6/10、新宿マローネで行われた轟ひろたさん主催の某イベント「とどろっくフェスティバル4」を観にいきました。
この前の「夕暮れ祭」も身近なアーティスト大集合なイベントでしたが、こちらもそんな感じで、入口に入るなり知ってる人だらけ、客席にも劇団アニマル王子の役者さんたちがずらり勢揃い。
今回めでたくチケットは完売したようで、立見の人もたくさん。
もう、はじまる前から熱気がムンムン、僕のテンションも上がりまくりでした。
さて、人よんで表現の異種格闘技こと「とどろっくフェスティバル」ですが、今回どんな方々が出演したかをざっと、
1、ハイスマイル(ロックバンド)。轟ひろたさんも所属するバンドで、曼茶羅飛び入りライブの常連さんだった「とどろっきーず」と「ハイラノンス」が合体!
実は僕もボーカルのスギヤマさんのいるハイスマイルは始めて聴きました。
久しぶりに聞いて、スギヤマさんのボーカルが全然変わっていることにびっくり!
あれ?と思っていたら、どうやらボイストレーニングに通い始めたらしいことを小耳にキャッチ。ス、スギヤマさんが「歌って」る…!
2、馬場智子さん(一人芝居)。六年間の社会人経験を経ての、初の一人芝居だったそうです。独特の間がある今後の活動が楽しみな方でした。
3、吉田猫さん(歌)。曼荼羅飛び入りライブで出会った、ちょっと切なげで、ちょっと和風な感じの歌を歌う方。本業は役者さん。この方のやることは、歌にせよ演劇にせよ、いちいち肌に合います。チラシを見ると「劇団アニマル王子の役者であり…」って、あら、いつの間に。アニマル王子にまた強力な人が入っちゃったみたいですねぇ。
4、細田裕子さん(弾き語り)。この前の「夕暮れ祭り」ではご一緒させていただきました。書くのがめんどくさいほど複雑に縁のある方。そして以前このマローネでバイトしていたことがあるらしく、なんだかものすごいしっくりきてました。
細田さんが歌っている間はとどろっくであることを忘れ、細田さんのライブに来ているかのようでした。
5、いずみひろたかさん(弾き語り)。バリバリの社会人で、セールスマンだそうで、日常に根ざした愛のあるあったかい歌声は、マローネの空気、とどろっくの空気にぴったりな感じでした。
6、松野正史さん(一人芝居)。感動して泣いちゃいました。僕も出演させていただいた「とどろっく1」のときが、確かはじめての一人芝居だと言ってたと思います。そこからわずか数ヶ月、余りにグレードアップしていたのでびっくりしました。チラシを見ると「劇団アニマル王子の座長」って、あらあら、いつの間に!座長就任おめでとうございます!
7、劇団ウラダイコク(芝居)。轟ひろたさんのお株を奪う、即興での非常にスリルのあるステージ。お客さんに紙にお題を書いてもらって、ステージにばらまき、それを拾いながら即興でストーリーを進めていくというようなことをやっていました。ひろたさんが本気で悔しがっている姿が印象的でした。
8、冷蔵庫マン(お笑い)。引き芸、つまり、つまらないことを言って、逆に笑わせるというなんとも不思議な爆笑を生んでました。でもなにげないひとつひとつにすごいベテランを感じさせるところがあって、ただダジャレを言ってただけなのに、なんかすごかったなーって思ってたりするのは僕だけじゃないはずです。
ロックのイベントに出たり、テレビ出たり、結構売れてる方のようです。
9、三日月の詩(バンド)。すごく心にせまる音と言葉。「いのち」の捕らえ方とか、非常に僕の感性とも合う感じの音楽でした。もう、マローネがどこか別の宇宙になってました。
…という感じの非っ常に濃厚なイベント。全くブログを書く方の身にもなってほしいものです。アンケートも一時間くらいかけて書いていたかったです。
そして、次回のとどろっく5には、僕の尊敬する大先輩、井上ともやすさんの沖縄系ユニット「わらぶー」も出演するそうです!
それにしてもひろたさんってば、首に大怪我負っててもこれですもん、すごいな~、すごいな~。
*写真はお客さんの入っていないマローネ。今回のは面白すぎて撮り忘れました。