ある日の農家さんとの会話
たすく「今度はお茶を育ててみたいんですよ」
農家さん「生えてますよ、お茶。」
というわけで、5/1に、ず~っと楽しみにしていたお茶摘み初体験させていただきました!
調べてみると、お茶摘みの時期は年に何回かあるらしく、四月下旬から五月下旬に生えてくる新芽を摘むのが一番茶(新茶)だそうで、中でも八十八夜(立春から数えて88日目)に摘み取られるお茶は、古来より不老長寿の縁起物の新茶として珍重されているそうです。
なので、だいたいその辺の時期に摘もうと思っていたら、たまたま空いていた日が今年の八十八夜で、粋な八十八夜のお茶摘み!と、相成りました。
黄緑色のやわらかい新芽を摘み取ります。
一芯二葉…いっしんによう
新芽の先端から二枚の葉のついた部分を摘みとるのが、最高級のお茶だそうです。
でも普通は一芯四~五葉くらいまで摘んでいいそうです。な~んだ知らなかった。
袋いっぱいに摘んで
まずは青臭さをとるために軽く蒸します
と、すでに緑茶の超いいにお~い!!
ざるにあけて水気をとばして
鍋で炒ります
手でよ~くもみもみして水気をしぼりだして
また炒って、を何回か繰り返します
すると、見覚えのあるお茶っ葉になってきます
針のようになるのが良いらしいのですが、未熟ものなのでなんだかぼそぼそしてます
さらに天日で干せば…
完成ー!!?これでいいのかな?
早速淹れてみると、ちょっと色が薄い?
でも、味はまぎれもなく生々しい緑茶の味!ていうか、生々しすぎ?もっと蒸してもよかったのかもしれません。
お茶の作り方は、調べれば調べるほど人それぞれなので、また摘んできていろいろ試してみたいと思います。
このように道端に普通に生えています。
前までの僕も含めて、現代っ子たちは、この道端に普通に生えている葉っぱがお茶だなんて気が付かないことでしょう。
実はあこがれのお茶の木は、通学路の途中に沢山生えていたわけです。
一昔前までは、日本人の暮らしの中に、当たり前にお茶の木があり、誰もが完全無農薬の贅沢な新茶を当たり前に飲んでいたのです。
大大大好きな緑茶がどうやって育ち、どうつくられるのかがやっと解ったお茶摘み体験。
また一歩、日本人に戻れたような気がします。