ねこ庭の独り言

ちいさな猫庭で、風にそよぐ雑草の繰り言

壊れていく自由民主党 - 12 ( 西田氏と「ねこ庭」の認識 ) 

2025-02-24 20:48:08 | 徒然の記

  〈 2.  赤坂太郎氏の意見・・・覆面政治評論家 『月刊文藝春秋』の記事より紹介 〉

 赤坂太郎氏の記事を西田氏が読みながら紹介し、時折コメントを入れていますが、記事との区別がつかないのでそのまま紹介しています。

 石破氏の釈明の続きです。

  ・「ただ野田さんも党内左派をどう扱うべきか苦慮しているだろうし、こちらも党内右派をどうしようと思っているでしょ。」

  ・「中道政治をこれからどう作っていくか、話し合いはあってもいい。」

 記事の紹介はここまでです。基本政策で違いの大きな政党が選挙のために集まることを、一般的に「野合」と言います。石破氏と野田氏個人は同じ反日リベラル同士ですから、「野合」と言わないのでしょうが、自由民主党と立憲民主党が選挙のために手を組むのは「野合」になります。国民は細川内閣、村山内閣で経験済みで、「野合政権」はいずれも内紛のため 1, 2 年の短期間で消滅します。

 しかしリベラルの石破氏の頭の中では「野合」でなく、「中道政治」という話になっていることが分かりました。

 ジム・プリマス氏は石破氏を、頭が悪くて、愚かな子供のような人物と評していますが、「ねこ庭」は氏を悪知恵の働く油断のならない人物と見ています。佐藤氏を使って党内の中堅議員4人を集め、密かに立憲民主党との連立を検討させるという画策は、頭の悪い人間にはできません。

 ではこの動きを、西田氏人がどのように見ているのか。これから紹介する氏の意見が、14, 15, 16 の三日間で得た収穫の一つです。

  〈 西田氏の意見 〉

  ・こういうことが自民党の水面下で起こっているということを、赤坂太郎さんが言っているのですけれど、まさにこの話は片方で、国民民主党がですね、国民の手取りを増やすんだと、いわゆる財政の壁、給与所得の課税最低限度額を103万円から178万円まで増やすべきだとずっと言っている話につながります。

  ・ここでは20万円に増やすところまでは、話がついたんですけど、ここから先プラス50万円をどうするのかというのは、まだ決着がついていないんですよね。

  ・これを全部しようと思えば、7兆円か8兆円の税収減になる。つまりやるためには、7, 8兆円の国債を刷らなきゃダメという話になるんですね。

  ・なかなか大きな金額ですから、財務省は絶対にこれを引き上げさせたくないんでね。しかし少数与党ですから、当然のことながら自公だけでは衆議院の予算案は通らない訳ですよね。

  ・そうなった時誰と組むか、今立民と組めばですね、ここまでの金額7兆円8兆円もいらない。維新との場合はですよ、教育の無償化、給食の無償化等々で考えてみれば、1兆円にもならない金額なんですよね。

  ・財務省にしたら、これほど安いものはない。とりあえず予算が通ればいいんじゃないかということで、財務省が後ろで絵を描いている節があります。

 西田氏の持論は簡単に言いますと、日本版「財務省ディープステイト論」です。表に顔をですことはありませんが、「予算配分権」と「徴税権」を持つ彼らは政治家に恩を売り、反対する議員は「徴税権」で得た金銭スキャンダルをリークして失脚させてきました。

 選挙のたびに入れ替わる政治家と異なり、彼らは省内で予算と税のエキスパートとなり政治家を手玉に取ります。「緊縮財政」と「増税路線」を押し通し、他国は経済成長しているのに、日本の経済成長を止め、国民を貧しいままにしてきたというのが氏の主張です。

