銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

ただいま、礼文島

2021年06月30日 | Hの生きる喜び、それは

「ただいま」なんて言うのは独りよがりでおこがましいのですが
全国で唯一、私が(銀のステッキが)「ただいま」と言って帰り
「行ってきます」と行ってその場を後にする、

それが「礼文島」です

銀のステッキツアーの中でも、数少ない、ほぼ毎年出発しているツアーであり
私個人がこよなく愛する地

去年、行けなかった分も含めて、今年、やっとこさ、行ってきました

ご参加の方の中には、5回目(5年目の)正直で、今年ようやく出発できた方も
終了後のアンケートには、「長年の夢がかないました」という方も

皆さまにとって、一生に一度、いつか行ってみたいと願う地であり、
それぞれ、たくさんの思いを胸に秘めて参加されたのだと思います

礼文島は、皆さまの思いを裏切ることはありません


(レブンアツモリソウ)

人も、景色も、花も、海も、空も、食事も、ウニも、ホッケも?
やさしく迎えてくれる、限りなく夢の島なのです


(花咲く桃岩遊歩道)


(フェリーから眺める利尻富士)

 -昨年は、だれも来なくて、とっても寂しかったよ

島のドライバーさんの一言が胸に響きました

一昨年、「来年もまた帰ってきますね」そう言って島を後にして
昨年はその約束を破ってしまったんです

だから、今年は、遠慮がちの「ただいま」でした

でも、1歩島へ降り立ったら、いつもの礼文島です

何も変わらない風景と、たくさんの花と、
いつもの島の人たちが変わらぬ笑顔で迎えてくれました


(レブンシオガマ)


(レブンキンバイ)


(レブンウスユキソウ)


(キンポウゲ)


(フウロ)



(エゾカンゾウ)


(斜面には無数の花が、遠くに海)


(歩いているうちに、少しずつ、利尻の頂上が見えてきました)


(歩き終わり、見事な利尻山が迎えてくれました)

 ー今年はこれ1回だけ?もう来ないの??
  じゃあ、来年、また必ず帰ってきてよ

いつものお決まりの挨拶で、
では、しばし本州に出張に行ってきま~す、と礼文島へ向かって大きく手を振りました

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旅行、オーダメイド旅行のご相談は…  
銀のステッキ旅行 TEL 0797-91-2260(平日9:00~17:00)
■銀のステッキは会員制の「旅サロン」を主催しています。
■公式ホームページ:http://www.gin-t.com
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銀の杖歩こう会 多田銀銅山

2021年06月29日 | T字路をまっすぐ行ってみたら

『銀の杖歩こう会』がスタートしました!

自粛で凝り固まった身体を少しずつ、

近場のウォーキングから慣らしていこうという企画です。

お客様のお声より
●昨年、一年でぐんと体力が落ちた。小さな段差でも転けそうになる。

思うより足が上がってないのよねー。

●一回目のハードルを越えて参加すると次も参加できるはず。

皆さんと一緒だと張り合いになって続けられそう…

●電車に乗るの二年ぶり。怖かったけど、思い切って参加しました。

これ以上足が弱る方が怖くなったので…


今回の企画にご賛同いただいたこと、とても嬉しく思います。

さて、本日は、猪名川にある多田銀銅山へ行って来ました。

古くは、奈良時代に東大寺大仏献銅伝承にさかのぼり、

広範囲に2000もの間歩という坑道が掘られ、

今もそのうちの20箇所が現存するそうです。

その中で唯一、一般公開されている『青木間歩』を目指して歩いて来ました。

中にはいると、とても涼しくヒヤッとする水滴にビクッとしながら歩きました。

途中、クモの巣が、幾重にも(ほんとは三本)張り巡らされ、

先頭の私は、皆様に少しお待ち下さいと…。

恥ずかしながら、虫が苦手な私は一歩も前に進めませんでした。

いやー、外は、気持ち良く、大きく深呼吸。

昨晩の大雨で一皮むけたのか?みどりの木々の中、

心身ともにリフレッシュウォーキングとなりました。

でも、お昼に向かって太陽は容赦なくギラギラと実力を発揮、

全員の、体力は奪われていきました。

さて次回(第二回目)は、布引の滝、渓流ウォークです!

■日程:7/28(水)
■集合:阪急神戸三宮駅9:00
■参加費:3000円
暑さ吹き飛ばす納涼ハイキングです。

ぜひ、ご参加下さい。一緒に楽しく歩きましょう!

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すぐそこの知の巨人

2021年06月28日 | 見かけだおしNのつぶやき

「今日は、おたくに憎まれ口を叩かれにきたようなもんよ」

お会いするなり仰いました。

「もう、ヨレヨレよ。でもまぁ気分転換になるかと思って」

確かに足元がどうにもおぼつかない様子。

「それはそれは、高くつきましたね、毎度あり〜」と

ひとまず期待通りにお応えして始まったバス旅行。

訪問した嵯峨野の祇王寺は、苔むす庭園として知られ、

昨今の、SNS映えする写真にはもってこいとばかりに、

若い層にも人気の観光スポットになっています。

とはいえ、今は人影もなく静かで、

私たちだけが、この美しく輝く苔庭の住人となっていました。

観光バスも入れない愛宕街道にある古刹とあって、

先のお客様も、ふぅふぅ息を上げながらもゆっくりゆっくりと

参道を歩かれました。

天から一直線に落ちる陽を反射させ、

緑の竹林と、青紅葉が、そこに何かがあることを知らせるように

青々と光を放っていました。

それを道標とばかりに、ほうほうの体でやっとたどり着いた先には、

緑の大海原が広がっていました。

「あんたの手借りてなんとか来て良かったわ」

さて、山門を後に、

「皆さん、ここには平清盛のお墓がありますよ」

違う、清盛の供養塔!

