東北支援ならぬ…

週末にかけて訪ねた大曲の花火のツアー。

宮城・岩手・秋田の３県をめぐるなか、
何度も“デジャブ”感におそわれました。

笹かまぼこ、盛岡冷麺、くるみゆべし、
ずんだ餅、仙台駄菓子、牛タンしぐれ煮
塩飴、わさおキャラメル、胡麻せんべい

そう、どこかで見たと思ったら、
この夏、銀ステ事務所で格闘した
「東北アンテナショップ」の商品たちです。

３日にわたる東北物産市のあとは
ツアーでの車内販売、さらには
わずかなスタッフ間での社内販売を経て…

当初３日ですべて売りさばくはずが、
なかにはずいぶん長いおつきあいになり、
今もしぶとく銀ステ・事務所に居座る乾物もあったり。

仙台空港で、盛岡の駅ビルで、高速道路のＳＡで。

塩飴を手に取りレジへ並ぼうとするお客様に、思わず
「ダメです、それ、まだうちに在庫あります！」
と、意味不明のストップをかけそうになったり。

お客様ともずいぶん打ち解けた旅の最終日。
そんなことを冗談まじりに申し上げていたら

「分かった。じゃぁツアーが終わったら
　在庫、引き取りに行くわ」

ふだんから姉御肌のお客様、なんとも頼もしいお言葉！
そして昨日、約束どおり、さっそくご来店くださいました。

仲間に売りつけてやるわよ、とたくさんお買いあげいただき、

「これも、東北支援の一環ね。…いや、銀ステ支援かな」

何とも的確なコメントを残し、颯爽と去って行かれました。


▼「秋田・大曲の花火」ツアー報告はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110825.html

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夏の終わりと大曲

夏が終わりました。
終わってしまいました。

あぁ…

夏は嫌いです。
暑いし、ベタベタするし、寝苦しいし。

でも大曲の花火があるから、なんとか乗り切れる。
それが私にとっての夏です。

秋田県は大曲の花火大会。
日本一の座をかけて、全国２７の花火師が競う競技大会です。

百周年の記念大会であった昨年は
銀のステッキ旅行にとっても、
最高の参加人数をいただいた大きなツアーとなり…

「今回以上の気持ちで大曲の花火を迎えることは、
　これから先、もうないんだろうな」

多少さびしさも入りまじりつつ、
正直そんな風に思っていたのです、昨年は。

でも、今年。

例年どおりツアーを出せるかどうかすら危ぶまれるなか、
昨年以上の気持ちでその日を待った大曲へは、
２７名のお客様とともに向かうことになりました。

「あ、おかえりなさい」
「一年ぶりですね」

いつもの花火会場でスタッフの方に出迎えられ感じた、
例年どおり、を繰り返せることのありがたさ。

初対面の方さえ古くからのお仲間のように思える２７名様とともに
降り注ぐ花火のきらめきに包まれながら
「このまま時間が止まればいいのに」
そう思いました。

トイレに立つ間も惜しんで、
食い入るように空を見上げていたというのに
でも、時間はひとときも止まりません。

あっという間のフィナーレ。
あっという間の３日間。

「疲れたでしょ」

ツアー最終日、たくさんのお客様からそう声をかけられました。
文字通り、走り回っていた私へのねぎらいのお言葉でしたが

「いえ、ちっとも」と、キッパリ。

「初日に巻き戻して、もう一度行き直したいぐらいです」

本音でした。
それほど濃密な、
きっとこれから何度も思い出すことになるであろう３日間でした。

あぁ、夏が終わった…

特別だった夏の終わりをかみしめ、
仙台空港から飛行機に乗り込みましたが
伊丹に降り立ったとたん、湿気と熱気にげんなり。

なんですか、この暑さ。
夜なのに、３３度って！

夏、まだまだ続きます。



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定例「女子会」

夏でした
確か昨年も・・

ひょんなご縁で、
「あ～私多分、昔から知っている」
そんな錯覚に陥るほど、勝手にシンパシーを感じてしまう
あるお客様

昨年も夏にデートしました

今年は、緑豊かな、京都は八瀬でのお食事会
はい『女子会』です

4名の大先輩を前に・・・
私も結構な歳ですが、皆さんは私のほぼ倍数
敬語もあやふやな私ですから
いつものことながらラフな会話で無礼講（すみません）
会話がはずみます