 財務省を日本のディープステ衣トにしたのは、GHQが作った「財政法」であるというのが意見の根拠です。「ねこ庭」と氏の認識が、ここで一致します。

  〈 連合国軍 ( GHQ ) による日本弱体化政策 〉  

  1.   1947  ( 昭和22 ) 年1月6日    「( 改正 ) 皇室典範」の公布・・・11宮家の皇籍離脱
 
  2.   同年  ( 昭和22 ) 年4月1日     「財政法」の施行     ・・・財政均衡規定  国債発行抑制規定
 
     3.   同年 ( 昭和22 ) 年5月3日    「日本国憲法」の施行   ・・・陸海軍・軍事力放棄

  4.   同年  ( 昭和22 ) 年5月3日     「皇室経済法」の施行   ・・・皇室財産の没収と国有化

  5.   1948 ( 昭和23 ) 年7月29日      「政治資金規正法」の施行 ・・・米国法が下敷き

 「ねこ庭」は「日本属国化 ( 戦後レジーム) 」が、上記の5つの法律から始まっていると考えており、西田氏の意見は茶色で表示した「財政法」の上に立っています。

 日本の問題をGHQ以後と捉え、国民に明確に語っている政治家を、「ねこ庭」は西田昌司氏と青山繁晴氏意外に知りません。青山氏が自分の動画で語っているのは、上記 1. 「皇室典範」と 3. 「日本国憲法」です。

 息子たちと「ねこ庭」を訪問される方々はご存知ですが、知らない方々のため「両氏を支援する理由を説明しました。

 次回は、氏の財務省批判が具体的になりますので足をお運びください。

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壊れていく自由民主党 - 11 ( 水面下での大連立の話 ) 

2025-02-24 01:10:58 | 徒然の記

 本日紹介するのは、2月15日の西田昌司氏の動画「週間西田」です。

 氏は冒頭に2人の人物の意見を紹介し、その後で自分の意見を述べています。

   〈 1.  ジム・プリマス氏の意見 〉  〈 2.  赤坂太郎氏の意見 〉

 短い動画ですから、なるべく省略せずに紹介しようと思います、

 〈 1.  ジム・プリマス氏の意見・・・愛媛県在住男性60代 動画の視聴者 〉

  ・いつも拝聴させてもらっています。西田先生、過激かもしれませんが、単刀直入に言わせてもらいます。

  ・石破首相のような、恥知らずで、自惚が強くて、頭が悪くて、自分の責任も取れないような、愚かな子供のような人物を首相の座につけてしまったことは、日本にとって大きな災危です。

  ・愚かな子供 ( 石破 ) を躾けるのは、周りにいる大人の役目です。麻生氏、高市氏、積極財政派と言われる自民党の議員たち全てが一致団結して、石破首相を辞任させるよう迫るべきです。 自民党議員は大人として、出来の悪い子供 ( 石破 ) の面倒を引き受ける責任があります。

  ・トランプ大統領が一番嫌うタイプの政治家が、石破首相です。トランプ大統領は生やさしい相手ではありません。石破のような人物を会わせるべきでありません。日本のためになりません。

  ・自民党の全議員が、早急な石破おろしを実現することを望みます。先生の意見をぜひお聞かせください。

  〈 西田氏の意見 〉

  ・大変手厳しい投稿ですが、これは2月7日のものです

  ・石破氏はこういう心配をされていましたけれど、一応無事にトランプ大統領と面会して大きな問題点もなし、ということは、大成功だったということに、今新聞やマスコミではなっているようですね。

  ・それはそれで良かったんですけれども、一方で今月の『文藝春秋』にですね。赤坂太郎さんが「水面下で動き出した大連立構想」という記事を書いています。

 子供のようなジム・プリマス氏の意見をさらっと紹介し、赤坂氏の記事に話を移します。

  〈 2.  赤坂太郎氏の意見・・・覆面政治評論家 『月刊文藝春秋』の記事より紹介 〉

  ・令和6年の末に、自民党の中堅議員たち4人が密かに集められた

    選対委員長 木原誠二、    財政健全化推進委員長 古川禎久 ( よしひさ )

