今インプラントを、HPやブログで出してない所の方が珍しい状況です。
何処もかしこもインプラントのエキスパートである事を競う、そんな状態に見えます。
しかし、それではインプラントの事がどれだけ分かっているのか?と聞いたら、正直者な先生ほど分からない事ばかりですよ、と答えるでしょう。
その最たる例が、インプラントの咬合、長期的予後に関してはどうなるのか?と言う事です。
咬合、歯の咬み合わせは生涯変わり続ける事が、現在では否定できない事実として分かっています。
天然歯であれば、体、咬み合わせの変化に自然に対応し追随します。
しかし、インプラントは基本的に追随はできない、しっかりと骨に付いた状態になっています。
その時間経過、長期的予後を考えるとどうなのか?に関しては、世界中の誰に聞いても正確に予測、指摘してくれるDRは皆無と言うのが正しい事実なのです。
更に言えば、動かないと信じられていたインプラントも、実は長い経過の中で動くと言う事実が報告されだしています。
この場合のインプラントが動くと言うのは、揺れて駄目になると言う事ではありません。
骨とちゃんとくっついた状態で位置がずれて行く、と言う事です。
不思議な現象ですが、実際に起きている事なので、事実は事実として認める他ありません。
結局咬合は移り行くものである、と言う原則はインプラントでも変わらないのです。
では、どう考えどうすべきなのか?ですが、現在はそれぞれのDRで考え方、理念、信ずる事が違い、皆が自分は正しいと信じながら臨床に当たっていると言うのが偽らざる所でしょう。
本当に何が正しかったのかが分かるのは、後何年どころか20年以上は掛かるのではないか?と私は感じています。
何故なら、天然歯列ですらまだまだ確立仕切らず、学説が戦わされているからです。
勉強熱心な先生方は、否天然歯列では解決している、と言われるかも知れません。
が、私にはまだまだだと見えて仕方がありません。
具体的に言うと、ナソロジーの咬合の考え方が正しいとされているのかと思いますが、この学説を私達が習ったのは今から27年も前です。
そして、今漸く正しい所は認められました。
それでも、途中原理原則で論争があり変更されたりしています。
一番大きな変化は、中心位の定義で、始めに習った時には後ろに押せ、だったのですが、今は否定されています。
今は上前方、関節の安定する位置、となっています。
学問上根本の定義から変わる、なんて事が、それが正しいと分かれば平気で書き換えられる世界なのです。
因みに、自慢話になりますが、私は総義歯の専門家でしたので、中心位に関しては顆頭安定位が正しい筈だ、と21年前から主張していました。
もう一つ余計に言うと、正しい中心位を決めるには、ある程度の咬合高径が必要だ、と言うのも預言して当ててます。
その証拠は月刊アポロニア21のバックナンバー見ていただければ分かります。
もう12年以上前になりますが、ちゃんと書いてます。
私の知る限りに置いて、専門誌で公的に指摘したのは、私が初めてな筈です。
もう一つ、正しい上下顎関係が確立された場合、上顎結節と下顎臼歯後隆起の距離が4mm位はある、と指摘したのも私が初めてな筈です。
当時に置いても、何処を見ても誰もこういう事実を報告、指摘したものがなかったので、私が若輩者ながら報告したのです。
天然歯列の咬合でも、私は色々現在信じられていたいる事に対しやや違う意見を持っています。
長く臨床を見続け、私なりに納得できる理屈付け、理論構築をしてきています。
なので、個人的にはまだまだ修整され、それは終わらないと感じています。
それにインプラントが加わると、尚更先は分からない、と感じます。
咬合、歯列は変わり続ける。
しかし、体も変わり続けるのです。
ですから、私は変えてしまいかねない要素は出来るだけ排除し、変化を最小限にしたい、出来るなら患者さん本人は変わった事に気付かないレベルに抑え込み、生涯を全うさせて上げたい、と願っています。
そして、その手応えも実は結構感じています。
これらのデータに関しても、いずれご報告するつもりです。
インプラントに関わる諸問題に関して、一つ一つ自分なりに解決し、後の礎としていただくべく、私は頑張ります。
何時の日か最も真理に近かったDRとして評価いただける事が、私の望み、夢です。
