4/8、吉祥寺曼茶羅毎月恒例のオープンマイクイベント、『飛び入りFREE STYLE MUSIC』に出演してきました。
今回は少し少なめの全11組。そして全員がソロ弾き語りという濃いい内容でした。
このイベント、常連さんは常連さんで毎回おもしろいライブをするんですが、常に新しい人が来て、新鮮な空気を運んで来るのがすごく好きです。
そして今回、個人的に特にニヤリだったのは『中沢健』さんのソロ弾き語りです。
今回『十五夜(=さとみ&けん)』さんが出演すると聞いていたのですが、始まってしばらくたってもなかなか来ない。
そのうち、けんさんから「すいません、寝坊しました!今日行けません」のメールが!
非常に楽しみにしていたので内心がっかり。
と、またしばらくしてけんさんから電話が。
「今、上(外)にいるんだけど…」
ラスト二組、ギリギリ間に合って、今回はけんさんソロ(二日酔い)での飛び入りライブとなりました。
『十五夜』を聞いて、けんさんソロも是非聞いてみたいと思っていたので、これにはたすく大喜び!!
そして!実際聞いたけんさんの歌は、僕の想像をさらに超える、僕の大好きな歌でした!
『中沢健』さんという、一人の男に出会えたことを今更ながらうれしく思いました。
ライブ終了後、共演者さんと桜残る井の頭公園をぶらぶらしていて、木陰で三味線を弾いている『山口将吾』さん(上の写真)という方に出会いました。
その熱く激しく、それでいて厳かな(?)ビートにけんさんと二人で聴き入ってました。
お話聞くと、山形の『シャーサン貿易』という、三味線を作る会社の若き超新星(本人はそうは言ってないですけど、たぶんそう)だそうです。
その日は神社への奉納(!)のために、たまたまいらしたそうです。
三味線そのものはもちろん、山口さん御自身で作ったという漆塗りの糸巻きもほんとうに綺麗でした。
「ただお金があるだけの人には作っていない」
という山口さん。
本物の伝統工芸に触れ、その精神に触れ、いたく感動し、えらく感銘を受けました。
そして、曼茶羅飛び入りライブの写真をまた撮り忘れました。