![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4a/c0/d01eabb96bebc762af96daf68fc02c77.jpg)
革を扱う仕事柄ながら、あまり皮加工する工場に行く機会が無かった
昔ヨーロッパ出張した際に、当時の西ドイツのケルンにある皮加工工場へ見学に行った経験がある
日本国内では、あまり行く機会も無かったが、
先日に製品にする革の加工を依頼しに工場へ訪れた
東京の足立区にある小さな町工場で、従業員も7名の工場
社長にお会いして工場内を見学させてもらった
けして綺麗さはなくて、どちらかと言うと汚い、キツイ、危険な3K職場
皮を革にするメーカーのタンナーとは違い二次加工をする工場
一度染めた革を再度染めたり、オイルを含ませる作業をする通称『タイコ』
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塗料を吹き付けたりした後に乾燥させる乾燥機
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革の大きさを測るこの機械は、昭和初期の機械だがまだ現役
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/40/f8/4c9cd8f65b770759116ebab54e960c48.jpg)
まだまだ他にも、革を革らしくする機械が多くあり、
どの機械も年月を感じる機械ばかりだった
帰り際に、社長にお願いして革を乾燥させる際に革を張るフックを50個分けてもらった
このフックを利用して、展示会場に皮加工場を再現する
綺麗に陳列するだけがディスプレイではない
革製品の原点の皮加工や、職人工房を再現しようとしている
なんだか、最近のこの仕事が楽しくて仕方ない(^^)