先日芦北町田浦の肥後うららへ行った際に撮影しました。
肥後うららの蔓が巻いた緑のゲートはウベの蔓です。
秋になると色づき、いつのまにか1個1個減っていきます。
撮影した時は、まだまだ青い実もあり、食べ頃には少し早い様に感じました。
このウベとアケビには、小学校の頃の思い出があります。
私が小学校の頃は、佐敷小学校には伏木氏分校がありました。
小学3年生までは分校、4年生からは、本校に通われていました。
片道歩いて1時間、往復2時間かけて通われていました。
ある土曜日の午後、伏木氏から通っている同級生の山下君の家に付いて遊びに行きました。
その帰りがけに、山下君が木に登って行きました。
すると、上から種だけパラパラと落ちてきました。
ちょうど秋で、ウベやアケビが実っていたのです。
山下君は器用に、木から木へ移りながらウベやアケビを採って私にもお土産に持してくれました。
芦北では、ウベの事を丸うんべ、アケビの事を長運べと呼んでいます。
ですからウベを見ると、小学生の頃の山下君の顔を思い出します。
私が中学から熊本に行ったので、大人になってからは1度あったくらいですが、今でも鮮明に覚えている懐かしい思い出です。
そんなウベのゲートがお客様をお出迎えしている肥後うららの画像です。
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