おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

空高く・・

2008年09月29日 | 暮らし
突如盛岡の街中に出現したくずまき高原牧場の再現。
牛は目を細めながら、街中の子供たちにお乳を搾られていました。
「たくさんしぼってごらん・・」とでも言っているように、
身を任せて空を眺めておりました。

話によると今年で7年になるそうです。
ここ数年毎年美味しいものに誘われて来ている私。

おみやげに家に持ち帰ったヤマメの塩焼きはまんまとベティに奪われてしまいました。
最近彼女は突然いたずらをします。
それは幼犬だったころのようないたずらです。
あれ?老犬になっているのに幼児帰り?これって・・
なんて、人と同じく置き換えて考えてみたりするのですが、
老犬と言っても、同じ年の犬と比べても黒い体毛はまだ黒いままだし、
おねだりする瞳はキラキラしてて小さいときと全然変わっていません。

いつまでも元気なままでいてほしい・・
寒くなったら布団の上で一日中ごろごろしている3匹の犬を見ながら
そんなことを思います。

・・秋の空

2008年09月27日 | 暮らし
女心と秋の空・・
朝一番で岩手山に初冠雪がありました。
それから一日中お日さまは照っているのですが、
突然冷たい雨が降ったり止んだりで落ち着かないお天気です。

ある会の総会出欠のハガキを出したら
帰ってきたハガキに
「Mは7月30日逝去しました・・」と家族の代筆。

突然の知らせに、ショックと悲しみが押し寄せました。
笑顔のステキな方でした。
やさしい方でした。

持病があって入退院を繰り返してはいたのですが
まさかこんな早いお別れが来るなんて、少しも考えたことはありませんでした。
初めて主催した大きなイベント「第1回いわて起業家博」では
交流会のあいさつをお願いしたところ大きな声で
「ばんざーい、ばんざーい、」と壇上から叫んでくださいました。

そして会場中で「ばんざーい」の連呼。

私は嬉しくって嬉しくって仕方ありませんでした。

そんな彼が一足先に神様の下に召されました。

Mさん、本当にありがとうございます!
心よりご冥福をお祈り申し上げます。

そして「命の限り」をあらためて知らされた日。
この限りある命の中で私はどう生くべきかを想う日となりました。

かかし

2008年09月23日 | 暮らし
突然たんぼにかかしの集団が現れました!
まっさおな秋空の下、たわわに実っている稲たちの間に本当に久しぶりに見る
「へのへのもへじ」最高です!何人もの人がカメラを向けていきます。
何だかココロがあったかくなる風景でした。

先日、畜産業をしている兵庫の田中一馬さんのお話を聞く機会がありました。
「命をいただく」という事。それはどういうことなのか多くの人に知って欲しいという思いでした。
彼は子牛のオーナー制度を始めました。小さいときから牛を大切に育て、そして最後は感謝して「命をいただく」

『いのち(牛)に感謝する社会と食べ物に困らない社会を作る』

いのちをいただくときは元気な生前の牛のビデオを見ながらいただくのだそうです。
誰もが思わず手を合わせてそのお肉を口にするのだそうです。
日頃私たちが口にしているすべてのものに命があるのです。
そしてその命をいただいて生かされている
・・そう、生かされているという事に気がつくはずです。

すばらしい、田中さんの試みに涙を流してしまった私です。

当たり前の様に生活している私たち、でも人間は自然に、地球に生かされている、これを意識するとしないとでは大きな違いがあると思いました。
これから地球を守っていく子どもたちがこの事を知りながら大きくなっていくことがとても重要だと感じました。

メンタルヘルスケア

2008年09月14日 | 暮らし
心の健康を学びました。それは日ごろの他人との接し方の確認作業のようなものでした。
自分のかかわり方に大きな間違いはないかもしれない・・と。
ただ、社会ではとても心を病んでいる人が多いことも認識しました。

我が家は経済状態がいつも困窮しております。
でも意外とそのことが我が家の重大事件にはならないのです。
不思議です。結局なんとかなりながら(しながら)過ごしてしまいます。
本当はこれではいけないんですけど。

経済的豊かさより、心の豊かさのほうを最優先している我が家です。
そんな気がします。

と、言いつつも、孫には洋服のひとつも買ってあげたい。
父には温泉に連れていってあげたい。
なかなか思うようにはいかないものですね。


輪廻転生

2008年09月05日 | 暮らし
マーガレットが天国に召されました・・
最後の最後まで餌をついばみ、水を飲み生きようとしておりました。
昨日も外の鳥声に反応しておりました。

最近はいつも家族の誰かが家にいました。
今日はたまたま本当に久しぶりに日中誰もいなくなりました。

帰宅してすぐマギーのかごを覗きました・・そしたら・・

止り木に足をしっかりつけたままもう一本の止り木で頭をささえるようにして
冷たくなっておりました。

「がんばったね、マギー」私と二女はおいおい泣きながら鳥かごから出して
上げました。

一番最後に、生まれて初めて鳥かごの外に出たマーガレットです。

タオルに包んで小さな箱に入れ庭のコスモスで飾りました。
今日はみんなの見えるところにそっと置きます。

空っぽになった鳥かごはとても寂しい。
いつも夜の9時にバスタオルをかけてあげるのは主人の仕事でした。
9時になんとなくみんな空っぽの鳥かごをみつめました。

小さな小さな命だけれど、とても沢山の思い出と愛を10年間私たち家族に与えてくれました。
身体の3分の1にもなった大きな腫瘍の苦しみからやっと解き放たれ神様のところへ旅立ちました。

「もう絶対ペットはかわない」

こういう場面に遭遇すると必ず心に誓う私たち。




輪廻転生。

娘に宿した小さな命ためにはじめておばあちゃんになる私は
ベビー肌着を購入しました。
無添加でしかもこの肌着を縫うミシンの油も化学油ではないのだそうです。
そこまでとことんこだわった肌着でした。

自分のためなら絶対買わないよなあと思いながら躊躇せずに手に取る私です。







見守るだけのつらさ

2008年09月04日 | 暮らし
セキセイインコのマーガレットがとても元気がなくなってしまいました。
夜にかぶせているバスタオルを朝開ける時どきどきしながら
「マギー、おはよう・・」とそーっと覗き込みます。
ああ、今朝も止まり木にちゃんと止まってる・・

腫瘍は恐ろしいほど大きくなり羽は中途半端に広がり身体を膨らませてて
一日中羽毛に顔を入れて寝ているのです。息も細い・・

病院ではもう何もしないほうがマギーのため、とアドバイスをいただいたものの
じっと見てるだけの辛い事といったらとても絶えがたいものがあります。
もしかしたら私の知らない解決策があるのでは?
もっと何かしてあげれることがあるのでは?

「寿命」という一言で終わらせたくない気持ち。

それでも見守ることしか出来ないのです。

とてもつらい毎日です。


そして娘のお腹は少しずつ大きくなって「孫」の主張をしはじめてきました。
あたらな命がこの世に出てくる準備をしております。

輪廻転生。という言葉が浮かんできました。