つくば市農業委員会の総会を傍聴しました興味深いソーラーシェアリングについて議案があり勉強しました
父が委員会会長をしていた頃、僕が傍聴し嬉しそうだったことを思い出してしまいます
20ヘクタールのソーラーシェアリング事業で、芝生(つくばグリーン)を作付する計画でしたがアシタバ、ドクダミ、高麗ニンジンに作物を変更するという議案でしたが、継続審議となりました
あくまで、農水省としては【農業が本業】です。その為、農作物への影響が出るような設置は認められませんが、ソーラーシェアリングにもメリットがあります。農家の収入が増えることで、後継者問題の解決や、食糧自給率の低下に歯止めをかけることができる可能性があります。これがソーラーシェアリングにおけるもっとも大きなメリットだと言えます。
2013年3月31日に農林水産省からソーラーシェアリング導入に関する指針が出されました。現時点ではこの農林水産省の指針に沿ってソーラーシェアリングを導入していくこととなります。農林水産省の指針では、ソーラーシェアリングを行うための架台の柱部分を農地の一時転用とみなし、3年ごとに継続審査を受けて農地の一時転用許可を受ける必要があります。継続審査では周辺平均的反収の20%減以内でなければ次の許可がおりない可能性があると言われています。ソーラーシェアリング導入によって、周辺平均的反収の20%を超える減収になる状況が続いてしまった場合、農地一時転用の継続許可が下りず、設置したソーラーシェアリング設備の撤去を命じられる恐れがあります。