私の世代なら、、、
「なるほどザ・ワールド」かな。
おっかけユミちゃんにあこがれました。
あんなにほうぼう、クイズになるくらい
みんなが知らない国へ行けるんだから。
しかも面白いコメント。
さかのぼると、兼高かおるさんの
うん?
なんだったか、日曜日の朝に放映されていたように、、、
休日に、夢のような海外の世界。
子供心に、それだけで、目の前が遠く異国の地へと広がっていました。
風呂焚きが日常業務だった私は、テレビに映る世界に心浮かれました。
もちろん、何かの番組後にさりげなく始まる、
「世界の車窓から」、、も大好きでした。
大学時代、おそろしく学業そっちのでバイトに明け暮れ、
バックバッカーきどりで放浪。
あげく、体調をこわし、都落ち、、、
実家で、無言の日々が少しありました。
大学で、生粋の都会育ちを知り、
阪急百貨店で自らの財布で買い物する同世代の人種を知り、
英語の授業で、田舎の先生からはついぞ聞いたことのない、
流暢に英語を話す同級生たちも。
ECCで習ったからって、、、なんやねん!
でも、都会好きの私は、 負けるものかと(何に?^_^)
踏ん張って、もう一度、街に出ていきました。
さて、韓国につなげましょう。
田舎っぺが、ドキドキワクワク、恋い焦がれた、
初めての海外渡航が、韓国でした。
唄の文句にもある、19の春でした。
下関から船で、えいやっと降り立った釜山港。
海外旅行で、あの感動を越えることは、もうないですね。
子供の頃、パルナスのCMで、見た海外でした。
モスクワの味🎶 マンマの味🎶
いえいえ、もちろん場所も景観も違います。
ロシアと韓国だし、、、
でも、異国という意味では同じ。
私が、夢見た海外渡航の最初の記憶、それがパブロフの犬となったのです。
あれから、いろんな国へ、場所へと訪ねる機会を得ました。
なので、私の嗜好に合致するお気に入りの場所もできました。
パリとかNYとか、、ほんとですよ!
でも、でもなんですよね。
最初に見た背を親と思う、動物的本能と同じように、
未知の世界だった、なるほどザ・ワールドの世界。
それが韓国だった。
私が訪ねた頃は、確か日本文化を受け入れることも拒否だった時代。
現地で日本人というのも、怖かった。
その後、まさかの韓流ドラマブームがきて、
誰もが、こぞって韓国へ。
そして今、まさかの、、、
3日前まで韓国にいました。
デモは、土日とあってか、平日は平穏なり。
ソウル空港の入国審査は、反対に平日なのに日本人で大混雑。
強い人がいっぱいでした。
何がって、ロッテで安く買い物したいという信念、、嘘。
今の報道は、ご存知のとおりです。
でも、そのさなか、私が見た韓国は、全く違うものでした。
「自ら現地で見て感じたことこそ事実」
ソウルは、晩秋の寂しさもありながら、
銀杏並木の美しい日常でした。
利便性が発達した今、自らで判断することも放棄してしまう我々。
早すぎる、しかも誰かの発した結論じみたSNS情報で、
納得するのはどうでしょうか。
韓国は、確かに揺れている。
でも、その報道とは雲泥に、
私が、最初に見た海外という、夢の背中。
その頃と、変わらない南大門市場のおっちゃん、おばちゃん。
活気に満ちていました。
「変わってないなぁ、、、あの頃と」
現地で見聞して、そこで初めてYES or NO
と思います。
世論なるアブクを、考える間も無く、
答えがひとつのように知らされる昨今の情報伝達。
鵜呑みにするのは怖いなぁ、、、
みなさん旅に出ましょう!
草の根の世界に生きる私たちにできる、平和への近道と、
釜山港に降りたった時から
これは変わらぬ、思いです。
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