■シャーロック公式コンベンション 一日目 続き■
会場内の展示物についての続きです。
残り2つは展示の中でも特に人気のあったものです。
※転載禁止。
(9)ジョン・ワトソン:ヒストリー・オブ・ア・ヒーロー
シャーロックに出会う前のジョン・ワトソンの活躍と生い立ちを知るコーナー。
展示パネルの前には戦車が置かれています。
最終日には人が少なくなったので写真も撮りやすかったですが、
初日はかなり混雑していてゆっくり見る事も撮る事も出来ませんでした。
最初のパネルには、戦場で活躍するジョン(の合成w)写真と、
第五ノーザンバランド・フージリアーズ連隊の仲間、マレー軍曹の回想が記されています。
内容はザッと以下のような手記。
2009年、8月14日、日曜日。ジョンの世界は変わった。
ジョン・ワトソン大尉は常に実践の男で、隊を形作る中心人物だった。
彼は我々に変化をもたらそうとする一翼を担っていた、真の兵士である。
ジョンは隊の一人であることも、品行を保つための長い巡回に出るのも気に入っていた。
軍隊にいること自体がジョンの愛していたことで、
彼は生まれついてのリーダーであったし、それゆえに尊敬されていたのだ。
攻撃を受ける中での彼は頼もしく、少し用心が必要な時に傍にいて欲しい人物だった。
14日の朝、ジョンと我々分隊はヘルマンド州サンギンへ配置に着くよう命令を受けた。
我々は道を一掃し、街をパトロールしては疑わしい建物を確認して、IED(即席爆発装置)が隠れている環境を探した。
我々の任務はIEDを発見することで、始めの2時間以内に2つを発見した。
なんとか安全にIEDを解除していたが、
我々の存在は監視されており、地元の人間は我々の配置をよく知っていた。
午後遅く、南東の方角に歩いていた時だった。私の後ろから大爆発の音を聞いた。
いくらか混乱があり、全員が地面に倒れた。
その時点で、私は部隊の一人、伍長のハットトリックが倒れ、彼の右足に重傷を負っているのを確認した。
ジョンは処置のためにはい出して行き、ハットトリック伍長の世話を引き継いだ。
私はというと、最前線に行き、安全確保のため隊を再編成した。
機関銃の音がした時も、ジョンは伍長の手当に忙しくしていた。
我々は発射元を素早く特定し、援護射撃を配備した。
そして、その場で発砲と、大勢の人間が撃たれるのを見たのだった。
その後、発砲は聞こえなくなり、グループの皆が無事か確認するために振り返った後、
ジョンが倒れ、撃たれているのを見つけたのだ。
(保存のために、その後の部分も撮影しておいたのですが、画像がぶれていたので、
確実に読み取れないのですが、)
ジョンの右肩上部が損傷し、僧帽筋(背中の筋肉)を通過して背中から貫通していたので、
伍長と共に撤退を余儀なくされたと書かれていました。
さらに、面白いジョークが必要な時に彼が傍にいないのが悲しい、とも。
ジョンのID(写真がバスカヴィルの時のですがw)や、愛用のマグカップも飾られています。
左上はYear Bookとあるので卒業アルバム?
右上に鉛筆で書かれた名前が、実際に使っていたように紙に馴染んで見えます。
こちらはジョンの生い立ちのパネルですね。
ちょいちょいThe Officeやドキュメンタリーで使われてた写真が引用されてますがw
ジョンは1971年4月20日生まれ…マーティン自身より5ヶ月程早い誕生。
エセックスにある、チェルムスフォードの「キング・エドワード6世・グラマー・スクール」で学んだとあります。
もちろん実在する進学校です。やはりグラマースクールに通っていたのか。
そしてロンドン大学・キングス・カレッジで医学を学び、
修了すると医学士の称号を得ています。内科と外科も両方!