親しさ余ってつい、聞いてしまいました

「人生って長いですか」

しばし、皆さん首を傾けられ、
「・・・短いかな、長いかな」

どなたかが
「いつごろに戻りたい」なんて問いかけをされると

「私はあなた位かな、戻るなら」
私を指さし、仰いました

そう言えばこちらの方の転機は、私の歳と聞いています
～では、私はまだまだやれますよね～
私の吐露・勇気

「あら、私は、小学生ね」

へぇ～

「だって、男の子、女の子関係なく泥んこで
遅くまで走り回ったもの」

「あの頃・・・」
とても懐かしそうに目を細められ、そう仰いました

意外

なぜなら、いつもお洒落でキュートなこちらの方
絶対、若い頃（20代～）を言われると思いました

でも泥んこで遊んだ幼少時代に戻りたいと

人生は短いのですか、皆さん

「やっぱり短いかな」
少し時間をおくと
皆さん、きっぱり、そう仰いました

私は、余りに、強い味方を得ました

人生を軽々しく語るアマちゃんに
人生の先輩が容赦なく、突っ込みを入れて下さいます

そんな、友を持ちました

このお仕事の醍醐味です

今、こちらの皆さんで、旅にでる計画を立てています
面白い旅になることでしょう

やめられないなぁ～やっぱり
世代を超えた、人との出会い

こちらが得るばかりで恐縮です、が

来年の『女子会』また参加させて下さいね

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カナカナカナ…

少し涼しくなったかと思えばゲリラ豪雨、
また暑い日がぶり返してきて、
昼間は、カンカン照りの真夏日

それでも朝晩は少し涼しくなってきて、
寝る時には薄いブランケットが必要なぐらいの
日もでてきて、秋の気配も感じます

週末、実家で過ごしていると
夕方、カナカナカナ…　とヒグラシの鳴き声が
聞こえてきました

もう、そんな季節か

ヒグラシの声って、
どことなく寂しげで、はかなげで、
夏の終わりを感じさせます

そう、ヒグラシは、秋の季語

でも調べてみると、ミンミンゼミと同じように、
夏真っ盛りによく鳴くものだそうです

なぁんだ、イメージ違い

ですが、みーんみーん！じーじー！の大合唱を思えば
を思えば、うーんと涼しげで、
耳に心地よいですよね

都会や住宅地に住んでいると
耳をすましても車やバイクのエンジンの音や、
隣の部屋の学生たちのはしゃぎ声ばかり
（駅近の学生マンションに住む私が悪いのですが…）

でも、少し中心部から離れると、
ほら…
聞こえてきませんか
虫たちのささやき声が

まだまだ残暑厳しいですが、
秋の気配は確かに近づいてきているようです


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明日から大曲です

あら、胃が痛むことがあるのですね

でも、今日、あなたはスイカをジュルジュル食べ、
水羊羹をぺろり、
賞味期限が切れたまんじゅうも
「私、結構いけるんです、こういうの」とパクリ
そして、韓国で買ってきた
口が渇きそうな干し芋にも手を出していましたね
モシャモシャ

そうですか、胃が痛みますか

明日からあなたが毎年とても大切にしてきた
『大曲の花火』のツアーです

一年前から勢いよく営業をしてきましたね

とても多くの方から早々とお申込みをいただきました

100年目を迎えた昨年は銀ステ最高の参加人数を記録したものです

でも、今年は・・・

仙台空港が開港したのも、ごく最近のことでした

気を揉みましたね、随分
　
キャンセルも沢山出ました

それでも、明日２７名の皆さまが、あなたが愛してやまない
「大曲の花火大会」へとご一緒して下さいます

3.11以降、皆さんにも複雑な思いが交差したことでしょう
それでも、こうして参加して下さる皆さまのお気持ちに
心が震えます

迎える現地主催者の皆さんの思いも、同じでしょう
あなたもきっと同じ思いでしょう

いえ、思いがさらに強いだけに奇跡の胃痛かもしれません

出発前に、なんですが
行く側、迎える側、双方に
温かい気持ちが紡がれる旅に必ずなるはずです

日本のお家芸、職人気質のなせる技
日本一の花火師があげる今年の花火には
格別の魂が込められます

漆黒の闇に輝く、幾重もの光

どか～ん
どか～ん

今年は
それぞれの心にも格別の花火が打ち上がることでしょう

＊しかし帰ったら、しばらく仕事しなさそうだなぁ～
また！

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