銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

秋の横浜・鎌倉紀行

2015年11月30日 | 見かけだおしNのつぶやき

横浜、鎌倉、なんたる黄金ルート。

さらに16名ものご参加… なぜに?

と、社内では、久しぶりの団体人数に驚きの声も上がる中、

旅は出発しました。

残念ながら紅葉は少し早いようでしたが、

燃えるような銀杏並木に何度か足が止まりました。

今回は、横浜ニューグランドホテルに宿泊して、

大正・昭和初期のモダン建築を廻る旅。

ホテルの館内ガイド歩きも見応え十分!

つい2日前に始まったばかりの赤煉瓦倉庫の

クリスマスマーケットにも行ってみました。 

翌日、鎌倉は、開館30 年を迎えた「鎌倉文学館」へ。

旧前田侯爵家の鎌倉別邸。

三島由紀夫は、小説「春の海」で

『南面するテラスからは、正面に大島がはるかに見え、

噴火の火は夜空の遠い篝になった』と、そう、

小高い丘に建つこの別荘を記しています。

 

文学館なだけに、鎌倉ゆかりの作家、数えると300人にも!?なるようで、

そうそうたる顔ぶれの常設展。

受付に置いてあった短編小説「青梅雨」のあらすじを見て、

つい買ってしまいました。

ーーー服毒自殺をする、家族。

冷たい雨がそぼ降る決行の日、

悲壮な覚悟を優しくかばい合うその心情ーーー とは如何に。

やっぱり、ここは外せません。鎌倉大仏。

修学旅行以来と懐しむ方も。

 鎌倉五山第二位「円覚寺」は、さすがの堂々たる風格。

 

久しぶりに訪ねた、秋の鎌倉。

紫陽花の頃とは違い、しっとりとした時間が流れ、 

奈良や京都にはない、やはり古都鎌倉ならではの雰囲気が旅人を魅了するようです。


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京都で朝活!

2015年11月29日 | のほほん同志Aの日常

京都・奈良の紅葉シーズンも終盤を迎え、
怒涛のようにツアーが続く毎日も、なんとか山場を越えました。

ツアーの最後にいただくアンケートには必ず社内全員が目を通すのですが、
今年、目についたのは京都にお出かけいただいたツアーでのこんなお声。

「とにかく人人人人で…」

紅葉シーズンの京都といえば、混雑が当たり前でしたが、
外国人旅行者も激増している昨今、その混み具合が尋常ではないようです。

そんななか、何日か前の新聞で、
「京都で『朝型』の観光が注目を浴びている」との記事が出ていました。

お寺はは8時前後から開いています。
日帰り観光客がどっと押し寄せる前の静寂のひととき、
座禅や砂はき、朝粥など、朝ならではの体験型観光が人気なのだとか。

それにならって…ではないのですが、
私も先日、早朝の京都へ行ってまいりました。

本日のツアー、「山科・毘沙門堂」の下見。
休日もあれこれ予定があって(病院とか散髪とか針治療とか)、
早朝ぐらいしか時間がとれない。

午前7時過ぎ、朝のジョギングや犬の散歩をする地元の方々にまじっての風景。



 


人も少なく朝の光も眩しく、本番より良かったかも。

ただし、朝は4時半起きでした。ねむ…。


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想像力は広がるよどこまでも

2015年11月28日 | Hの生きる喜び、それは

先週から始まった怒濤の添乗ロードも中盤にさしかかり、今日は休日ほっとひといき・・・

先週は、家に帰り着くやいなや、バタン グ~(寝)
このブログも一週間以上ご無沙汰してしまっており、反省

さて!
先週、久しぶりに我が地元に続けていくことがあり、ちょっとだけ予習をしました

行き先は、奈良県桜井市の談山(たんざん)神社

ここに行くには、必ず大和平野(橿原)を通り過ぎます

そこで、必ず目に飛び込んでくるのが、
大和国原に浮島のような美しいシルエットを見せる「大和三山」
畝傍(199m)、耳成(140m)、香久山(152m) は、いずれも丘のような低い山ながら、
その配置がほぼ正三角形となる絶妙な配置により
古来から多くの人たちの ロマンをかき立ててきました。

「はい、左側のおむすび山が耳成山です」
「真ん中の一番大きな山が畝傍山、右のべっちゃっとした丘のような山が香具山です」

以上、説明、終わり(これはヒドイ!)