ユニバーシティ・カレッジ病院に移る前は、一時チェルムスフォードのブルームフィールド病院でドクターとして勤め、
その後、英国陸軍軍医として聖バーソロミュー病院へと向かったわけですね。
ジョンの若い頃を想像するのは楽しいですが、
この展示自体は、無理くりスペースを作った雰囲気で、
ちょっと期待外れだったかなー。
(10)シャーロック・コスチューム&プロップ・ミュージアム
衣装と小道具の展示部屋。ここも常に長蛇の列。
毎回終わるギリギリの時間が空いていて、慌てて入って見たりしたのですが、
すぐに時間切れとなり「レディース、明日もあるからもう出てねー」と追い出されるのでした。
そんなわけで写真は慌てていて殆どブレブレです(苦笑)。
入ってすぐにレストレード警部とモリーの衣装があります。
警部の衣装の説明には「オール・シーズンで着用」とあって、
もちろんS1でもS3でも着てました、という意味ですが、
いつもこの恰好してますという意味に捉えてしまいそうw
モリーの衣装は「空の霊柩車」でシャーロックと調査に出掛けた時のものですね。
「ピンク色の研究」で登場したThe Timesの一面。
警部の煙草の銘柄はホワイトチャペル・ライトのようです。
あとは「ライヘンバッハ・ヒーロー」で使っていたというメモ帳と、身分証。
こちらはシャーロックのガウンと、ハドソンさんのドレス。
ガウンはもっとネイビーっぽい色かと思ったら、青と緑のチェックだった!
実際に見てみないと意外と分からないものですね。
ガワー・ストリートで使われていたベイカー街の標識と、
「空の霊柩車」で出てきたスマトラ・ロード駅の看板に爆弾も。
話数順になっているわけでもないようで、
この次は「ベルグレービアの醜聞」の展示に続きます。
英国大使館の文書と、アイリーン・アドラーの携帯電話、そしてそのレントゲン写真。
'Bond Air is go.'の航空券はBritish Airwaysかと思いきや、Flyaway Airwaysという会社です!
続いて、アイリーンの衣装3連発!
Battle Dressを物色中に着ていたガウンに、真ん中はプロモ用の衣装でしょうか。
右はマイクロフトの部屋で着ていたドレスですね。
ガウンは思ったほどスケスケではなかったw
黒いドレスはぱりっとした質感が上品に見えます。襟のデザインがエレガント。
やはり女性の衣装は見ているのが特に楽しいですね。
お次は時間を遡って「ピンク色の研究」へ。
ピンクの人倒れてた! ジェフの服装の地味さと比べてピンク色が目出しますね。
そして「死を呼ぶ暗号」。
セブの会社のオフィスにあった肖像画と暗号に使われたスプレー、ジョンが撮影した暗号の画像。
サーカスの"のぼり"にシャーロックが予約したチケット、そして簪。
事件のその後を伝えるThe Sunday Telegraphの記事では、
「貴重な骨董品は同僚に贈られていた!」という見出しになっていますね。
右上に「大いなるゲーム」で被害者になった司会者コニー・プリンスがTV Choice Awardsを受賞した写真が載っています。
そういえば、本編の中でも、コニーの自宅の暖炉の上にトロフィーが乗ってましたね。芸が細かい。
221Bの(セット制作用の)模型もありました!
右がシャーロックの寝室。隣り合っている小さい部屋はバスルームで、
通路を隔てて左側がキッチンと道に面したリビングですね。
さて、次は「三つの兆候」の結婚式で使われた衣装&小道具。
ジョンとメアリー、シャーロックとジャニーン、4人揃って並んでいて特に人気のコーナー。
上は、披露宴会場の模型と、ゲスト用のコサージュ。
ショーケースに入っている小道具は左から、メアリーのブーケ、披露宴のメニュー、シャーロックの作曲用五線譜、
そして「忘れられない付添人スピーチを書く方法」。
一世一代の大捕物を前にしたレストレード警部に助けを求めたシーンを思い出しますね(笑)。
4人の衣装の近くにまで着たら、メアリーのドレスをじっくり観察。
レースは真っ白ではなくてベージュがかっていて、クラシックな雰囲気のウェディング・ドレスですね。
ちょっとアンティークっぽい。シューズもシンプルです。
ショルトー少佐の軍服も。9つも並ぶ勲章が眩しい。
お次はやっとマイクロフトのスーツが!
