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ガイ・リッチー版「シャーロック・ホームズ」

2010-03-17 | movie/劇場公開作品
「シャーロック・ホームズ」見てきました。
マドンナの元夫、と紹介されてしまうガイ・リッチー監督の。



当時のロンドンの風景もいかにも事件をはらんでそうな雰囲気出てるし、
ホームズらしい些細な変化も見逃さない観察眼の鋭さもしっかり押さえてる。
変装シーンも出てきて、その素早い行動もワクワクさせられる。
原作のセリフも出てきて、知ってる人間はニヤリ。


けど、演出が苦手だなー。


ストップ&スローモーションの多用って、
かっこいいと思う人もいるのかもしれないけど、
やたら使われても、うっとうしいだけ。

アクション・シーンがたくさんあって、
ワトスンとのコンビネーションも抜群なのに、
始めの10分で退屈してきた。
こんなにホームズが好きな、今の私が。
色々詰め込みすぎなのに、それを忙しく見せようとしすぎてる気がする。


ガイ・リッチーの映画って苦手なのかも。
過去作も、見たときは面白いと思っても、
そのあとどんな作品だったか覚えてないし。

マドンナが監督した「ワンダーラスト」が結構面白かったし。
いっそ、マドンナがホームズ撮ったらどうなったかしら?とか、
冗談みたいなことを本気で考えてしまった私がいる。



オリジナル作品としては、よく出来た方だと思う。
ホームズとワトスンのMとSの極端な関係は、これはこれで好きだし。
とはいえ、原作との違いがやっぱり気になっちゃうのよねー。

・ワトスンの妻=メアリーとホームズの出会いが依頼人としてでなく、
 はじめからワトスンの妻として紹介されたレストランでの会食。
・アイリーン・アドラーがとモリアーティ教授が顔見知りw

とりあえず、アイリーン・アドラーは峰不二子ではない!
と、原作知らない人にははっきり言っておきたい。
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「ショー・マスト・ゴー・オン」劇場中継

2010-03-17 | stage
先日、BSで放送されていた
91年上演の劇場中継「ショー・マスト・ゴー・オン」。

「これだー! これだよ懐かしいー!」
って興奮しちゃった。

劇場の舞台裏にいるスタッフたちが、
おかしなトラブルを乗り越えて芝居を終演させるまでの話なんだけどね。
なんでもないのに、面白い。
限られた空間だからこそ、こんなに面白い。
っていうか、くだらないw

自分が映画や演劇を好きになる直前の、
バァっと世界が広がっていくような、懐かしきあの時代。
三谷さんの、(私の判断では)いい時代。
胸が熱くなるぜ…。

やっぱ西村(雅彦)さんは「今泉慎太郎」より、
「シンさん」とか「ジャンボ」とか、
嫌味な大将キャラだよな…。
今は亡き伊藤俊人さんとの2ショット、泣ける…。


あと…久々にUNOがやりたくなる。


↓消えてしまうかもしれないが…見てミソ。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm4238183
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