何処もかしこもインプラントのエキスパートである事を競う、そんな状態に見えます。
しかし、それではインプラントの事がどれだけ分かっているのか?と聞いたら、正直者な先生ほど分からない事ばかりですよ、と答えるでしょう。
その最たる例が、インプラントの咬合、長期的予後に関してはどうなるのか?と言う事です。
咬合、歯の咬み合わせは生涯変わり続ける事が、現在では否定できない事実として分かっています。
天然歯であれば、体、咬み合わせの変化に自然に対応し追随します。
しかし、インプラントは基本的に追随はできない、しっかりと骨に付いた状態になっています。
その時間経過、長期的予後を考えるとどうなのか?に関しては、世界中の誰に聞いても正確に予測、指摘してくれるDRは皆無と言うのが正しい事実なのです。
更に言えば、動かないと信じられていたインプラントも、実は長い経過の中で動くと言う事実が報告されだしています。
この場合のインプラントが動くと言うのは、揺れて駄目になると言う事ではありません。
骨とちゃんとくっついた状態で位置がずれて行く、と言う事です。
不思議な現象ですが、実際に起きている事なので、事実は事実として認める他ありません。
結局咬合は移り行くものである、と言う原則はインプラントでも変わらないのです。
では、どう考えどうすべきなのか?ですが、現在はそれぞれのDRで考え方、理念、信ずる事が違い、皆が自分は正しいと信じながら臨床に当たっていると言うのが偽らざる所でしょう。
本当に何が正しかったのかが分かるのは、後何年どころか20年以上は掛かるのではないか?と私は感じています。
何故なら、天然歯列ですらまだまだ確立仕切らず、学説が戦わされているからです。
勉強熱心な先生方は、否天然歯列では解決している、と言われるかも知れません。
が、私にはまだまだだと見えて仕方がありません。
具体的に言うと、ナソロジーの咬合の考え方が正しいとされているのかと思いますが、この学説を私達が習ったのは今から27年も前です。
そして、今漸く正しい所は認められました。
それでも、途中原理原則で論争があり変更されたりしています。
一番大きな変化は、中心位の定義で、始めに習った時には後ろに押せ、だったのですが、今は否定されています。
今は上前方、関節の安定する位置、となっています。
学問上根本の定義から変わる、なんて事が、それが正しいと分かれば平気で書き換えられる世界なのです。
因みに、自慢話になりますが、私は総義歯の専門家でしたので、中心位に関しては顆頭安定位が正しい筈だ、と21年前から主張していました。
もう一つ余計に言うと、正しい中心位を決めるには、ある程度の咬合高径が必要だ、と言うのも預言して当ててます。
その証拠は月刊アポロニア21のバックナンバー見ていただければ分かります。
もう12年以上前になりますが、ちゃんと書いてます。
私の知る限りに置いて、専門誌で公的に指摘したのは、私が初めてな筈です。
もう一つ、正しい上下顎関係が確立された場合、上顎結節と下顎臼歯後隆起の距離が4mm位はある、と指摘したのも私が初めてな筈です。
当時に置いても、何処を見ても誰もこういう事実を報告、指摘したものがなかったので、私が若輩者ながら報告したのです。
天然歯列の咬合でも、私は色々現在信じられていたいる事に対しやや違う意見を持っています。
長く臨床を見続け、私なりに納得できる理屈付け、理論構築をしてきています。
なので、個人的にはまだまだ修整され、それは終わらないと感じています。
それにインプラントが加わると、尚更先は分からない、と感じます。
咬合、歯列は変わり続ける。
しかし、体も変わり続けるのです。
ですから、私は変えてしまいかねない要素は出来るだけ排除し、変化を最小限にしたい、出来るなら患者さん本人は変わった事に気付かないレベルに抑え込み、生涯を全うさせて上げたい、と願っています。
そして、その手応えも実は結構感じています。
これらのデータに関しても、いずれご報告するつもりです。
インプラントに関わる諸問題に関して、一つ一つ自分なりに解決し、後の礎としていただくべく、私は頑張ります。
何時の日か最も真理に近かったDRとして評価いただける事が、私の望み、夢です。