銀ステ根なし草

銀のステッキ旅行・スタッフの雑記帳

カウントダウン!大曲の花火

2011年07月31日 | のほほん同志Aの日常
明日から8月。
8月といえば…待ってました!
大曲の花火です。

暑い夏は大の苦手。
いつも春先から「あ~夏がやってくる…」と憂鬱になる私の、
夏を乗り切る楽しみは、なんといってもこの大曲の花火。

全国から花火師が集い、
「日本一」をかけて競う競技花火大会。

オオマガリ、オオマガリ、オオマガリ…

そう呟くだけで、急に心が弾み、胸がドキドキ。
血がさわぐとは、まさにこのこと。
1年で一番、待ち焦がれているツアーと言っても
過言ではないでしょう。

それゆえ自分で言うのも何ですが、手配は完ぺきです。
ゆったりご覧いただける結婚式場の屋上観覧席は1年前から確保。

また1秒で売り切れる花火大会後のお帰りの新幹線指定席。
1ヶ月前の午前10時発売にあわせ、
今年は銀ステ・スタッフ総数の3倍近い
怒涛の人海戦術でしっかり確保。

あとは、あとは…お客様です(エッ?)。

例年、満員御礼の「大曲の花火」。
グループ様のキャンセルがあり、ただいま若干の空席があります。

今年は東北の地震がありました。
敬遠されるお気持ちも当然です。

でも、こんな年だからこそ、
たくさんのお客様をお連れして大曲に行きたい。
それが私の、願いにも似た強い気持ちです。

ぜひ今年、大曲へご一緒しましょう!

きっと例年以上に思いと祈りのこめられた、
忘れられない花火に出会えるはずです。



▼「大曲の花火」オフィシャルサイトはコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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貸切バス・オーダーメイド旅行のご相談は…
銀のステッキ旅行
TEL 0797-91-2260(平日8:30~17:00)
■公式ホームページ:http://www.gin-st.com
■銀ステ旅先案内人:http://ameblo.jp/arailuka
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二拍子の楽園

2011年07月26日 | Hの生きる喜び、それは
きたね、きました、とうとう!
と、興奮しているのは社内で私だけです

徳島から依頼していたパンフレットが届きました

その名も
“二拍子の楽園”

ちゃんちゃちゃんちゃ
ちゃんちゃちゃんちゃ・・・

パンフレットを眺めているだけで、
お囃子と鳴り物が聞こえてきそうです

さて、二拍子の楽園、それは・・・

阿波おどり!!

仕事柄、数々の祭りを見てきましたが
これほどまでに愉快で楽しく、心躍る祭りはありません
この頃になると妙な胸騒ぎにおそわれるのです
そして、指折り数える日々が始まります
あと20日、19、18、17日・・・
あともう少し!

徳島を、いや日本を代表する伝統芸能にまで発展した
阿波おどり、その起源は古く、1587年、
初代阿波藩主・蜂須賀家政が徳島城を落成したときに、
祝賀行事として城下の人々が踊ったと伝えられています。

阿波踊りの誕生から今日に至るまでの約400年、
その伝統と志は、踊りを愛してやまない人々の手によって、
途切れることなく連綿と、そして確実に受け継がれてきました。

400年という気の遠くなる年月の中に、
いったい、何人の人々が関わってきたのでしょう。

有名無名を問わず、阿波踊りに人生を捧げた人々が
いるからこそ、今の阿波おどりがあるのでしょう

「手を上げて、足を運べば阿波踊り」
と表現される踊りの基本動作、
情緒あふれる2拍子の「よしこの」のリズム、
「踊る阿呆」と「見る阿呆」が一体となって作り出す
コミュニケーション空間、そして、、、

必ずや人々を虜にする阿波踊りの持つ不思議な能力―。

弾ける踊り手の笑顔と、
水を得た魚のように生き生きとした踊り子

不況も不安も吹っ飛ばす
今年の夏こそ、本場徳島で阿波おどり、
もうこれしかないでしょう!

▼スペイン・ツアー報告「ピレネーの黄&バルセロナの青」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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さびしいカシの木