今まではこれが限界でしたが、ちょっとこれではマズイと思い、
確かこの大和三山には伝説があったはずだと調べると

「 香具山は 畝傍ををしと 耳成と 相争ひき
  神代より かくにあるらし
  いにしへも しかにあれこそ
  うつせみも 妻を 争ふらしき 」 

 万葉集 巻1-13 中大兄皇子(後の天智天皇)

何となく聞いたことあるような、ないような・・・

解釈により多少の違いはありますが、
畝傍山を妻にしようと天の香具山と耳成山が争った
神代の時代からそうであったのだから、 
今の世も妻をとりあって争うのだろう
(まして自分も・・・)

三角関係
今の時代もありますが、古代の人も同じ、いえ、三角関係という概念が
ここで初めて文献に表れたのかもしれません

いや、おもしろい

みっつの山を見て、自分たちと重ねあわせ、三角関係という恋愛に見立てるとは

そのみっつの山が今も大和平野に残り、もしかしたら、
夜、皆が寝静まった頃、虎視眈々とふたつの山が畝傍山を狙っていると思えば
ますますおもしろいではありませんか

天の香具山といえば、もうひとつ、有名な歌があります

春すぎて 夏来(き)にけらし 白妙(しろたへ)の 
 衣(ころも)ほすてふ 天(あま)の香具山(かぐやま)            「新古今集」 持統天皇
ああ、いつのまにか春が過ぎて夏がやってきたようですね
夏になると真っ白な衣を干す天の香具山に
衣がひるがえっているのが見えるから
持統天皇は、そうふと感じたのでしょうか。。。

香具山を眺めてそんなことに思いをはせる古代人

今、香具山を見ても山かどうかも分からないぐらい低い丘?ですが(失礼!)
夏は暑い、でも・・・ 真っ青な空に真っ白な衣

カラフルな色が浮かんできて、何と爽やかな夏の訪れを感じさせます

季節外れでごめんなさい

でもこの三山だけで、想像力を無限に広げた古代人の
心の豊かさに脱帽しました

・・・ということで、明日もまた、自治会様の旅行でこの大和国原を通り過ぎ、
大和三山を眺めてきます

古代人のロマンをかきたててきたみっつの山

何十年も眺めてきた風景ですが、見え方が変わりそうです
標高100mそこそこのおむすび山が、偉大なる神の山にも思えてきました

さあ、明日も、行ってきます!

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カタシモワイナリーで気づいたこと

2015年11月26日 | のほほん同志Aの日常

若いといわれることが最近めっきり減ったのは多少哀しくもありますが、
高校生だっころに戻りたいとは思いません。

あのころは、自分が何を好きなのかまるで分からなかったから。

今は分かります。

どんな時間が好きか、どんな風景が好きか、
どんな本が好きか、どんな音楽が好きか、
どんなお酒が好きか、どんな人を好きか。

そして、どんな旅が好きなのか。

今日、大阪は柏原市で100年つづくカタシモワイナリーさんを訪ねて、分かったように思います。




毎回、ご案内くださる高井社長。



この日のために残しておいてくれたブドウ。
天日干しの干しブドウになる一歩手前を皆でつまんでぱくり。
甘くておいしい!



昼食は、堅下(かたしも)の古い町並みのなかにある古民家にて。



八尾のレストラン、「ボンシイク」の坂東シェフはじめスタッフの皆さんが
食材やお皿、調理器具を運んで作ってくれたコース料理がこちら。
お料理にあうワインとともにいただきました。















葡萄の蒸留酒、グラッパでデザートをいただいたあと、
ぶどうの葉っぱで淹れたお茶でしめくくり。





「人間が人間として客観的に実現されるのは、労働によって、
 ただ労働によってだけである」
 
どんな旅が好きなのか、今日はっきり分かったように思います。

きっと私は、生き生きと働いている人たちに出会える旅が好きなのです。


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いきなり、寒っ。そんな日ですが、、、

2015年11月25日 | 見かけだおしNのつぶやき

北海道では、積雪44センチ。

11月にこの積雪量は、珍しい、とニュースで言ってます。

でも、今年は暖かい日が続き、

紅葉もパッとしないまま、師走に突入か!?

それでも、今週は紅葉狩りのド・ピークで、ありがたいことに

クルクル舞で、添乗ロードにスタッフ全員が出払っています。

そんな留守番日の今日、これまた、ありがたいご来店が相次ぎ、、、

 

「あっ、お茶っ葉が切れてる!」

あたふた

「げ、領収書の社名印が押されてない、しかも収入印紙が切れてる!」

あたふた

「リリーン」

電話なるし~

「はい、もしもし」

「あ、あれ?間違えました」

って今はあかんでしょう。

やれやれ「お待たせしました」と領収書にサインしようとしたら、

慌てて、手にした、妙に太いペン。

「インク切れてるやん!」

あたふた、いじり倒すと、、、

ピカッ

光るし~

お世話になっているバス会社の社長の趣味。

「暗いとこでもエエやろ、これ」

そう言って、満面の笑みで沢山置いていってくれた、あれか!

もう!

肝心のインク切れてるやんか!!

 

すみませんでした。

今日は、お構いもせず、、、、みなさま大変お待たせしました。

 

さて今日の教訓。

人出、、足りてないわ、確実に。

お客様にご迷惑をかける前に、早急に対処します。

 

お茶ぐらい、ゆっくり飲んでいただける旅行社でいたいもの。

 

急に木枯らし吹く、寒い今日。

ご来店くださったみなさん、本当にありがとうございました。

ちなみに・・・

もうしばらく、事務所はスタッフが出たり入ったりのため、

お問い合わせは、お電話、又はメールでお願いします。

ご不便をおかけします。

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