我那覇真子さんの、「おおきなわ」の動画を、時々観ています。
「一つのことを追求していくと、必ず普遍のものに行き当たる。」
昔学校で、そんなことを教わった記憶があります。絵でも音楽でも、あるいは、そんな芸術の世界だけでなく、ろくろを回し、食器を作っている職人だとしましても、一生をかけ、ひたむきに仕事をやっている人間は、たいてい自分の考えを持っています。しかも、その考えが、世間の誰をも納得させる道理を、有しています。別の言葉で言いますと、「一芸に通ずるものは、百芸に通ず。」でしょうか。
我那覇さんの「おおきなわ」の動画を観るたび、私はそれを感じさせられます。平成元年生まれの彼女は、今年満29才です。私の息子たちより、ずっと若いのですが、その姿勢には、敬服せずにおれないものがあります。何よりも、私を虜にするのは、彼女のひたむきさと、謙虚さと、朗らかさです。分からないことは、分からないと正直に言い、知った振りで、ごまかさない誠実さが、爽やかな沖縄の風のようです。
5月4日の動画で、彼女が紹介していた、「尚友(しょうゆう)」という言葉を、今でも覚えています。
「語るべき友だちがいないからと、悩むことはありません。」
沖縄の訛りを残したイントネーションが、どことなくユーモラスなので、彼女は大真面目ですが、つい笑いを誘われます。
「尚友という言葉が、あります。」
笑顔で言われると、あまり友人のいない私は、もう今以上に、友達を必要としていないのですが、話に引き込まれてしまいます。
「それは、昔の書を読んで、優れた古人を友とする、という意味です。」
昔の書を読んで、優れた古人を友にしていれば、こんな素晴らしいことはありませんと、彼女が語ります。私の場合は、古い本を読んでも、優れた古人ばかりでなく、愚かな反日・左翼に出会ったりしますから、彼女の話と合致しませんが、それでも、敬意を払って聴きました。
先日、私のブログに、次のようなコメントを、寄せてくださった方がいます。沖縄のことを書いたブログでしたが、我那覇さんのことは触れていないのに、この方は、我那覇さんについて、次のように、言われていました。
「今、沖縄の新しい世代には、『我那覇真子』さんのような、素晴らしいかたもおられます。」「我那覇真子さんは、『ひめゆり部隊』の精神を、」「最も良く理解されてる方だと、思います。」「私は、こういうかたの顕現に、一縷の光明を感じずには、いられません。」
池宮城氏に代表されるように、反日と左翼の島、沖縄に、彼女のような人物が現れたという事実は、確かに「一縷の光明」を感じさせられます。
少し寄り道をいたしましたが、いよいよここからが、本日の主題です。
「一つのことを追求していくと、必ず普遍のものに行き当たる。」・・この言葉です。彼女は遥かな沖縄の地にいるのに、千葉の私と同じ意見を掴んでいます。私は年75にして、やっと掴みましたが、彼女は29才にして、私の認識を手にしています。
本日観た、5月15日づけの「おおきなわ」の、動画でした。彼女の言葉に、私はビックリいたしました。
「敵は、左翼ではない。」「変えなければいけないのは、日本人の精神なのです。」「日本人精神の復活です。」
敗戦後に、いくらマスコミが、反日の記事を書き続けたとしても、ずっとそれに影響されているのは、国民に原因があるのだと、彼女は言います。そして彼女は、吉田松陰の歌を紹介しました。
備えとは 艦と砲との謂いならず
わが敷島の大和魂
軍備だけでなく、大切なのは、自分の国をまもるという、日本人の心だと、彼女が説明します。つまり、この動画は、日本のどこにいても、真面目に日本について考えるなら、誰もが同じ答えにぶつかる、という証明でもありました。
さらに彼女は、笑顔で私たちに語りかけます。
「私たちは、これから、新しい試みをします、」「それは、この赤い沖縄、反日・左翼の島と思われている、沖縄から、」「憲法改正の声を上げていくことです。」
「いつか、それを要望書にして、東京の政府に、議員の先生に、」「官房長官、いえ、安倍総理に手渡したいと、思っています。」
相談相手になっているのは、父親の隆裕氏や妹の舞輝さんであろうと想像しますが、南国の沖縄人らしい、楽天的思考に、思わず手を打ちたくなりました。
「頑張れ、真子さん一家。」
舞輝さん親子の記事は、拙者も折に拝見し、左派二紙が
幅を利かす沖縄にあって、勇気ある正統な言論活動に当た