    組織運動本部長 小渕優子   衆議院農林水産委員長 御法川信英

  ・4人は現執行部に近い次世代の面々で、呼びかけたのは野党とのパイプが太い元国対委員長の佐藤勉

  ・佐藤は会の冒頭にこう切り出した。

    「立憲民主党のある幹部から、自民と立憲の連立を考えてみてくれという話が来ている。」

    「僕はもう歳だから、未来を担うこのメンバーで検討してくれないか。」

    「もちろんこのことは、総理の耳にいれてある。」

  ・突然の話で、みな顔を見合わせ、一番慎重だったのは小渕優子

    「立憲との連立は、決して見え方が良くない。」

    「有権者の批判を浴びるんじゃないか」

  ・古川の意見は

    「今の閉塞状況を切り開くには、ありだ。」

    「ただ大連立を組む大義名分がなければ、国民の理解を得るのは難しい。」

  ・メンバーからは、税と社会保障改革、選挙制度改革、道州制の導入、皇室典範の見直しなどのアジェンダ ( 公約 ) が上がった。

  ・最後に木原が口を開いた。

    「結果的にやるかやらないかは別にして、布石は早めに打って置いた方が良い。」

    「唐突に大連立の話が出てくると、違和感がある。」

  ・水面下での議論を受けた石破は、12月24日に収録されたラジオ番組で、こう踏み込んでみせた。

    「大連立をするという選択肢は、あるんでしょう。」

    「ただ何のためにというものがない大連立は、一歩間違えれば大政翼賛会になる。」 

    「そこは気をつけなければいかんと、思っています。」

  ・総理自らが大連立を一つの選択肢と認める発言は、永田町に大きな波紋を投げたと気を揉む周囲に、石破はこう釈明した。

    「選択肢としてあり得ると、話をしただけ。大連立をやると言った訳ではありません。」  

 ここまでで動画の3分の1 を紹介しました。亡国の首相石破氏の話がもう少しありますが、スペースの都合でいったん休みを入れます。夜も更けましたので、続きは明日といたします。

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壊れていく自由民主党 - 10 ( 佐藤賢徳氏の検討 ) 

2025-02-22 23:37:17 | 徒然の記

 〈 佐藤賢徳氏の検討 〉

 ビジネス雑誌として「ねこ庭」が知っているのは、『東洋経済』『財界』『プレジデント』『選択』などですが、よく似た名前で『経済界』があります。

 『財界』は三鬼陽之助氏、『経済界』は佐藤正忠 ( せいちゅう ) 氏が創設していますから、当然別の会社です。『経済界』についてウィキペディアは、次のように説明しています。

  ・雑誌『経済界』は、昭和39年4月に佐藤正忠が創設。

  ・『週刊東洋経済』などのビジネス雑誌と一線を画し、経営者のインタビュー中心の記事構成を取る。

  ・リコー社長・市村清の私設秘書をしていた佐藤正忠が昭和39年に、前身のフェイス出版を設立。

  ・月2回発行の雑誌『経済界』の他、経営者の心構えなどを説く各種ビジネス書を出版

  ・平成13年佐藤は社長を退任し社主となり、後任の社長は長女の有美が就任。

  ・佐藤は平成17年に、内閣官房副長官・安倍晋三を「グッドウィル・グループ」会長の折口雅博に引き合わせ、コムスン社内報でのインタビューを実現させた事で知られる

 ここで言う佐藤氏は、佐藤尊徳氏が勤めていた『経済界』の社長で、故安倍氏と親交があったことが分かりました。「グッドウィル・グループ」会長の折口雅博氏と「コムスン」について、調べてみました。

 〈 「グッドウィル・グループ」会長の折口雅博氏 〉

  ・人材派遣会社大手の「グッドウィル」や介護サービスの「コムスン」などが属する企業集団「グッドウィル・グループ」の持ち株会社が、「グッドウィル・グループ株式会社」

  ・折口は平成19年12月まで、同「持ち株会社」の代表取締役会長兼CEOを務め、同年6月まで日本経済団体連合会理事

  ・昭和36年大田区生まれ、64才

  ・陸上自衛隊少年工科学校、防衛大学本科理工学卒業

  ・紺綬褒章、厚生労働大臣賞を2回、日本赤十字社社長表彰、経済界大賞、青年経営者賞受賞

 〈 株式会社コムスン 〉

  ・かつて存在した、「グッドウィル・グループ」のグループ会社

  ・福祉・介護を主な事業として展開していたが、介護報酬不正請求事件等が発覚、事業譲渡を完了し、平成21年末に解散、23年に完全消滅

 肝心の佐藤尊徳氏の詳細は不明ですが、故安倍首相の人脈の傾向が一部分かりました。

  ・保守系の経済人と若手実業家

  ・左翼系大手マスコミでなく、保守系大手出版社の経営者たち

 故安倍氏はこう言う人々から業界情報を得るだけでなく、彼らの出版物に挨拶文を寄せたり、彼らと会食したりしていたことが分かりました。政治献金を得ていたかもしれず、ウインウインの関係だったのかもしれません。