「最後の挨拶」で潜伏調査をしてた"シェザ"と、221Bの階段で彼を待ち構えていたマイクロフトの衣装。
マイクロフトの衣装はこの一点のみなので、鼻先がくっつかんがばかりに凝視しました(笑)。
ポケットチーフが花柄ですね!
コートのカラーがラベルと色が違ってベルベットになっています。
ネクタイの色とカラーの色を合わせているみたい。お洒落!
スーツもただのベージュかと思いきや、緑のラインが入ったチェック柄だったんですね。
靴は割と使い古している感じ。
製作の現場としては衣装担当者の力量になるでしょうが、
話の上では誰が服をコーディネートしてるのか気になります。
コーディネーターのアドヴァイスでも受けているのか、マイクロフトが自分で選んでいるのか。
自分で選んでいるとしたら、傘兄は思った以上にお洒落さんですよね。
さらに、撮影を終えたばかりのクリスマス・スペシャルのヴィクトリア朝衣装!
公式で発表されたプロモ写真と同じ衣装なので、ネタバレにはなりませんよね?(汗)
よくよく見るとシャーロックのフラワーホール(ボタンホール)に、
現代と同様の赤いステッチが! やはりこれがなきゃシャーロックの衣装にはならない!?
モノトーンの衣装に赤が鮮やかに目に止まります。
ジョンとメアリーの普段着もありました。
メアリーのグレープフルーツ?がデザインされたショルダーバッグが可愛い!
右側は「最後の挨拶」でCAMが持っていた(記憶に保存していた?)スモールウッド議員の資料。
最後はまず「ライヘンバッハ・ヒーロー」のモリアーティ・コーナー。
左は屋上で着用していたコート。
右は小さいですが、モリアーティがロンドン塔に侵入したことを報じる新聞の切り抜き、
右上のケース内は、リチャード・ブルックのエージェント・ページとCV(履歴書)、携帯電話、
警察が採取したモリアーティの指紋、IT課のジムの名刺。
ケースの中にある小さい白い丸は、チューイング・ガムとダイヤモンド。
本編と同じようにくっついています(笑)。
右下は、アンダーソンの妄想で登場したシャーロックのマスク。
そして、モリアーティと対峙するように、シャーロックの衣装が並んでいます。
おなじみのディアストーカーにコート、紫のスカーフ。
真ん中はシャーロックの七つ道具です。
携帯電話とノートブック、家の鍵にルーペ。
ニコチンパッチの箱に、"Coopers Bank"のキャッシュカード。
(ブナ屋敷の"Copper Beeches"に引っ掛けているのでしょうか?)
マイクロフトがシャーロックに送った"Bond Air"の搭乗券。
説明書きにはありませんでしたが、左側にある黒いボールは、
死の偽装で脈を止めるために使ったボールかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主な展示は以上でした!
一番見応えがあったのはやはり最後の衣装と小道具の部屋ですね。
以前も書いたように、初日はトーク・セッションもサイン会も写真撮影もなかったので、
それほど入場者はいないかと思っていたのですが、
私達と同じように初日のうちに展示を見てしまおうとやってきた人や
グッズを今のうちに物色しておきたい人が沢山いたので、
会場内は思ったよりも盛況でした。
そして私もまだ初日なのに思った以上にヘトヘト。
グリニッジを歩き回った後に興奮状態で乗り込んだので、疲れ切ってしまいました。
行きはロープウェイでしたが、帰りはDLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)に乗って帰りました。
次の日はついにゲストが搭乗するトークが始まります!
