大森インプラントクリニック松元教貢歯科医院腫れ痛みなく早く、骨不足でも骨ができて直ぐに歯が入る幸せのブログ

松元教貢歯科医院は骨が不足で骨造りしても腫れ痛みのとても少なく早く治せる方法をしてる即時荷重インプラントパイオニアです。

インプラントは、まだまだ分からない事が多いのです。

2011年01月10日 | 患者さんの知らないンプラント業界の話
今インプラントを、HPやブログで出してない所の方が珍しい状況です。

何処もかしこもインプラントのエキスパートである事を競う、そんな状態に見えます。

しかし、それではインプラントの事がどれだけ分かっているのか?と聞いたら、正直者な先生ほど分からない事ばかりですよ、と答えるでしょう。

その最たる例が、インプラントの咬合、長期的予後に関してはどうなるのか?と言う事です。

咬合、歯の咬み合わせは生涯変わり続ける事が、現在では否定できない事実として分かっています。

天然歯であれば、体、咬み合わせの変化に自然に対応し追随します。

しかし、インプラントは基本的に追随はできない、しっかりと骨に付いた状態になっています。

その時間経過、長期的予後を考えるとどうなのか?に関しては、世界中の誰に聞いても正確に予測、指摘してくれるDRは皆無と言うのが正しい事実なのです。

更に言えば、動かないと信じられていたインプラントも、実は長い経過の中で動くと言う事実が報告されだしています。

この場合のインプラントが動くと言うのは、揺れて駄目になると言う事ではありません。
骨とちゃんとくっついた状態で位置がずれて行く、と言う事です。

不思議な現象ですが、実際に起きている事なので、事実は事実として認める他ありません。

結局咬合は移り行くものである、と言う原則はインプラントでも変わらないのです。

では、どう考えどうすべきなのか?ですが、現在はそれぞれのDRで考え方、理念、信ずる事が違い、皆が自分は正しいと信じながら臨床に当たっていると言うのが偽らざる所でしょう。

本当に何が正しかったのかが分かるのは、後何年どころか20年以上は掛かるのではないか?と私は感じています。

何故なら、天然歯列ですらまだまだ確立仕切らず、学説が戦わされているからです。

勉強熱心な先生方は、否天然歯列では解決している、と言われるかも知れません。

が、私にはまだまだだと見えて仕方がありません。

具体的に言うと、ナソロジーの咬合の考え方が正しいとされているのかと思いますが、この学説を私達が習ったのは今から27年も前です。

そして、今漸く正しい所は認められました。

それでも、途中原理原則で論争があり変更されたりしています。

一番大きな変化は、中心位の定義で、始めに習った時には後ろに押せ、だったのですが、今は否定されています。

今は上前方、関節の安定する位置、となっています。

学問上根本の定義から変わる、なんて事が、それが正しいと分かれば平気で書き換えられる世界なのです。

因みに、自慢話になりますが、私は総義歯の専門家でしたので、中心位に関しては顆頭安定位が正しい筈だ、と21年前から主張していました。
もう一つ余計に言うと、正しい中心位を決めるには、ある程度の咬合高径が必要だ、と言うのも預言して当ててます。

その証拠は月刊アポロニア21のバックナンバー見ていただければ分かります。

もう12年以上前になりますが、ちゃんと書いてます。

私の知る限りに置いて、専門誌で公的に指摘したのは、私が初めてな筈です。

もう一つ、正しい上下顎関係が確立された場合、上顎結節と下顎臼歯後隆起の距離が4mm位はある、と指摘したのも私が初めてな筈です。

当時に置いても、何処を見ても誰もこういう事実を報告、指摘したものがなかったので、私が若輩者ながら報告したのです。

天然歯列の咬合でも、私は色々現在信じられていたいる事に対しやや違う意見を持っています。

長く臨床を見続け、私なりに納得できる理屈付け、理論構築をしてきています。

なので、個人的にはまだまだ修整され、それは終わらないと感じています。

それにインプラントが加わると、尚更先は分からない、と感じます。

咬合、歯列は変わり続ける。
しかし、体も変わり続けるのです。

ですから、私は変えてしまいかねない要素は出来るだけ排除し、変化を最小限にしたい、出来るなら患者さん本人は変わった事に気付かないレベルに抑え込み、生涯を全うさせて上げたい、と願っています。
そして、その手応えも実は結構感じています。