 大手マスコミは、故安倍首相と「統一教会」の関係を騒ぎ立てましたが、機関紙に挨拶文を送ったり、会合に出席したりと言うのは、安倍氏の交友関係の中の一部だったことが見えてきました。

 見城氏や井川氏との会食が特別でなく、「ねこ庭」の知らないもっと様々な交友関係と人脈が故安倍氏を支えていたから、自由民主党内で影響力があったのかもしれません。

 保守の中に、自由民主党を堕落させた張本人として故安倍氏を嫌悪している人がいるのは、こうした事実の負の面を知っている人たちなのかもしれません。

 しかし「ねこ庭」は、反対勢力と妥協しながらも、終生「憲法改正」と「皇室護持」の旗を下ろさなかった安倍氏への評価を変えません。ブログを休んだ3日間で見つけた「ネット界の人々」について、検討・紹介する作業の中でこれまでの推測へ確信を深めました

 故安倍氏は「憲法改正」と「皇室護持」と「自前エネルギーの開発」政策を進め、このために他国の反日勢力に暗殺されたという推測です。

 山上徹也という男が手製銃で殺害した単独犯行でなく、警察も司法も政府も尻込みするほどの勢力が関与している事件でないかという事実が、次第に国民の目に見えつつあります。

 2年前の令和5年、岸田前首相に爆発物を投げた木村隆二被告に対し、2月10日和歌山地裁で検察が、「悪質なテロ行為」として懲役15年を求刑しています。

 しかし3年前に安倍氏を殺害した犯人の山上は逮捕され、銃や弾丸の証拠物も確保されているのに、いまだに裁判が始まっていません。どんな罪状で求刑するか、証拠は求刑に足るものかなど、検察と弁護側と裁判員の間で討議が長引き結論が出ないためと言われています。

 国のトップの首相が暗殺されたというのに、警察も裁判所も何をモタモタしているのでしょう。何時もなら大騒ぎするマスコミが、これほどの大ニュースに何を沈黙しているのでしょう。

 自由民主党の議員の中では青山繁晴氏、ジャーナリストで言えば山口敬之氏が、「ねこ庭」とは違った視点から事件を追求しています。

 シリーズの28回で中断したままになっている、「自由民主党への疑問 」とここで話がつながりますが、こうなると最早「自由民主党への疑問 」でなく、「日本政界への疑問」となり、「壊れていく自由民主党」となります。

 本シリーズの4回目に、「ねこ庭」は次のように言いました。

  ・「学びのねこ庭」で色々なことを知ったつもりになっていましたが、3日間の休みが教えてくれたのは意外な事実でした。

  ・15年間学んだつもりでも、この世の情報の一部にしか接していなかった。

 見城、井川、佐藤の3氏を知ることで、3氏の人脈や業界への知識が広がり、3日間の休みでは青山氏と西田氏、高市氏の動画の検討もしました。

 現在壊れつつあるのは自由民主党だけでなく、アメリカもロシアも中国も、韓国・北朝鮮、ヨーロッパ諸国、中東諸国も例外でなく、国そのものが壊れつつあります。「世界史の大河」が濁流となって流れている時、「日本史の大河」が濁流になっているからと悲観する必要はないと、これが「ねこ庭」の考えと覚悟です。

 自分だけが辛い思いをしていると思う時、人の不幸が始まります。周りの人間がみんな苦労して頑張っていると知った時、人間の連帯感が生まれます。愛する者のため親や妻子のためにと、不屈の闘志が悲観論を吹き飛ばします。

 3日間の休みが教えてくれた「希望の灯」といった意味は、このことでした。

 中断している「自由民主党への疑問 」「壊れていく自由民主党」のシリーズは、いずれも手に余るテーマですが、一つずつ整理していくつもりです。「自由民主党への疑問 」をしばらく中断し、次回は「壊れていく自由民主党」の11回目に挑戦します。