そしてマークとの写真撮影も!(しかも朝一番から…朝弱いのに。)
さらに興奮の二日目は次回に続く…
会場内の展示物についての続きです。
残り2つは展示の中でも特に人気のあったものです。
※転載禁止。
(9)ジョン・ワトソン:ヒストリー・オブ・ア・ヒーロー
シャーロックに出会う前のジョン・ワトソンの活躍と生い立ちを知るコーナー。
展示パネルの前には戦車が置かれています。
最終日には人が少なくなったので写真も撮りやすかったですが、
初日はかなり混雑していてゆっくり見る事も撮る事も出来ませんでした。
最初のパネルには、戦場で活躍するジョン(の合成w)写真と、
第五ノーザンバランド・フージリアーズ連隊の仲間、マレー軍曹の回想が記されています。
内容はザッと以下のような手記。
2009年、8月14日、日曜日。ジョンの世界は変わった。
ジョン・ワトソン大尉は常に実践の男で、隊を形作る中心人物だった。
彼は我々に変化をもたらそうとする一翼を担っていた、真の兵士である。
ジョンは隊の一人であることも、品行を保つための長い巡回に出るのも気に入っていた。
軍隊にいること自体がジョンの愛していたことで、
彼は生まれついてのリーダーであったし、それゆえに尊敬されていたのだ。
攻撃を受ける中での彼は頼もしく、少し用心が必要な時に傍にいて欲しい人物だった。
14日の朝、ジョンと我々分隊はヘルマンド州サンギンへ配置に着くよう命令を受けた。
我々は道を一掃し、街をパトロールしては疑わしい建物を確認して、IED(即席爆発装置)が隠れている環境を探した。
我々の任務はIEDを発見することで、始めの2時間以内に2つを発見した。
なんとか安全にIEDを解除していたが、
我々の存在は監視されており、地元の人間は我々の配置をよく知っていた。
午後遅く、南東の方角に歩いていた時だった。私の後ろから大爆発の音を聞いた。
いくらか混乱があり、全員が地面に倒れた。
その時点で、私は部隊の一人、伍長のハットトリックが倒れ、彼の右足に重傷を負っているのを確認した。
ジョンは処置のためにはい出して行き、ハットトリック伍長の世話を引き継いだ。
私はというと、最前線に行き、安全確保のため隊を再編成した。
機関銃の音がした時も、ジョンは伍長の手当に忙しくしていた。
我々は発射元を素早く特定し、援護射撃を配備した。
そして、その場で発砲と、大勢の人間が撃たれるのを見たのだった。
その後、発砲は聞こえなくなり、グループの皆が無事か確認するために振り返った後、
ジョンが倒れ、撃たれているのを見つけたのだ。
(保存のために、その後の部分も撮影しておいたのですが、画像がぶれていたので、
確実に読み取れないのですが、)
ジョンの右肩上部が損傷し、僧帽筋(背中の筋肉)を通過して背中から貫通していたので、
伍長と共に撤退を余儀なくされたと書かれていました。
さらに、面白いジョークが必要な時に彼が傍にいないのが悲しい、とも。
ジョンのID(写真がバスカヴィルの時のですがw)や、愛用のマグカップも飾られています。
左上はYear Bookとあるので卒業アルバム?
右上に鉛筆で書かれた名前が、実際に使っていたように紙に馴染んで見えます。
こちらはジョンの生い立ちのパネルですね。
ちょいちょいThe Officeやドキュメンタリーで使われてた写真が引用されてますがw
ジョンは1971年4月20日生まれ…マーティン自身より5ヶ月程早い誕生。
エセックスにある、チェルムスフォードの「キング・エドワード6世・グラマー・スクール」で学んだとあります。
もちろん実在する進学校です。やはりグラマースクールに通っていたのか。
そしてロンドン大学・キングス・カレッジで医学を学び、
修了すると医学士の称号を得ています。内科と外科も両方!
