人権を擁護する新聞やテレビが、拉致被害者のニュースは、何故か報道しない。
国民に向け、ニュースを提供するという使命を捨てた、隣国の代理人ばかりのマスコミ界だから、不思議も無い現象だ。みんな、反日・売国の腐れマスコミだと、正体を知って以来、腹を立てる気がしなくなった。
次の疑問は、どうして他国の報道代理人が、大きな顔をし、日本に居座っているのかという点だ。国を憎悪するしか出来ない、反日・売国思想の人間なら、疑問を持たないだろうが、国民の多くはそうでない。日頃はもの言わぬ、多数の庶民が、我慢の限界点を意識した時、その時から、敗戦後の清算が始まると私は思っている。
敗戦後の日本の歪みが、70年後の今になり、やっと人々の前に明らかになりつつある。
そこで私は、我慢の限界を超えている事実の内の、一つについて語りたい。
拉致家族の情報を、一年を目処に取りまとめ、日本政府に誠意をもって返事をすると、昨年北朝鮮が約束した。一年とは、何時までなのか。
相変わらずバカな外務省は、期日の確認を取らず、あるはずのない北の誠意を信じた。早々と制裁の一部解除をしたというのに、北朝鮮が今になって、報告のとりまとめが遅れそうだと伝えて来た。解除した制裁を元に戻すかと思いきや、「相手を刺激しては行けない」と、北の通告を外務省が黙認してしまった。
腐れマスコミ同様、害務省には、日本人がいないのだと私は思っている。怒る気にもなれないが、害務省と違い、日本人である私は、ここに正直な意見を述べる。
「戦争中に日本は、朝鮮人を何千人も強制連行して、殺した。」「それに比べたら、拉致被害者など、何の問題があるのでしょう。」
北朝鮮では、学校で、生徒たちがこのように教えられているらしい。「戦時中の、北朝鮮の国民の受けた被害に比べたら、拉致は優先度が低い。」と、元社民党員で、今は民主党に鞍替えした、辻元清美氏が言ったと聞く。
「拉致なんて、北朝鮮がするわけが無い。」と切って捨てたのは、故人となった元社会党委員長の、土井たか子氏だった。
ウソかほんとか知らないが、民主党も旧社会党も、議員の多くが帰化した在日が大半だと、そんな話もあるから、さもありなんと思う。北の政府や、日本に住む、北の代理人たちが、拉致被害者についてそのように言うのなら、無用な怒りを彼らに向けず、私は政府に提案したい。
「70年前の戦時の話で、無関係な日本人を不法に拉致し、監禁同様にしている北の理屈が通るのなら、」「政府も、同じことをしましょう。」「北まで出かけて行き、人間を引っ張って来なくても、」「日本にいる在日北朝鮮の人間を、無差別に逮捕し、刑務所へ入れましょう。」
「拉致被害者と同じ数の人間を、有無を言わさず逮捕しましょう。」「北が、拉致家族を放置するのにあわせ、面会もさせず、」「生死の消息も知らせず、20年でも30年でもそのままにしておく。」
北がやっているのは、そんな理不尽なことなのだ。私の提案を、非難できる人間が、日本にいるのだろうか。罪の無い人間を、突然、底なしの苦しみへ蹴落とした、北の行為を、日本人なら、どうしてこうも長い間見過ごしておれるのか。
もし北朝鮮の理屈が、このまま通るのなら、日本の政府が、私の提案を無視するはずがない。