ごくわずかな傷口しか付けないで、インプラント植立をして、直ぐに綺麗に仮歯を入れて差し上げる、だから血も殆どでないし、腫れもしないし痛みもしない、そんなインプラント治療を、10年前から私は標榜しやり続けて来ています。
今日の症例の患者さんも、私の治療の特徴がとても良く出ている患者さんです。
この患者さんは、一番最初の写真で分かる通り頬側がかなり抉れています。
抜歯をした理由は、やはり根が割れてしまって、と言うことのようです。
健全な自分の犬歯を削るのは嫌だ、と言うことでブリッジは嫌で、取り外し式の入れ歯も嫌で、仕方なくインプラントでと考えられたそうです。
しかし、それでは頬側の骨が足りないと言うことで、インプラントの前に骨造成GBR手術を勧められたそうです。
そこで、ご自分でGBRとはどう言う手術なのか良く調べて、手術も大きな手術で腫れたり痛んだりする、治癒期間も非常に長く掛かる、と言うことを知り困り果てて、私の元に来られました。
開口一番、先生私のような状態でも低侵襲のインプラント手術で治せますか?他の先生の所では骨造って、インプラントしてと聞いているのですが?と質問をされました。
私は、歯科用CT3DXのレントゲン写真と、お口の中の状態を拝見して、普通に出来ますよ、と説明しました。
それでも、患者さんはやはり他で色々と聞かされている話が入っていますから、私に色々と沢山ご質問をされました。
非常に細かい話もお答えして、手術のその日から仮歯が入れられる可能性は95%以上です、と明言して、そこまで自信があると言って説明して下さった先生は初めてです、と納得されて手術になりました。
手術はいつものようにごくわずかな傷口だけで、後は3DXで見ている骨の形態と触診でインプラント植立位置決めをして植立します。
具体的な手技は、企業秘密なので明かせません。
頬側の抉れている骨の不足も補う術式をしています。
2番目の写真で35N以上で植立出来ているのが写っています。
実はもう少し高いトルク値で植立出来ているのですが、撮影し忘れました。
これだけしっかりとした初期固定を出せて植立出来れば、最初から綺麗に仮歯を入れられます。
3番目の写真が、インプラントにソリッドアバットメントを取り付けた所です。
良く見ると、頬側の抉れているのが補整されているのが写っています。
そして、血が殆ど出ていないのも写っています。
これなので、腫れもしませんし痛みも出ません。
4番目の写真が仮歯を付けた写真です。
殆ど出血させていないのが良くお分かりいただけると嬉しいです。
こう言うごくわずかな傷口だけでインプラント植立手術をするのは、見た目はとてもシンプルですが、実は凄くハイレベルな手術なのです。
何故なら、殆ど手術している所が見えないからです。
歯科用CTの画像と、手術中の触診、具体的なイメージが非常に重要ですし、その通りに出来ているのかを確認する術中の歯科用CTレントゲン写真がもの凄く重要なのです。
何回か歯科用CTを撮影しなければならない、だから、私には歯科用CTは3DX以外の選択肢はありませんでした。
世界最小被曝の4㎝×4㎝(他社は顔面全部の大きさ)で、更に被曝を半減する180度回転(他社は360度)で鮮明な画像。
これがあるからこそ、安心してごく小さな傷口だけで手術出来るのです。
この患者さんも、お約束通りのことが出来て、非常に満足していただけました。
次の日も、痛くも何ともないし腫れもしませんでした。
こう言うインプラント治療が私の得意分野で、私自身が国内でのパイオニアです。
こう言う腫れもしないし痛くもない、だから全然怖くないインプラント治療で患者さんを救う。
楽なインプラント治療、気付かれないインプラント治療、日常生活に影響を与えないインプラント治療、それが私のインプラント治療です。
これらを日本中、世界中に広めて、患者さんに素晴らしい人生を送っていただく、それをミッションに私は頑張っています。
インプラント治療で悩まれている患者さん、同業者の先生方、どうぞご連絡下さい。
真摯にご相談に乗ります。
私は嘘は付きません、心の底から本気です。
一緒に悩みを解決して行きましょう!