朝晩はぐんと冷え込む土佐山
朝の陽ざしを浴びて、目を覚ましたように芽吹く草木
里山に別れを告げて、これから「四国まんなか千年ものがたり列車」に乗車します
平家落人の秘話や伝説が今なお残る秘境の祖谷地方の山間部を走り抜ける列車
銀のステッキでは、祖谷地方と言えば
あの、世界最長のカタツムリ型モノレールが人気ツアーですが
マイクロバスで(大型バスは侵入不可の極細山道のため)
絶景に心奪われる間もなく、冷や冷やしながら走り抜けていました
ただひたすら、無事に到着することを願って・・
ですが今回は、悠々と列車に乗って景色を楽しみながら祖谷を楽しめる、なんて
それだけで、素晴らしいじゃぁありませんか
しかも、窓側を向いて並ぶカウンターシート
いい席をがんばって取ってくれたスタッフに感謝、感謝
沿線はどこもかしこも桜満開
車窓からもこぼれるような桜の花道
「おとなの遊山箱」という名の三段重
丁寧なお料理でとても美味しい
V字型の峡谷を望む小歩危峡
私たちの車両に付いてくださったアテンダントの方が
沿線の見どころや、列車についての案内を随時はさんでくださいます
「実はこの列車の内装やデザインは、当社の社員が考えたものなんですよ」
日本の伝統的な家をイメージしたあたたかい空間
「有名なデザイナーさんに頼むと、費用が大変なことになりますからね」
「そうそう、皆さまが今お召し上がりになられている、春限定カクテル
それは、あそこのダイニングテーブルで準備している彼女(社員さん)が考えた
オリジナルなんですよ」
これがとても美味しくて、皆さまに大好評
「何でも外注することはできますが、うちはできるだけ
自分たちで考えて自分たちでやっているんです、大変ですけどね」
なるほど、そう聞くと、愛着がわいてきます
今や観光列車は戦国時代
いかに頭一つ抜きんでるかが、勝負どころ
有名なデザイナーに、有名料亭が手掛ける料理、豪華列車
それも素晴らしいですが、
こういう列車も居心地がいいな、と思っていると、お客様が
「銀ステさんかってそうやん
全部自分たちでやってはるやんね」
あ、うちもそうなのか
この列車のいい席も、スタッフが売り出しの1ヶ月前の10時前に
みどりの窓口に並んで取ってくれた賜物
添乗はもちろん、パンフレットの送付作業も、切符取りも
誰かに頼めそうですが、そういえば自分たちでやってきました
JR四国のスタッフさんも、狸に化けて頑張っているのであれば
私たちもまだまだ頑張れる余地は残っていそうです
君もお仕事中?
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