3月2日(木曜日)
朝、クラスでスペイン語の勉強をしていた10時頃、第1刑務所の監督官マダムの視察があった。第5収監区に移ってから初めての視察だ。各バラックや水場、トイレ等、説明を受けながら見て回られたようだ。最後にクラスをやっている所へ来て全員を集められた。新しいワードに替わって皆の意見や要望をお聞きになっていたが声が遠いのか両手を肩の高さに上げ
「もっと近くに集まりなさい」
という仕草をされた。収監者達はマダムを尊敬していた。マダムが第1刑務所の監督官に就任されてから収監者の待遇は著しく改善されたとぼくは聞いている。特に食事の改善については全員が満足しているようだ。以前は毎日、黒いダル豆の薄いスープだけだったらしいが、今は毎昼食にはサブジと黄色いダル・スープが出る。ライスも質が良くなりアフリカ人にはアタが主食として配給された。Bクラスというのがあるが概ね中長期収監者がその待遇を受けていた。長い収監者の健康を考えてのことだろう、毎朝ミルクが配給されていた。一度、火が通してあり飲まない時はそのままで自然にヨーグルトになる。ちょっと酸っぱいがアフリカ人は大好きだ。
インド熱波 死者2200人超す
1990年以降 最悪の被害となっている 90年以降の熱波による死者数は
95年が1677人でこれまでの最多だった (読売新聞 6月2日)
ブログの日付は1995年だ 6月になると熱波が刑務所を襲った
鉄格子の間から熱風が吹く それを鉄格子に掛けた厚い毛布で防ぐ オォ~~マイガァ~~