これらのデータに関しても、いずれご報告するつもりです。

インプラントに関わる諸問題に関して、一つ一つ自分なりに解決し、後の礎としていただくべく、私は頑張ります。

何時の日か最も真理に近かったDRとして評価いただける事が、私の望み、夢です。

1月9日(日)のつぶやき

2011年01月10日 | Weblog
08:51 from web (Re: @natural_clinic
@natural_clinic私自身の経験で犬歯のインプラントが、動いて歯列からずれたと言う事がありました。オッセオインテグレーションしてるのにです。その方にはナイトガードして貰えてなかったので、咬合力、習癖の強さに驚きました。エビデンスはまだない、と思います。歯は動くものですね
08:59 from web
咬合は変化し続けるもの、歯は動き続けるもの、と言うのはインプラントにしようが変えられないようです。友人達とT先生の元、2ヶ月に1回程度集ってレクチャー受けています。T先生の40年以上の臨床からの見解では、咬合は移り行くものである、そしてその原因は力、習癖です。これには抗えません。
09:04 from web
ではインプラントを手掛けている私が考えている事は何かと言うと、変わるのを受け入れそれを最小限にしようと言う事です。論理が飛躍しているかもしれませんが、私の患者さんは15年以上総義歯で、何事もなく使っている方々がいます。それ位の咬合のコントロールが可能ならできるのでは、と信じてます
09:10 from web
粘膜しか頼れるものがない総義歯と骨に固定されるインプラントでは、全く違うもののように思えるのかもしれませんが、人工物に適切に力を分配すると言う点では同じだと考えています。丁度良いバランスで均等にできるなら、咬合の動き、変化は最小限になるのではと期待しています。総義歯の実力大事です
09:17 from web
インプラントの最大の問題点は、咬め過ぎる事だと思っています。天然歯に比べてもとても頑丈です。そうなると患者さんによっては、使い過ぎる傾向が出ます。歯周病がある方は尚更、力掛けたりします。今まで咬めなかったのが解決した嬉しさは良く分りますが、困った事にもなります。対抗方法はないです
09:22 from web
仕方がないので、私がお願いしているのはナイトガードです。又被せものはメタルボンドセラミック冠を常用しています。力掛かり過ぎると割れるのが逆に良いのです。メタルとか壊れない素材では、その力が何処に行くのか怖いからです。インプラント体、骨、顎関節他に行くと、リカバリーが困難ですから。
09:29 from web
火曜会の御大金子先生が、歳を取る事でしか力の問題は解決しない、と言われていました。先生の経験上70過ぎればトラブルがグッと減るそうです。神様の長い経験からのお言葉なので正しいと思います。そこまでどう送り届けるのか?でしょう。但し、今の高齢者は若いので、80近くに成るのではと予想。
09:35 from web
セラミックならトラブルの早期発見に使える、と思っています。治したら永遠と言う事は有り得ない。リカバリーし易いのは歯冠部。インプラントは既製品なので、歯冠再製は簡単です。その理由もあってストローマンが安全です。アバットメント接合のものでは、非常に難しいでしょう。シンプルイズベスト。
09:41 from web
ストローマンに直接セラミックにするのが実にシンプルで、リカバリーも簡単なのは恥ずかしながら何度か経験しています。私は殆ど既製のソリッドヘッド、アングルヘッドですが、実にリカバリー楽です。わざわざアバットメント作らなくて良い利点は、もっと強調されて良いと考えています。売り方下手です
09:52 from web
アバットメント、上部冠とネジ留めで固定するのは、力の分配がとても難しいし、あの小さいネジでは耐えられないと考えます。長く経過を追えば追うほど、ストローマンと差が出て来る事でしょう。ストローマンは術後経過のトラブルが本当に少ないです。実情は中々公表されませんが、技工士は知ってます。
10:05 from web
ストローマンから他に移ったDRが、トラブル起きたらストローマンにやり治しているのは本当の話です。なら始めからストローマンにすれば良いのでは?私自身の経験でチーフDHに叱られて、ストローマンばかりにしました。何故他のインプラント使うんですか?ストローマンなら成功するのに、と怒られ。
10:18 from web
ストロ-マンは現状で理想とされるインプラントに最も近い、と思います。骨と早く付く、頑丈である、長期トラブルが少ない。審美領域に弱いと言われたのも誤解で、2回法の延長の使い方したからです。ストローマンにはストローマンの使い方があるのです。それを厳守すれば、ほぼ万能です。だから良い。
10:23 from web
私自身はストローマンのプロトコール厳守しながらも、それ以上の性能引き出す使い方をしてます。誰よりもストローマンの性能引き出している、と自負しています。拙著はそのマニュアル基礎編で、近く応用編も歯科医療に書かせていただける予定です。これも1年以上の連載に成るでしょう。10年先の預言
10:30 from web
極低侵襲、即時、審美、再生治療、安心安全、愛護的外科手技、長期的予後と、現時点で求められる理想の治療に最も近い治し方を、私なりにご提案、提示したいと思っています。これは亡き添島先生に捧げるものです。拙著の巻頭に推薦のお言葉いただけたご恩に報いる為。やり始めて8年で、漸く出せます。
10:44 from goo
新しいインプラント時代の幕開け... #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://blog.goo.ne.jp/noritsugumatsumoto-implant1dr/e/0271a7365532b99dee4f0095a129a613
12:32 from goo
インプラントほどネット内情報を... #goo_noritsugumatsumoto-implant1dr http://blog.goo.ne.jp/noritsugumatsumoto-implant1dr/e/3df46b6c69f878f48acb635c9c44b4cb
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