ユニバーシティ・カレッジ病院に移る前は、一時チェルムスフォードのブルームフィールド病院でドクターとして勤め、
その後、英国陸軍軍医として聖バーソロミュー病院へと向かったわけですね。
ジョンの若い頃を想像するのは楽しいですが、
この展示自体は、無理くりスペースを作った雰囲気で、
ちょっと期待外れだったかなー。
(10)シャーロック・コスチューム&プロップ・ミュージアム
衣装と小道具の展示部屋。ここも常に長蛇の列。
毎回終わるギリギリの時間が空いていて、慌てて入って見たりしたのですが、
すぐに時間切れとなり「レディース、明日もあるからもう出てねー」と追い出されるのでした。
そんなわけで写真は慌てていて殆どブレブレです(苦笑)。
入ってすぐにレストレード警部とモリーの衣装があります。
警部の衣装の説明には「オール・シーズンで着用」とあって、
もちろんS1でもS3でも着てました、という意味ですが、
いつもこの恰好してますという意味に捉えてしまいそうw
モリーの衣装は「空の霊柩車」でシャーロックと調査に出掛けた時のものですね。
「ピンク色の研究」で登場したThe Timesの一面。
警部の煙草の銘柄はホワイトチャペル・ライトのようです。
あとは「ライヘンバッハ・ヒーロー」で使っていたというメモ帳と、身分証。
こちらはシャーロックのガウンと、ハドソンさんのドレス。
ガウンはもっとネイビーっぽい色かと思ったら、青と緑のチェックだった!
実際に見てみないと意外と分からないものですね。
ガワー・ストリートで使われていたベイカー街の標識と、
「空の霊柩車」で出てきたスマトラ・ロード駅の看板に爆弾も。
話数順になっているわけでもないようで、
この次は「ベルグレービアの醜聞」の展示に続きます。
英国大使館の文書と、アイリーン・アドラーの携帯電話、そしてそのレントゲン写真。
'Bond Air is go.'の航空券はBritish Airwaysかと思いきや、Flyaway Airwaysという会社です!
続いて、アイリーンの衣装3連発!
Battle Dressを物色中に着ていたガウンに、真ん中はプロモ用の衣装でしょうか。
右はマイクロフトの部屋で着ていたドレスですね。
ガウンは思ったほどスケスケではなかったw
黒いドレスはぱりっとした質感が上品に見えます。襟のデザインがエレガント。
やはり女性の衣装は見ているのが特に楽しいですね。
お次は時間を遡って「ピンク色の研究」へ。
ピンクの人倒れてた! ジェフの服装の地味さと比べてピンク色が目出しますね。
そして「死を呼ぶ暗号」。
セブの会社のオフィスにあった肖像画と暗号に使われたスプレー、ジョンが撮影した暗号の画像。
サーカスの"のぼり"にシャーロックが予約したチケット、そして簪。
事件のその後を伝えるThe Sunday Telegraphの記事では、
「貴重な骨董品は同僚に贈られていた!」という見出しになっていますね。
右上に「大いなるゲーム」で被害者になった司会者コニー・プリンスがTV Choice Awardsを受賞した写真が載っています。
そういえば、本編の中でも、コニーの自宅の暖炉の上にトロフィーが乗ってましたね。芸が細かい。
221Bの(セット制作用の)模型もありました!
右がシャーロックの寝室。隣り合っている小さい部屋はバスルームで、
通路を隔てて左側がキッチンと道に面したリビングですね。
さて、次は「三つの兆候」の結婚式で使われた衣装&小道具。
ジョンとメアリー、シャーロックとジャニーン、4人揃って並んでいて特に人気のコーナー。
上は、披露宴会場の模型と、ゲスト用のコサージュ。
ショーケースに入っている小道具は左から、メアリーのブーケ、披露宴のメニュー、シャーロックの作曲用五線譜、
そして「忘れられない付添人スピーチを書く方法」。
一世一代の大捕物を前にしたレストレード警部に助けを求めたシーンを思い出しますね(笑)。
4人の衣装の近くにまで着たら、メアリーのドレスをじっくり観察。
レースは真っ白ではなくてベージュがかっていて、クラシックな雰囲気のウェディング・ドレスですね。
ちょっとアンティークっぽい。シューズもシンプルです。
ショルトー少佐の軍服も。9つも並ぶ勲章が眩しい。
お次はやっとマイクロフトのスーツが!
