多くの人が感極まって涙した夜ではなかっただろうか。
メディアはメダルの数を期待するのではなく、
アスリートたちの感動秘話の数を集めて欲しいな。
どれだけ多くの人がそれから生きるチカラや勇気をもらうか計り知れません。
多くの人が感極まって涙した夜ではなかっただろうか。
メディアはメダルの数を期待するのではなく、
アスリートたちの感動秘話の数を集めて欲しいな。
どれだけ多くの人がそれから生きるチカラや勇気をもらうか計り知れません。
今年度はNPOキャリアコンサルタント研究会の事務局を担当している関係で、
高校生のキャリア教育に加え、中学生のキャリア教育プログラムにもかかわらせていただいております。
予想以上の沢山のお申込をいただき、当会員の皆様は講師として北へ南へと実施に歩いて下さいました。
それぞれ、本業を持ちながらの事業実施なので、ろんな大変なこともありますが、
それをクリアできて来た満足感は事務局ならではの醍醐味です。
「働くってどういうこと?」をテーマに実施しているプログラムでは、自分はどんなもの興味があるのか、どんな職業についてみたいかを
漠然とでもイメージしてもらい、日頃の学業の目標にしていただくものです。
私たちが学生の時は(私の娘たちが学生の時も)『キャリア教育』なんていう言葉すらありませんでした。
親として、娘にどんな将来を導いてあげたら良いのか、悩みながら、
日々自分のある少しの知識の中でだけのアドバイスしかしてあげられなかったものです。
それを思うと今は充実しているなあって、つくづく感じます。
バブル期、高度成長期の日本と違って、就労することもそう簡単なことではない現代なので、
いっそうこのようなプログラムは必須なのかもしれません。
18年前の長女が中学3年の時、国際的なことに興味を持ちました。
国際的な事にかかわる仕事なんて今になってみるといろんな仕事があることに気がつきますが、
私には通訳か、旅行関係ぐらいしか思いつきませんでしたので、なんのアドバイスもしてあげられませんでした。
結果、長女は専門学校でツアコンダクターの資格をとり旅行会社に就職し、お金を貯めて語学留学とワーホリでオーストラリアに滞在し、そんなご縁の中でスイスという外国に嫁ぐ道を選びました。
やっぱり、あの時の想いを持ち続けていたから今の彼女の生活があるのでしょう。
二女は小さい時から、「保母さんになる」と自分で決めておりました。
なりたい職業が明確になっていると、進むべき道はそこを目指していけばよいわけで、二女は希望通り保母さんになりました(今は保育士ですね)
結婚して、子どもができてからも、その資格を活かして子育て支援センターで働く現在です。
三女は特に目指すものはなく高校まで進みました。
でも、彼女の周りを思いやる気持ちや困っている人を見たらほっておけない性格は誰がみてもサービス業に向いていると感じておりました。
迷子の犬や猫を見つけてはあれこれ手をかけるのも三女ならではの行動でした。
回転寿司のバイトで得たサービスの極意も大いに役立ち、ホテルのブライダルアドバイザーとしての花を咲かせることが出来ました。
キャリア教育なんてなかった時代に育った娘たちが、何とか、夢を叶えることができていることに親としては胸をなでおろす今ですが、
もし、このキャリア教育があったら、もしかしたら、もっと具体的な目標や生き方を見つけることができたかもしれないって思うのです。
そして、「働くってどういうこと」なのかをしっかり考えながら、より社会に貢献できる人間に育っていたかもしれません。
このすばらしい子どもたちへの『キャリア教育』がこれからはさらなる充実を遂げ、未来の社会は明るいものになっているのだろうと
思うと、この子達が創る未来をできるだけ長く見届けたいものだと思うばあちゃんなのです。