「そのお隣には清盛のお母さんの、」

違う違う、祇王と、妹と、その母親の!

「あら、失礼しました。

皆さん、せっかくいただいたお寺のパンフレットを熟読してくださいね」

全く、おたくは相変わらず、、、

その先を言わせまいと、お客様の小さな手をグッと引き寄せては、

参道をふたたび、右へ左へと揺れながら下って行きました。

ツアーとしては「鮎料理」を食べることが目的の美食旅。

そのお店でのこと。

鮎料理を堪能するなかで、お椀が出ました。

ふたを開けるやヌメヌメと浮かぶ蓴菜(じゅんさい)が目にとびこみ、

その後は喉越しするすると、あっけなく胃に収まりました。

と、奥の席から

「じゅんさいな人って大阪弁でいうよねぇ」

じゅんさいな人?

すみません、知りません。

すぐに調べると、、、ひやっ。

『いい加減な人』だそうです。いったい誰のことですか?

語源は、まさに今いただいた蓴菜。

掴みどころのないところからきているようです。

なるほどなぁ。

日本語は面白いですね…というか、お客様!

ご自身が仰る以上に本日はヨレヨレで、そしていつもに増して冴えてますよ!

憎まれ口はどっち?

 

手はお貸しするものの、お借りしているのはいつもこちら。

ご一緒するたび、敗北感に笑いが込み上げてきます。

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我が街再発見、六甲山へ

2021年06月27日 | 眼力Kの圧、ハンパない

六甲山といえば宝塚からほど近くて親しみ深い場所なのですが、

車で行くとなると山を越え、その道中からの見晴らしといったら

えらく遠くへきたかのような、そんな景色が広がっていて

ぐっと旅気分が高まります。

 

そして標高もどんどんと上がり、最初に向かったのは六甲高山植物園

今日は曇りというのもありましたが

昨日までの暑さを忘れるくらいの涼しさが、

山に来たなぁと、ますます気持ちを高めてくれました。

 

高山植物園にはたくさんの花がきれいに咲いていました。

睡蓮

エーデルワイス

可愛いピンクのシモツケソウ

 

きっともう終わっていると思っていた青いケシもかろうじて、、、

待ってくれていました。

そしてお昼は昨年オープンしたばかりの、ホテル神戸六甲迎賓館で

とっても綺麗な景色を眺めながらフレンチコースです。

最後に向かったのはヴォーリズ六甲山荘

入口までの道のりは直前の通り雨のおかげでマイナスイオンがたくさんでていて

せっかくだからと、お互い距離を取りつつマスクを外して思いっきり深呼吸

 

あ〜気持ちいい、

 

長く続くマスク生活、おいしい空気がなによりのご馳走かもしれません。

ヴォーリズ六甲山荘は、ヴォーリズ設計により個人の別荘として

建てられたものです。

建築当時の状態が良好に保たれている貴重な建物で、

キッチンや、ベッドルーム、応接室などが今も現役で使用されています。

あじさいもきれいに咲いていました。

山道を散策しつつ室谷邸も見学

まるで遠く避暑地に来たかのような一日でしたが、

バスに乗ってしまえばあっというまに宝塚へ。

旅といえばついつい遠くへ、と思っちゃいますが灯台下暗し、

地元、宝塚近郊にも素敵な場所がこんなにあります。

 

お客様も久しぶりに訪ねられた六甲山、

懐かしいと思い出に浸ったり、

新しくオープンしている施設がたくさんあって驚いたりと、

改めて我が街を発見できる小旅行でした。

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瀬戸内の停留所でポツリ旅を待つ

2021年06月26日 | のほほん同志Aの日常

銀のステッキでは、もう5回め?6回め?になる、

人気の尾道ベラビスタのツアーに行ってまいりました。

さまざまな添乗員がぐるぐるとまわり、

今回の添乗員は、昨年の秋に続いて2度め。

たまたま同じバスドライバーさんでした。

「秋にはお世話になりました」と挨拶すると、

一瞬の間のあと、「お世話しました」と。

あれれ、社交辞令のつもりだったのに…。

お世話になったのは、尾道から鞆の浦の船乗り場。

「はい、ここです」と降ろされたのが、あまりに何もない寂しい場所で、

こんなとこが乗り場のわけないです!と、

地元のドライバーさん相手に私がごねたのでした。


今回は2度め。

安心して船を待ちましたが、

これはやっぱり初めてなら、またごねるだろうな…と。

次もたぶん、忘れたころに添乗がまわってきたら、

危ない危ない。

船がバスのように地元の足になっている尾道ならではの風景でした。

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