銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

オレオレ詐欺にご注意を

2011年09月29日 | のほほん同志Aの日常

はぁ…
ユウウツです。

弱みを握られてしまいました。
しかも一番握られたくない相手に!

オレオレ詐欺もどきに
ひっかかりそうになりました。

私の人生、悪徳商法とは無縁のはずでした。

あるときは、友人が味噌を壺で買わされたと聞き、
すぐに出しゃばってクーリングオフ。

またあるときは、
実家に私の名を語る女性版「オレオレ詐欺」の電話が。

「お母さん、わたし、事故してしまって…」
と泣きじゃくる電話相手に対し、母、冷ややかに、
「うちの子、事故したぐらいでは泣きませんけど」。
ガチャン。

それなのに、嗚呼!
 
「●時間以内に振り込んで下さい」

電話とか対面で言われると
どこまでも冷静に、強気に、「はぁ?」と言え
それが本来の自分と思っていたのですが。

驚くべきはこれがパソコン、ネットとなると
「エッ、エッ、●時間以内って?!」
…急に心拍数が上がり、一気に弱気に卑屈になってしまったこと。

パソコン音痴でもエクセルが使えなくても
別に実害なしと思っていましたが、
思わぬところで実害を出すところでした。

恥を忍んで隣人にヘルプを求めたので
なんとかことなきを得ましたが、危ない危ない。

はぁ…

でも失ったものは大きいです。

失ったもの…? 

何でしょう、
培ってきた信頼とか、イメージとか(あるのかそんなの?)
または、自分は絶対に「オレオレ詐欺にあわない」という自信でしょうか。

では得たものは…?

「オレオレ詐欺」の被害にあった方への共感です。

事故で動顛して電話をしてきそうな
心優しいご子息・お孫さんのいらっしゃる皆さま。

最近のはいよいよもって巧妙です。
オレオレ詐欺にはどうぞお気をつけ下さい。


▼海外ツアー報告「秋のアラスカ」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110825.html

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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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プラナカンの旅に思う、秋の風

2011年09月28日 | 見かけだおしNのつぶやき
今日、海外から添乗報告がありました
「皆さん楽しくされています」

皆さんって・・・こういうの皆さんっていうのか?!

3日前にマレーシア&シンガポールの旅が出発しました
この度のツアー(も)
毎度、片手で数えられる人数

さらに
過去最低人数が更新されました


で、二日前の、お客様の声がリフレインしました

「もう、ええ加減にしとき、もう、ええやろ」

何をおっしゃっているかと言いますと・・・


最近の旅案内のラインナップを見て

『スタッフをうまくまわせられるのか』

まさにこれです

久しぶりに添乗に出ると
「あら、あなたが・・あの、例の、」

う~ん

非難めいた視線さえ感じます
(私の深層心理からでしょうが・・・)

あれよあれよと突っ走り、号令をガンガンかけてきたものの
気がつけば、夏は終わり、秋風がぴゅ~


四季の旅を提案していながら、自分たちの中には
どうにも季節感がなく・・・

部屋の隅の緑がひっそりと枯れていました

アカン!

と、いうわけで、このあたりで
軌道修正です

ちょっと遅い感もありますが、少しステップアップを
してみようと思います


良い旅は良い心から、良い心は良い環境から、

良い環境って?

私の仕事をちゃんとします!!


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智恵子の空

2011年09月25日 | のほほん同志Aの日常

なんででしょうか、常々、
「人やものを見る目がない」
とよく言われます。
(確かにたいてい第一印象は間違えます)

そうは言っても何事も
他人の意見を鵜呑みにするわけにはまいりません。
結局、自分の見たもの感じたことを
信じるしかないではありませんか。

だから、
人には会ってみます。
土地なら訪ねてみます。

というわけで、
この連休は福島へ行こうと思い立ちました。
この仕事をしていながら何故か縁がなく、
行ったことがなかったのです。

福島県には三春の滝桜という名所があります。
「相馬野馬追(そうまのまおい)」という
勇壮な祭りもあります。

行ったことのない土地は国内だけでもごまんとありますが、
今後いろんな意味で避けては通れない福島県。
その福島という地への自分なりのとっかかりを
作っておきたかったというところです。

とはいえ気ままな旅気分です。
さて、福島のどこへ行こう?
会津若松、郡山、磐梯熱海温泉…
歴史・温泉にさほど興味がない身には
「るるぶ」を見ても、正直ピンと来ません。

そんななか、これは行きたいと思ったのが
高村光太郎、『智恵子抄』に登場する
安達太良山と阿武隈川です。

「あれが安達太良山 あの光るのが阿武隈川」
その風景を訪ねることにしました。

福島駅から在来線で20分。
安達という小さな町に
造り酒屋であった智恵子の生家とその記念館はありました。

裏山の神社へとつづく道。
光太郎と智恵子が揃ってよく散歩したその道を歩いていくと…

「あれが安達太良山、あの光るのが阿武隈川」
光太郎の有名な『樹下の二人』の詩碑が立ち、
眼下にはその通りの風景が広がっていました。

ちょうどその日は台風一過の青空。
山よりも、川よりも、1週間ぶりに目にする青空が沁みて、
もうひとつの詩が浮かんでは消えました。

「智恵子は東京に空が無いといふ。
 ほんとの空が見たいといふ。
 …智恵子は遠くを見ながら言ふ。
 阿多多羅山の山の上に
 毎日出ている青い空が
 智恵子のほんとうの空だといふ。」

