昔から行きつけのつり具屋で、毎年この時期になると、
鮎釣り名人を迎えて、鮎釣り講習会が開かれていた
一度も講習会などに行った事がなかったが、
今年はどういうわけか、師匠から行かないか?と誘われて行ってみた
釣具メーカーのSHIMANOから、インストラクター小澤 聡氏を迎えての講習会
小澤氏は、数々の鮎釣り大会で優勝を重ねた実績ある名人
瀬釣りの引き釣りを得意とする釣りスタイルで有名な人
今の鮎釣りは、泳がせ釣りが主体になっていたが、
鮎釣りの基本の瀬釣りを提唱している
そのような瀬釣りを基本に、釣り方と釣りポイントをわかりやすく解説
意外だったのは、急瀬や荒瀬での釣りでは、
硬くて丈夫な竿を用いるのではなく、あえて柔らかい竿を使用しているとのことだった
流れの速い瀬で柔らかい竿では、流れに囮鮎が流れに負けてしまい、
流れに上手く馴染まないのでは?と思っていた
でもそれは逆だったと聞き、オヤジが使うH2.75の硬さの竿でもOKらしい
今季はそれを自ら実証してみようと思う
また、鮎釣りは石を釣れと言われる基本があるが、
狙う石にも、釣れる石と釣れない石を見分けないとならない事を知った
それを、図解で解説されて理解した
講習の他にもQ&Aで質問に答える方式で進んだ
会場には、SHIMANO社製の鮎竿や関連商品も陳列されていた
今までこのような講習会など初心者向けだろ?と思っていた
でも知っている事もあったけど、参考になる事もあって聞けて良かった
名人は名人なりに研究を積み重ねているらしい
まだまだ奥深さを感じさせられた一日だった(^^)