 紹介するのは、久しぶりに西田昌司氏の動画になります。

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壊れていく自由民主党 - 9 ( 佐藤賢徳氏の経歴 ) 

2025-02-22 09:08:30 | 徒然の記

 〈 石平氏の国会議員選挙出馬に関する、井川氏の意見 〉

  ・だって私が、何らかの事情でですね。日本にどっかの国が攻めてきて、難民としてですね。アメリカかどっかに逃げなきゃいけないとしても、その国で私はですね、帰化したいとは思わないんですよね。

  ・私は日本人として死にたいし、受け入れてくれたその国に感謝はするかもしれないけれども、その国のことを愛するまでいけるかといったら、やっぱり、私の場合はですよ。受け入れてくれた国が。例えばアメリカだとしたら、

  ・もともと私は、アメリカという国が嫌いじゃないんですけどね、アメリカに感謝して好きになれたとして、愛することが出来るかって言ったらね、ちょっとね、もしかすると、私がダメなだけかもしれないけど、ちょっとまあ、分かんないというところです。

 愛することと好きとの違いを考えるのは久しぶりですが、氏のおかげできっかけを得ました。氏がわざわざ区別をしているのは、おそらく大きな違いがあるからで、「ねこ庭」と同じではないかという気がします。

 「愛するもののためには、人は命をかける。」

 日本人に限った話でなく世界共通の常識で、分かりきったことだから、井川氏は結論を言わなかったのではないでしょうか。氏の動画を2月7日見た後で、2月13日に面白い動画を見つけました。

 「さささのささやん」という、ユーチューバの動画でした。

  ・石平さんのご親族は、C国にまだいらっしゃいますよね。

  ・それなのに、数々の反中発言をしていられるのは不思議でなりません。

  ・よくご親族はご無事でいらっしゃるなぁと・・何かあるのかなとも思います。

 おそらくこの言葉の中に、石平氏に疑問を抱いている人々への答えがあります。日本で石平氏は保守論客として知られ、自分の動画で発信をしています。共産党政権と習近平氏への強烈な批判が、多くの日本人に好感を持たれています。

 しかし氏は家族と会うため、年に一度中国へ帰っています。外国にいて政府を批判する中国人は、帰国すると即座に逮捕されます。ささやんが婉曲に語っている意味を、「ねこ庭」が解釈するとこうなります。

 ・もしかすると石平氏は、中国政府公認の工作員ではないのか ?

 それでなければ、何度帰国しても逮捕されない理由が考えられません。ネットの世界で同様の推測が広がっていますから、井川氏も遠回しに語ったのだと思います。

 さて井川氏の話はここで終わり、次は三人目の佐藤賢徳氏の経歴紹介です。

 氏は今回初めて知りましたが、それほど著名人でないらしくウィキペディアの説明もわずかです。従って紹介は、残りのスペースで十分間に合います。

 〈 佐藤賢徳氏の経歴 〉

  ・佐藤賢徳 ( 昭和42年11月26 日 -) は、日本の実業家、WEBマガジン『政経伝論』の編集長、雑誌『経済界』元編集長 

  ・愛称は、「そんとく」さん

  ・元ラグビー日本代表の吉田義人とは、明治大学の同期

  ・神奈川県出身 明治大学商学部卒業

  ・平成3年、経済界出版社入社

  ・創業者・佐藤正忠の秘書を務め、人脈の作り方を学びネットワークを広げる。苗字が同じため、佐藤の息子と勘違いされることが多いが息子ではない

  ・雑誌『経済界』の編集長を務めるも、22年間勤めたのち退職。

  ・平成25年、「株式会社損得舎」を設立。社名の名付け親は幻冬舎の見城徹

  ・『経済界』時代に得たネットワークと経験を活かし、「政治・経済が好きになる」ことをコンセプトとしたWEBマガジン『政経伝論』を創刊

  ・創刊号には安倍晋三内閣総理大臣が巻頭に登場し、インタビュー記事が掲載された

  ・「プラボホールディングス」特別顧問を務めている。

 経歴は簡単でも見城徹、井川意高、佐藤賢徳の3氏は、親兄弟同然の付き合いをしています。ブログを休んだ3日間で見つけた「ネット界の人々」の一人ですから、簡単に終われません。