知らないがゆえに私のなかでのっぺらぼうだった福島県。
でも今後、ニュースで「福島」と聞くたびに、
青空を切り取る安達太良山と、
きらめく阿武隈川が目に浮かぶことでしょう。
その座標軸を得られたことが何よりの収穫でした。

さて、この旅のもう一つの収穫は
智恵子という女性への印象が一変したことでした。
(やはり第一印象はいつも間違っています)

病を患ってからの智恵子のイメージしかなかった私は
記念館で智恵子が記した文章にふれ、驚きました。
こんなにも強く、賢く、明晰な女性だったのかと。

以下は智恵子が、若い女性に向けて記した文章の一節です。

「あなた御自身、如何なる方向、
 如何なる境遇、如何なる場合に処するにも、
 ただ一つ内なるこえ、たましいに聞くことを
 お忘れにならないよう。
 
 この一事さえ確かなら
 あらゆる事にあなたを大胆にお放ちなさい。
 
 それはもっとも旧く最も新しい、
 成長への唯一の人間の道と信じます故」

あの時代にあって、この言葉、
さすが、高村光太郎が愛した女性です。


さて、2泊3日、駆け足で訪ねた福島の旅。
今回の福島訪問が次の福島の旅へと
すぐ結びつくわけではありません。

それでも、
自分の感じたものをもっと信じなさい
そう智恵子に後押ししてもらった気分です。

来て良かった…

そうしみじみ噛みしめ、帰途につきました。
連休が明ければ、遊んだつけがしっかりやってきます。


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シルバーウィークは駆け抜ける

2011年09月24日 | Hの生きる喜び、それは
スタッフが出たり入ったりが常の銀ステ事務所
皆がそろうことは、ひと月に何日もありません

そんな中、今週は久しぶりに皆が集まり
ツアーの報告や、最新号パンフレットの話題など、
積もり積もった話に花を咲かせていました

が、また、あっという間にさようなら
「あ、またしばらく会えないね」
「再来週、いや、半月後まで…?」
「…のようです」「行ってらっしゃい&行ってきます」

再び、怒濤の添乗ラッシュが始まるのです

というのも、昨日からシルバーウィーク突入し、
銀のステッキでは、おかげさまでツアーがたくさん出発しました

一昨日の、海老蔵復帰公演に始まり、
コスモス咲く般若寺、
東西落語名人選、
かやぶき音楽堂コンサート、
彼岸花咲く飛鳥(御一行様)…と、
いずれも、無事に終了

シルバーウィーク前半戦は、あっという間に駆け抜けていきました

明日は、残る最後の一つ、
プラナカン・ビューティーを訪ねて
マレーシアからシンガポールへ行ってきます

最近、朝晩が殊に涼しくなってきて、少し寂しさを覚えていたのですが、
明日から熱帯の国に行けるということだけで、心躍ります

肌にまとわりつくあの空気、
活気と熱気あふれる街(これは想像ですが)

さて、どんな美に出会えるのでしょうか

再び、真夏の国へ行ってきます



▼我が街再発見の旅、新発表はコチラ!
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110924.html

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疲労回復法

2011年09月23日 | のほほん同志Aの日常

「え? もう出勤してるの?」
「アラスカから帰ってきたばかりで、今度は北海道??」
「時差ボケは大丈夫?」

電話に出るたびに、お客様からそんな
お気遣いの言葉をかけていただく1ヶ月でした。

答えはいつも
「それが不思議なことに全然疲れてなくて…」
 
8月下旬の秋田・大曲の花火から始まって、
アラスカ10日間、そしてトワイライトで行く北海道。
大きなツアーが3本つづいたこの1ヶ月。
不在中にたまっていく仕事の処理もあり、ほぼ出ずっぱり。

さらには「忙中閑あり」と、
合間にジョギング、映画、飲み会。

「まさか…不死身?」と、
自分でもちょっとおののきました。

でも
単なるハイテンションだったのでしょう、
ここに来てさすがに…ドッと疲労が吹き出ました。

幸い、明日からの連休は
添乗を他のスタッフに託してお休みです。

疲労回復のためには
■家でのんびり睡眠補給

いえいえ

気ままなひとり旅が、実は一番のリフレッシュ。
予定はなし、気の向くままの列車旅に出かけます。

添乗で毎月のように乗る新幹線ですが、
今回はお客さまの視線がありません。
居眠りOK、車内販売のアイスも食べられると思うだけで、
心が浮き立ちます(スミマセン!)

もうすでに疲れはどこかへ飛んでいってるようです。


▼九州新幹線「田の神さぁの里」ツアー報告はコチラ
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