似ていて飽きる」と仰る方ありますよね。

これでは、確かにそうなりますね。

添乗員として、ちょっぴり楽をさせてもらったものの、

何度か訪ねたトレドの魅力が、伝わらなかったのは残念でした。

ここも、手を抜かず?自由旅行でご案内すべきでした、反省。

 

今まで各国、さまざまな場所へ旅されてきたお客様。

それでも、このレベルの(もはや英語が話せない)案内でも、

「気ままな個人旅行」に

ハマりそう、と仰っていただきました。

 

旅は、やっぱり点ではなくて、

そこへ行くまでの過程、ケ・セラ・セラが醍醐味ってことなんですよね。

 

帰国後、事務所に出ると、

昨年スペインにご一緒いただいたお客様より、

「あなたのカラダいつ空いてるの?」と、

お電話をいただきました。

ちょっと嬉しかったのは、

「日程は、お宅に合わせないとね、そちらの人繰りも大変でしょうから」

 

ありがとうございます。

うちの所帯といいますか、今の状況まで鑑みていただき、、、

お気遣い、すみません。っていいのか、これって。。。

 

個人旅行に添乗員が同行する旅、ニーズがある限り、

頑張ってみようと思います。

だって、私自身が本来、「旅」と思う定義。

“手配しない”

あっ、言っちゃった。

そんな日が来るかもしれません、ってさすがにないか?

それこそ、旅行会社が無くなる日でしょうから。

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さて今年最後のご案内です。
毎回好評の『作州武蔵魍魎亭』の山菜料理。
追加分設定、第三段は、

5月30日(水)に予定しております。
ぜひ、ご一緒下さい。

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明石海峡大橋 ~世界一のつり橋と、ニラ一束~

2018年05月20日 | のほほん同志Aの日常

明石で生まれ、神戸で育った身としては、とても身近な明石海峡大橋。
その橋を歩いて渡るという貴重な経験をさせていただきました。 

神戸の垂水と淡路島を結ぶ明石海峡大橋。
吊り橋としては、世界最長の長さを誇るのだそうです。



潮の流れの速い明石海峡。
さらには一日1000隻以上の船が往来する過密地帯。
そんななか、架橋技術のすべてを集結したのが、この明石海峡大橋なのだそう。

実際に、工事に関わった技術者OBの方々の説明を受けながらの見学でした。



管理用の通路を1キロ歩き、エレベーターで97階部分に相当する主塔のてっぺんへ。



約300mの地点からの眺めです。
う~ん、すごい!
技術者の方々の自信と誇りに満ちたお話も伺え、静かに感動しました。


さて、見学を終えての帰り道。
橋のたもとにある「橋の科学館」にて、こんな標語を見つけました。



橋が架かったことで、四国と本州の移動にかかる時間は半減(以上)されました。
それにより、たとえば四国で採れた農産物が大阪や神戸のスーパーに、翌日には並べられるようになったのだと。

近代化とは、「より遠くへ、より速く」 だと読んだことがあります。

身近なところにあった「近代化」。
帰り道、家の近所の農協直営スーパーで、ニラと生姜を買いました。
あとでパッケージを見ると、どちらも、高知産でした。


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さて今年最後のご案内です。
毎回好評の『作州武蔵魍魎亭』の山菜料理。
追加分設定、第三段は、

5月30日(水)に予定しております。
ぜひ、ご一緒下さい。

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