「最後の挨拶」で潜伏調査をしてた"シェザ"と、221Bの階段で彼を待ち構えていたマイクロフトの衣装。
マイクロフトの衣装はこの一点のみなので、鼻先がくっつかんがばかりに凝視しました(笑)。
ポケットチーフが花柄ですね!
コートのカラーがラベルと色が違ってベルベットになっています。
ネクタイの色とカラーの色を合わせているみたい。お洒落!
スーツもただのベージュかと思いきや、緑のラインが入ったチェック柄だったんですね。
靴は割と使い古している感じ。
製作の現場としては衣装担当者の力量になるでしょうが、
話の上では誰が服をコーディネートしてるのか気になります。
コーディネーターのアドヴァイスでも受けているのか、マイクロフトが自分で選んでいるのか。
自分で選んでいるとしたら、傘兄は思った以上にお洒落さんですよね。
さらに、撮影を終えたばかりのクリスマス・スペシャルのヴィクトリア朝衣装!
公式で発表されたプロモ写真と同じ衣装なので、ネタバレにはなりませんよね?(汗)
よくよく見るとシャーロックのフラワーホール(ボタンホール)に、
現代と同様の赤いステッチが! やはりこれがなきゃシャーロックの衣装にはならない!?
モノトーンの衣装に赤が鮮やかに目に止まります。
ジョンとメアリーの普段着もありました。
メアリーのグレープフルーツ?がデザインされたショルダーバッグが可愛い!
右側は「最後の挨拶」でCAMが持っていた(記憶に保存していた?)スモールウッド議員の資料。
最後はまず「ライヘンバッハ・ヒーロー」のモリアーティ・コーナー。
左は屋上で着用していたコート。
右は小さいですが、モリアーティがロンドン塔に侵入したことを報じる新聞の切り抜き、
右上のケース内は、リチャード・ブルックのエージェント・ページとCV(履歴書)、携帯電話、
警察が採取したモリアーティの指紋、IT課のジムの名刺。
ケースの中にある小さい白い丸は、チューイング・ガムとダイヤモンド。
本編と同じようにくっついています(笑)。
右下は、アンダーソンの妄想で登場したシャーロックのマスク。
そして、モリアーティと対峙するように、シャーロックの衣装が並んでいます。
おなじみのディアストーカーにコート、紫のスカーフ。
真ん中はシャーロックの七つ道具です。
携帯電話とノートブック、家の鍵にルーペ。
ニコチンパッチの箱に、"Coopers Bank"のキャッシュカード。
(ブナ屋敷の"Copper Beeches"に引っ掛けているのでしょうか?)
マイクロフトがシャーロックに送った"Bond Air"の搭乗券。
説明書きにはありませんでしたが、左側にある黒いボールは、
死の偽装で脈を止めるために使ったボールかもしれません。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
主な展示は以上でした!
一番見応えがあったのはやはり最後の衣装と小道具の部屋ですね。
以前も書いたように、初日はトーク・セッションもサイン会も写真撮影もなかったので、
それほど入場者はいないかと思っていたのですが、
私達と同じように初日のうちに展示を見てしまおうとやってきた人や
グッズを今のうちに物色しておきたい人が沢山いたので、
会場内は思ったよりも盛況でした。
そして私もまだ初日なのに思った以上にヘトヘト。
グリニッジを歩き回った後に興奮状態で乗り込んだので、疲れ切ってしまいました。
行きはロープウェイでしたが、帰りはDLR(ドックランズ・ライト・レイルウェイ)に乗って帰りました。
次の日はついにゲストが搭乗するトークが始まります!
そしてマークとの写真撮影も!(しかも朝一番から…朝弱いのに。)
さらに興奮の二日目は次回に続く…
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