 社名の名付け親が「幻冬舎」の見城氏、創刊号に故安倍氏という情報も出てきました。次回はさらに検討作業を進めますので、「壊れていく自由民主党」に関心のある方はおつき合い下さい。

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壊れていく自由民主党 - 8 ( 石平氏の出馬と井川氏の意見 ) 

2025-02-21 13:31:15 | 徒然の記

 〈 石平氏の国会議員選挙出馬に関する、井川氏の意見 〉

 氏の意見の続きを紹介する前に、国会議員の国籍に関する「ねこ庭」の考えを述べておきます。

  ・国会議員は日本国民のみとし、他国籍の議員には帰化を促す。

  ・国会議員は日本国民のみとし、二重国籍の議員は日本国籍のみとすることを促す。

  ・上記に従わない議員は、国外退去 ( 追放 ) とする。

 データが公開されていないので噂でしかありませんが、現在の国会議員の中には自由民主党を含め、二重国籍の人物がかなりの数存在すると言われています。日本を敵視する中国、韓国、北朝鮮籍の議員が多いそうですから、問題視するのは当然です。

 国会議員の二重国籍を認めず、自国民に限るとする「国籍条項」を定めているのが世界の常識ですから、相互主義の観点からしても日本が現状を見直すのは当然の話です。

 どうしてこのような状況になったかと言いますと、日本の敗戦とGHQによる戦後統治に原因があります。昭和20年から昭和27年にかけて約7年間の統治期間に、主権を失った日本で、彼らは戦後復興に協力すると同時に「日本をダメにする政策」も次々と実施しました。

 「日本国憲法」、「11宮家の皇籍離脱」、「財政法」、「政治資金法」など、現在の政治の混乱の原因となる政策を強行し、国会議員の国籍問題もいわば置き土産の一つです。

 「ねこ庭」は国会議員だけでなく、地方議会議員、国家公務員、地方公務員と、公共放送であるNHKの役員については、「国籍条項」を法律で明記すべきと考えています。

 井川氏の意見に賛成する理由を述べた上で、動画の紹介を続けます。

  ・帰化したのではない、オリジナルの日本人でもね、反日の連中は山ほどいる訳で、今の自民党なんてほとんどそうじゃないかと思いますよ。まあ、立憲民主党もですね。

  ・そこを考えたら、在日外国人が帰化したその先どうなるのか、どうしようもないんです。誰にも分からない。

  ・でもね、一世の人ってね。例えば石平さんはどうか分からないけれど、一般論としてですよ。生まれ育った祖国の国籍を捨てた人に、私は日本人になりました、日本が好きですと言われたとしたら、私はうーんとならざるを得ないんですね。

  ・やっぱり外形的基準っていうのは、どうしても必要になってくるんですよ。だって、人の内心って分からないものですから・・例は少し外れますけど、例えば選挙権は18才以上じゃないと与えられないというのだってですね。

  ・18才以上じゃないと、やっぱり正しい政治的判断ができないんじゃないか、政策の理解ができないんじゃないかという考えに基づいていますね。

  ・ここには個人差がある訳ですし、私だったら中学生くらいの頃から政治的意識が非常に高かった。しかし個人差があっても、外形的基準で18才以上にしになきゃいけない。

  ・運転免許がそうですよね。別に15才でも、何なら12才でも免許受ければいいんじゃないかと。学科試験で道路交通法を理解して、しかもペダルに足がちゃんと届いて、運転技能ができればそれでいいじゃないか。

  ・でもやっぱり、18才からしか四輪の免許は取れません。18才未満だと社会的経験が未熟だから、ついつい暴走してしまったりですね、万が一人をひいてしまつたりしたときに、自分や相手が負担しなければならない社会的コストっていうことをですね、想像できないんじゃないかという外形的基準であるという訳ですよ。

 文章にすると氏の話は切れ目がなく、分かりにくく見えますが、言葉で聞いていると分かりやすい特徴があるようです。

  ・だから、帰化一世の人に対してはですね。選挙権はあってもいいと思います。でも私は、帰化一世の方にですね。被選挙権をというのは、どうしても違和感を拭えないというのが、正直な気持ちです。

 

 あともう少しで動画が終わりますので、議員の「国籍問題」に関心のある方だけ、次回にお越しください。

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