上顎の大臼歯部も含まれる部位でも抜歯即時植立即時荷重でインプラント治療が出来ます。
この患者さんは他院でGBR骨造成を勧められ、大臼歯部に関しては抜歯してソケットプリザベーションして、それから小臼歯部に骨の幅と高さを作るGBR骨造成して、それからインプラントです、と説明を受けられていました。
そうなると、インプラント植立するまでだけで半年以上、下手すると1年近く待たないといけなくなってしまいます。
それで、私の元に来られ「先生、私のような状態でもブログで書かれているように直ぐにインプラント植立して綺麗に仮歯入れられますか?」と質問されました。
私はそれに対して「大丈夫、出来ますよ。大臼歯の所は抜歯即時植立して、小臼歯の部位はインプラント植立と骨の幅、高さを同時に作り上げて、インプラントの植立トルク値が35Ncm以上を出せたら綺麗に仮歯も入れましょう。貴女の状態なら、私の経験上95%以上の確率で出来ると思います。」と胸を張って答えました。
そして、手術直後のレントゲン写真が下の画像です。
インプラントがしっかりと立っている状態が写っています。
インプラントがあるので、骨の幅を増やした部位もインプラントと仮歯で型崩れしないように保たれ、その状態で治癒して行きます。
このような手術方法は、私独自の発案によるもので、即時荷重インプラント治療することでGBR骨造成したり歯茎再生処置した領域が守られる、それによって治癒期間を劇的に短く出来るものです。
この治療方法の難しさは、治癒した後の歯茎の状態、骨の状態を完全に把握しそれに向かってここにインプラントが欲しい、そして、綺麗な仮歯で造成した組織を支えられるようにしなければならない、と言う所にあります。
言葉で言うだけなら非常に簡単なことですが、従来のインプラント治療でしたら3~4回に分けて手術するものを1回きりで終わらせなければならない、と言うとっても難しいものです。
インプラントの3次元的な位置、その周囲への骨、歯茎の状態、綺麗に整った状態に治すこと、これが難しい、難し過ぎるから、一般的には抜歯から始まって、その後、歯茎の治った状態で骨の形態を整える為にGBR骨造成し、骨の固まった後インプラント植立して、しかも造成骨では柔らかいので即時荷重も出来る筈がなく2回法の手術になり、インプラントの落ち着いた頃2次オペでインプラントの頭出しをして、手術を重ねたことで狭くなった歯茎を広げる歯茎の移植手術をして、やっと仮歯が入ると言う長旅に成ってしまうんです。
そこまでしても手術重ねてしまっているから歯茎が傷だらけになってしまうと言う状態で、火傷跡のようにケロイド状が歯茎の残り、それを又消す為に歯茎の美容整形手術や移植手術をするなんてことまで生じたりします。
手術するインプラント医も大変ですが、患者さんも大変です。
実はこの患者さん医療系の仕事に就かれている方で、我々の仕事内容にも詳しい方です。
ですから、従来のような治療はご免なさいで、私の元に逃げて来た、と言うのが真相です。
そして、私はこの患者さんのご期待に応えて、1回きりで治しました。
5~6回もされてしまう手術を1回きりで、です。
言葉でGBR骨造成と簡単に書きますが、その成功率は80%超えるのがかなり難しい、と言うのが実態です。
もし、20%の方に成ってしまったら、もっともっと手術の回数、リカバリー手術がかさみ、患者さんは苦労します。
医療人だからこそ、この患者さんはそのことが良く分かっていて、私の元に来られたのです。
それを私は僅か3ヶ月余りで、セラミックの歯が入る所まで治してしまいました。
それだけ早く治った裏にはPRP、PPP、CGF、PRGF等々の再生療法があり、超音波治癒促進器が勿論あります。
ここまでのことが出来る時代に成っている、と私は一生懸命に伝えて行きたい。
患者さんは勿論、何度もの手術で辛い思いをさせることに嫌になっている歯科医の先生方をも救いたい。
私は見学に来て下さった先生方には手の内は一切隠しません。
本気で困っていて、患者さんを救いたい、と願っている先生方、どうぞ患者さんを連れてお越し下さい。
勿論、出張オペで呼んでいただければ、全力を尽くして手術させていただきますし、全ての手の内を解説しながら手術します。
時と場合によっては、私の育てたスタッフを伴って伺います。
スタッフ付きであれば、出張先の先生方の医院にも必ずプラスになる色んな全てのことを伝えさせます。
私は本気です。
03-3775-0044まで遠慮されずご連絡下さい。
因みに、明日も出張オペですので、当院は休診です。
本当の世界最新最先端の低侵襲外科手術による、抜歯即時植立即時荷重インプラント治療の全てを正しく伝道して行きたい、本心です。
ご覧に成っている患者さん。
担当の先生に相談して見て下さい。
ゲンちゃん先生を読んでいただけませんか、と。
何回もの手術は受ける必要が本当にあるのでしょうか?
本当にそんなに時間が掛かるものなのでしょうか?
時間は何物にも代え難い大切なものです。
私は時間は命そのものと信じています。
ですから、命そのものを大切にすることはイコール時間を大切にする、無駄な時間は極力省く、有益な時間を沢山取る為に治療に掛ける時間は出来る限り少なくする、これが最重要だと信じています。
本気で患者さんを救い、インプラント業界を根本から変えよう、それが心願です。