だから、ここに来た!

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"The Empty Hearse" BFI Screeningをひやかしに行く。

2014-03-01 | 2013年、独逸&英国の旅
■12月14日■

日曜日。この日は観劇はせず、
昨日偵察したBFIで行われる「シャーロック」の第3シーズン第一話
"The Empty Hearse"のプレビューの様子を探りに行きました。
もちろんチケットは持っていません(^ ^;
でも私と同じようなファンがキャストを待っているだろうと思い、
そのお祭り状態を少しでも見に行きたかったのです。
(結果にはあまり期待せずにお読みください・汗)



ウォータールー駅で下車。
改札の向かいに象がいることに初めて気付いた!(笑)



前日にチェックしておいたマップ。
メイン・エントランスはNational Theatreの真横から入る入口。
右側のレストラン"The Riverfront"側の入口は、テムズ川のウォータールー橋の真下にあります。

第一話が上映されるのは、赤マルを付けた一番大きい劇場の「NFT2」。
第2シリーズ第一話"A Scandal in Belgravia"のプレビューもここで行われたはず。

私は上映が始まってからBFIに行ったので、(前日にはしゃぎ疲れた)
キャストの入りを見る事は出来ませんでした。
アンドリュー・スコットやルイーズ・ブリーリーも来ていたし、
ベネ&マーティンが2階に登場して手を振ってたらしいのですが、完全に見逃す失態。


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上映の終了までは時間がありそうだったので、
メイン・エントランスからNFT2の前を通って、
テムズ側のNFT1前に待っているファンがいるか見に行こうとしたところ、
裏口あたりでセキュリティの男性に
「ちょっと待って」と引き止められました。

(え、向こう側に行くだけなんですが…)と様子を伺っていると、
サッと裏口から男性が入って来て、その直後、私も「どうぞ」と通ることを許されました。
よくよく見てみると、その入って来た小柄な男性のまんまるい後頭部に見覚えが…
(マーティンだ!)
焦げ茶のジャケットを来た、アッシュな髪色のマーティン・フリーマンが、
付き添いの方と話をしながら、私の目の前を歩いていたのでした。


↑これは前日立ち寄った時の「NFT2」前ですが、
マーティンはここの扉の中(マップの中のGreen Room)にササッと入っていきました。
後頭部だけでは確信70%くらいでしたが、入って行く途中に顔も正面から見えたので、
100%マーティンと確信。

生マーティンを肉眼で見るのはこれで2回目!
相変わらずお洒落番長らしい洗練された恰好と、
初めてまじまじとみる後頭部の美しさに(笑)、昼から動き出した私の眠気が一気に覚めました。

「ベネさんとはなかなか遭遇することはないな~」と贅沢な悩みにため息を付きながら、
NFT1前にも座り込んでいるファンがいることを確認し、
外を散歩しながらナショナル・シアターにホビットが表紙のTime Outをお土産用に数冊確保した後、
再びBFIに戻ってくると、さらに待機するファンの数は増えているようでした。

改めてNFT2前まで戻ろうと、階段を下りていると、
今度はSPに囲まれたスーツ姿の男性が向こうからやってくるではないですか。
ジャケットを手にもって、白いパリっとしたシャツを着た男性。
その人こそ、ベネディクト・カンバーバッチだったのでした! 生バッチ!

マーティンと遭遇した時よりも短い、ほんの数秒の遭遇でしたが、
今でもその姿を鮮明に思い出せます。
正面から見下ろすように見えたその顔は確かに長かったですが(笑)、
白い肌がつるつるに輝いてて、想像以上のスター・オーラに圧倒されました。
姿勢良く楽屋口?に入って行くその歩き姿の佇まいも凛としていて、
とにかく、とても色気があり、美しかったのです。
覚めたと思った私の目は、今度は♡になってしまいました。
シャーロックに魅了されてしまう私たちは何も間違っていないのです!



BFT2の前にもファンが多く集まってきました。
(上映後の休憩時間にはメンタリストのダレン・ブラウンも見かけました。)
チケットカウンターのある正面口にも女の子が何人も座り込んでいて、騒然とし始めると、
セキュリティの方がロビーに現れて、ここでは待てないという主旨の説明がされて、
そこにいた私たちは解散を余儀なくされたのでした。

とはいえ、ここまま大人しく帰るのも残念なので、
どこかでお見送り出来る場所はないものか、と考えた結果、
「さっきマーティンが入って来た場所が出入口なのでは?」という結論に行き着き、
つい先ほどマーティンが休憩していたであろう?裏口に出てみたのでした。



↑同じ考えの人多数。
しかも裏口の横に柵が並んでいて、
「ファンはこの中で待ってください」と言わんばかりではないですか。
とりあえず、ここで待機してみることにしました。
ファンは皆、仲間同士であちこち散らばって、包囲網を貼っているようでした(笑)。

途中、マーティンのボディーガードの男性が煙草を吸いに出て来て、
「ここにくるか分からないけど、幸運を祈ってるよ」
とファンに話して中に戻って行きました。

この右側のガラス張りのスペースがマップでいう赤マルを付けたATRIUMというスペースで、
前日訪れた時には"The Innocent"の衣装が飾ってあった場所ですが、
この日は撤去されていて、上映後のメディア用の取材スペースになっています。



Sherlock: Mark Gatiss and Amanda Abbington on Holmes' return from the dead


↑これがその中の取材時の様子。



上映終了後、「マーティン見えた!」「ベネディクト!」というような歓声が上がって、
外もちょっとした騒ぎになっていましたが、(私のいるところからは全く見えず。)
しばらく経つと取材も終わったらしく、誰も出て来る様子がないので、
待っているファンの中でも望み薄いかもしれないと帰っていく子や場所を移動する子が見られました。

私は急いでいなかったので、そのままのんびりと待っていると、
駐車場に妖しい黒塗りのベンツが入って来たのでした。



これは誰か出て来るぞ。
期待高まる中、5分程経った頃、裏口からマーティンが出て来たのでした!



マーティンは 'Sorry, Sorry.' と言いながら、
サインペンを握りしめるファンの前を通り過ぎ、足早に黒塗りの車に乗り込んで行きました。
手前にはいつもと雰囲気違うアマンダさんが。



車に乗り込んで行くマーティンの目、猫みたいになっとる(笑)。
随分急いでる様子でしたが、どうやら2人はこのあとに予定があったようです。


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マーティンが何度も誤っていたのは、
サインしたいのは山々なんだけど…という気持ちがあってのことかもしれませんね。

その場にいたファンたちは、他の場所で待機していた仲間と連絡を取りながら、
今後の行動を検討していましたが、どうやら、ベネディクトは既に他の出口から出てしまったようで、
セキュリティの方ももう皆さん帰りましたという説明があり、私も他の子達同様BFIを後にしました。
出待ちを連続ですると体力を消耗しますね。
マークには会えなかったけど、マーティンもベネディクトもちょっとずつ見られたし、十分幸運だな…。

Sherlock panel discussion excerpt


まだ17時過ぎだったので、サウスバンクを歩いて、
トラファルガー広場の方まで散歩することにしました。



続く。

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