おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

大家族の食卓から学ぶもの

2016年01月11日 | 暮らし

今は父と主人と私と老犬の3人と1匹の静かな家族の食卓ですが、以前は我が家も大家族でした。

最初は主人の両親や義弟夫婦も交え、最大10人家族の時代を10年過ごしました。
次に私の両親と同居し、7人家族で6年過ごし、その後自分たちの家を手にして5人と3匹の犬で10数年。
娘たちは次々に嫁ぎ、犬2匹も旅立ち、今の暮らしになりました。

思えば、子育ての真っ最中におじいちゃんおばあちゃんと一緒に暮らせたことはとても幸いな出来事でした。
共働きの私たちにとって、どれだけお互いの両親の存在が大きかったか計り知れません。
食事作法も自然と普段の生活の中で祖父母から学びました。
お箸の持ち方、残さず食べる、肘をついて食べない、きちんと正座して(座卓での食事でしたから)最後まで立たないでいただく。
そんな当たり前の事だけど、その当たり前の事って急には身につかないものです。
もし、我が家が核家族だったら、おそらく、それらの食事作法は飛ばして、とにかく早く食べさせ、とにかく早く片付けることしか頭になかったでしょう。
そして、家族が揃って食べる時間がどれだけ大切なコミュニケーションの場であるか、なんて考える余裕もなかったと思います。
そして、もっと大きな経験は、幅の広い年齢層が集結している食卓で学ぶ人間関係。
祖父母を慕い、お年寄りを敬う気持ち、集団生活の中での自分のあり方。
それは彼女らが社会人になったときにより発揮されてきたように思います。



そんな食卓風景を残したい。
私はその思いを形にしたいという思いがつのり、こうして食に関わる事業へと発展していったのでした。

「昔日本の食卓」風景をこれからも残し続けてもらいたいと思うのです。
 
 


2016年明けましておめでとうございます

2016年01月02日 | ビジネス・夢

新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

オネットは昨年から今までにないくらいのチャレンジを続けております。 
小規模事業者持続化補助制度導入、企業内人材育成推進助成導入、など、未来に向けての基盤づくりに力を入れてまいりました。
おかげさまで、弊社の事業の二本柱が明確になりました。

(1) 「昔日本の食卓のすすめ」
   有機玄米粥のオリジナルブランドを作り販売してまいります。 

 

私たちは日本の原風景を懐かしく感じます。
それはその風景がひとりひとりの心のなかに刻み込まれているからなのでしょう。
日本人の、自然から多くを学びそして自然を敬う暮らし方が里山風景を造形してきました。その暮らしの原点が私たちの体内に記憶として残っているのだと思います。 
里山はまさに自然と人間との共存できる貴重な原風景なのです。その風景の中から日本の食卓が生まれ、今では世界中から健康な日本食として注目されるようになりました。
その自然感あふれる日本の食卓風景を絶やすことなく未来の子供たちにも伝え続けて行くことが私たちの使命だと考えます。
そんな思いから生まれた有機玄米粥「コイカユ」 です。

(2) 「キャリアコンサルタント制度導入支援」
   
企業内人材育成推進助成導入のためのサポートをいたします。 

経営者の方々は人を育てる使命感にあふれております。
社員の社会人基礎力を高めるためにも「キャリアコンサルタント制度」を導入することがとても有効な方法だと考えます。
社労士の方は代行してくださいますが、できるだけ自分で手がけたいと思われる経営者の方へのサポートをいたします。
社員の方が会社でどう自分を活かして仕事をしていけばよいかを振り返るための機会となり、継続して就労するためにもとても有効な方法です。 

 

以上の二本の柱でオネットは2016年をスタートさせてまいります。
つまづいたり、ころんだりしながらも一歩一歩前進する年にしたいと強く心に思う年の初めてす。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。