2011年07月25日 | のほほん同志Aの日常

なにかを好きになると
のめりこんで、飛びこんで、
そこからぐんぐん世界が広がる――
そんな経験はありませんか。

私の場合、この夏はじめて耳にした
パブロ・カザルスの奏でるチェロの響きは、
まさにそんな出会いでした。

カザルスがコンサートの最後に必ず弾いたという
スペイン・カタルーニャ民謡「鳥の歌」。

その「鳥の歌」という名を、
あるコンサートの案内に見つけたのは
スペインの旅に出発する前のこと。

宝塚演奏家連盟の主催による
東日本大震災のチャリティコンサートでした。

問い合わせ先とあった番号にすぐにお電話し、
「この曲が聴きたいのです」とお便りを出しました。

そして…きのうが、そのコンサートの日でした。

くり返し聴き、もうすっかり耳になじんだ「鳥の歌」。

聴きなれたチェロの音色ではなく、
カザルスの願いであっただろう祈りのことばが
澄んだアルトの歌声にのせて会場に響きわたり…
力いっぱい拍手しました。

そして昨日は、もうひとつの出会いがありました。

美しいソプラノで歌い上げられた「さびしいカシの木」。

最後のことばがホールに吸い込まれて消えたとき、
会場の空気がふっと涙ぐんだように思いました。

歌詞をご紹介します。


 山の上のいっぽんの
 さびしいさびしい
 カシの木が
 とおくの国へいきたいと
 空ゆく雲にたのんだが
 雲は流れて
 きえてしまった

 山の上のいっぽんの
 さびしいさびしいカシの木が
 私といっしょにくらしてと
 やさしい風にたのんだが
 風はどこかへ
 きえてしまった

 山の上のいっぽんの
 さびしいさびしい
 カシの木は
 今ではとても年をとり
 ほほえみながら立っている
 さびしいことに
 なれてしまった


ひとり丘に立つ、さびしいカシの木が
まるで一冊の絵本を読むように目に浮かびました。

歌詞が、メロディーが、
とても平易なのに心に響き
きのうからくり返し頭のなかで流れています。

調べてみると…「アンパンマン」の
やなせたかしさんの詩でした。

納得。


街やテレビの中には音楽があふれています。

でも「鳥の歌」や「さびしいカシの木」のように
自分にとって大切な曲、
何度でも聴きたいと思える曲に、
この先どれぐらい出会えるのでしょう。

今もこれからも
やりたいことはいろいろあるようで
実はそれほどなくって、
まだまだ出会えていない美しい歌や物語、風景、人たち、
自分にとって大切と思えるものを
少しずつ見つけていければそれで十分。

それが今日の気分です。


▼スペイン・ツアー報告「ピレネーの黄&バルセロナの青」はコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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アナログ最後の日

2011年07月24日 | のほほん同志Aの日常

以前はけっこうなテレビっ子だったのですが
最近、テレビをとんと見ません。

もう見ないのが習慣になってしまって、
「なでしこジャパン」の活躍も、どこか遠い出来事。

けれども今日、久々に、
本当に久々に、テレビにかじりついていました(30分ほど)。

というのは昨年の今頃、寄席で聞いた
ある落語家さんのおはなしが急によみがえってきたからです。

「うちのテレビ、アナログなんですけど
 買い代える気はおませんねん」

「新婚の時に買ったきりやから、もう長いつきあいやしね。
 アナログ終了のその日、うちのテレビはどないなるんか
 ご臨終のときを見届けたろ思てますねん」

おもしろいことを言う人だなぁと思い、
(噺家さんだから当然ですが)
でもたしかに、その日を迎えたアナログテレビはどうなるんだろう
…と気になったのでした。

そして今日がまさに、アナログ放送終了日。
「そのとき」は正午だといいます。

実家に帰り、早めに昼食も終え、準備完了。
客間に今も残るアナログテレビの前で11時半からスタンバイ。

どこも似たような番組やってるなぁ…とチャンネルかちゃかちゃ。
こういうときは、やっぱりNHKかしら。

するとアナウンサー、

「アナログ放送をご覧の方は、今日の正午で終了となります。
 正午より、映像はブルーバックのお知らせ画面に替わります」

え~ ネタばらしする!?

人の楽しみを…と憤慨しつつ、画面をにらみつづけました。

時計を見るとあと数分。
どれどれ、と家族もまわりにやってきました。

正午まであと十秒というとき、
画面のなかのアナウンサーが
「これまでご覧いただきありがとうございました」と深々と一礼、

そしてふっと一瞬、
「アナログ放送は終了しました。ありがとうございました」
みたいな文字が画面にあらわれ…

次の瞬間、地デジ・コールセンターの電話番号が書かれた
「ブルーバックのお知らせ画面」に切り替わりました。

アナウンサーの予告通り、でした。
種明かしされた手品を見るよう。

にも関わらず、自分でも意外だったのは
ちょっと、ジーンとしてしまったことです。

アナログ放送よ、これまでありがとう のジーン

…我ながらあまりに単純でイヤになります。

まぁ、このジーンも一瞬のこと。
また今夜から
とんとテレビを見ない日が始まるのですが。



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東北アンテナショップ、その後

2011年07月22日 | のほほん同志Aの日常

モノを扱う商売はムズカしい…

これが、旅という在庫を持たない商品を扱う我々の
素直な感想でした。

東北支援の一助になればと始めた「東北アンテナショップ」。

笹かまぼこ、牛タンシチュー、温麺、盛岡冷麺、わさおキャラメル

東北の味あれこれを取り寄せました。

たくさんのお客様のご来店・ご厚意をいただき、
賞味期限が短いものはお陰様で早々に完売しました。

しかし…。
売れても売れても、まだある乾物。
なかなか減らない味噌と醤油。

「もう全部売れたん?」と心配する母に
「まだ。今、シャナイ販売してるとこ」と私。

「あぁ、自分らで後始末するわけ」
「…?」

 あっと気づき、訂正しました。

「あぁ、『社内』販売はまだ。
 それは最後の手段で、今は『車内』販売の段階」

ツアーに持っていって売り子してるんよ、と言うと
呆れたように笑っていました。

新幹線の売り子さんになった気分の車内販売。

商品勧めて、値段を計算して、袋につめて、
お金をもらって、お釣りをわたして…ようやく完了。

ゆれる車内であたふた。
あれ、けっこう難しいです。

リピーターのお客様が多いのが当社の特徴。

「こないだ買った塩飴、美味しかったわぁ。まだある?」

6月はツアーの車内で、こんな風景が続きました。
たび重なるご協力・お買いあげ、本当にありがとうございました。

さて7月も下旬に入り、シャナイ販売もいよいよ、
「社内」販売の大詰めへ。

「対象商品は、味噌と醤油!」
と自分たちに号令をかけつつ…

どっちも家にあるのになぁ
口に合わんかったらイヤやし
だいたい重いし

なるほど、売れ残りの理由が分かりました。
トホホ。


〈追記〉

どちらもなかなか良いお味でした。
まだまだあります。ぜひ、お求め下さい。



▼旅サロン・ティールームOPEN! 詳しくはコチラ
http://ameblo.jp/arailuka/day-20110617.html

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