られている所に、深い感銘を受けるものであります。
真子さんは行動力も素晴らしく、東京・靖国神社の行事
他にも積極的に参加され、沖縄の真実の伝達に力を尽く
されている姿勢は、拙者も心よりの応援を致す所です。
国防とは、軍備のみに非ず 祖国を守らんとする心の問題。その為の教育が大事とするご見解は、確か 作家・
犬養道子さんも語られていた記憶がありますが、若くして
この認識を確立された我那覇真子さんには、拙者も敬意
を新たにしている所です。勿論「一つのことを追求していくと、必ず普遍のものに行き当たる」の、確信も忘れては
いけませんね。
ご一家の地元・沖縄は、我々も存じる通りの大変な状況
でありますが、どうかご無理なき様 これからのつつがな
きを、併せてお祈りする次第です。ご一家の強い信念は、必ず沖縄の、そして本土の多くの人々の心を打ち、波紋
の様に広がるだろう事を、拙者は信じます。
沖縄タイムズ、琉球新報の二紙が、政治、経済、法曹、教育の全てを思いのままにし、反日・左翼・親中の論陣を張り、住民無視の過激な運動を展開しています。
自民党の政治家ですら、ここでは大勢に逆らえず、彼らのなすがままです。二紙に逆らうと、連日新聞で攻撃され、選挙で落選しますから、言論の自由もない沖縄です。
日本の縮図だと、私は常々沖縄を眺めておりました。反日・左翼が跋扈し、反日のNHKや朝日が好き放題にしている状況と似ているからです。
本土との違いは、狭い土地で、人間関係が密なため、もっと激しい左翼による支配が幅を利かせているところです。
そのなかで、二紙はおかしい。二紙は間違っていると、真正面から挑んでいるのが、我那覇さん一家です。その勇気に、私は敬服しております。
一家を支援しているのは、チャンネル桜ですが、私は沖縄の言論空間に、風穴を開けたチャンネル桜の功績も、決して無視しておりません。チャンネル桜は、時として、私と違う行動もしますが、同じ保守ですし、なにより、行動していますから、敬意を表しています。
我那覇さん一家とチャンネル桜の、勇気ある戦いを、私は見守っております。獅子身中の虫どもを、駆除するため、頑張って欲しいと思います。
「抗議活動」で逮捕されたある「活動家」が昨年、刑事被告人の身分にも拘らず国連の人権委員会へ旅立ちました。
その場で彼は、「私は不当に弾圧され、沖縄では言論の自由が損なわれている」と訴えました。
が、我那覇真子さんが事前に国連で「刑事被告人に海外渡航や国連での演説が許されているのは、言論の自由が保障されている証拠」と演説したためか、全く相手にされませんでした。
https://blog.goo.ne.jp/taezaki160925/e/41ae324a715bc261656f443c48756899
にも拘らずその「活動家」が、「ノーベル平和賞」に「ノミネート」されました。
何とも不可解ですが、そのような「ゴロ」が「平和の礎を創設した沖縄の人びと」とされています。
沖縄は「終戦後も米軍に乗っ取られ、米兵にいいようにしてやられている」ように言われています。
しかし、沖縄を「乗っ取って」いるのは、「自称活動家」「自称市民」「ゴロ」である連中です。
「いいようにしている」のも、「自称活動家」「自称市民」「ゴロ」である連中です。
我那覇真子さんこそ本当の「愛国者」と言えます。
この後のエントリに出てくる、『万引き家族』について書かれた岡田教授とは大違いです。
まさに「大きな輪」の如く、沖縄から「大きな広がり」を広げようとしていると思います。
反日・左翼の活動家と、その親派たちとは、争う必要があるのだろうかと、我那覇さんたちの活動を見ていますと、そんな気になりました。
家族の絆を大切にし、住んでいる町や村を大切にし、住んでいる国を大切にする人々が増えていけば、反日の害虫の住む場所が、自然と無くなります。
世直しのためには、自分が変わらなくてなりませんと、地道な活動を続けている我那覇さんたちに、敬意を表さずにおれません。当たり前のことを言い、毎日それを活動として続けるというのは、当たり前の精神ではできません。
我那覇さん一家の方々の非凡さが、そこにあります。「おおきなわ」の日常活動は、沖縄に止めること無く、私たちも本土の人間として、参加し、支援していけば良いのだと思います。
私たちは、すでに、ブログの活動で、彼女たちに参加しているのだと、そのように考えております。
コメントをありがとうございました。