おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

マイペースな4月

2009年04月30日 | 暮らし
今日で4月が終わります。

まったりとマイペースな4月でした。
世の中は新型インフルエンザや不況でで騒然となっていますが、私の身のまわりは予想以上におだやかな家庭的な1か月でした。

さて、明日から5月、さあ、充電はしっかりしたと思います。
気になっていた煩雑な用事も4月中に解決することができました。

連休後の活動拠点を再び上田事務所に戻して、活動的な5月以降を目指してまいります~

青空にそびえる岩手山、ああ、いわてに生まれ育ったことに心から感謝!
岩手山は私に大きなエネルギーを注いでくれます。

普段見慣れた風景がふっとどこかよその町に見えるときがあります。
車の音、人の声、風の音、立ち並ぶ家々、川の流れ、
それぞれの人生のストーリーがこの町のどこかで描かれ続けているんだ・・
それを感じた時なんだかじんと胸が熱くなりました。

素敵だなあ・・と感動してしまうのです。






夢は日々確認するもの

2009年04月28日 | 暮らし
8年前、母が最後に桜を見に訪れた場所が矢巾町の煙山種苗でした。
「きれいなものをたくさん見たい」と術後の母は口癖のように言いながら
限りある命の中で花々を見て歩くことを一番の楽しみとしておりました。

何も言わず桜並木をじっと見上げていた母の心は何を思っていたのだろう・・



急に思い立って、煙山方面へ車を走らせました。
まだ、咲いているかしら?もう散ってしまったかも・・

ああ、間に合いました!



うす曇りの中、これ程にも年輪を重ねた桜たちが立ち並ぶ小道。

並木道のそばの草原でたったひと組の家族がぽつりと小さなシートを敷いてピクニックをしておりました。
おじいちゃん、おばあちゃん、孫らしき小さな女の子。

母もよく娘たちをいろんなところに連れっていってくれたものでした。
母の生きがいは3人の孫たちでしたから。
どんな時にも孫たちの事が最優先の人生でした。




昨日ふいに

「夢をかなえる準備は進んでますか~?」と尋ねられました。

え、と、たじろいでしまった私。

足元の煩わしい日常の出来事に翻ろうされて一瞬「夢」を引き出しにしまい込んでいたのに気が付きました。

「夢はときどき確認しなければいけないんですよ!」
と友人が笑いながら言っていたのを思い出しました。

そうです!
夢は日々確認しなければなりません。

そして夢に向かってわくわく過ごすことが大切です。





「商品」の価値は「人」の価値

2009年04月27日 | 暮らし
冷たい雨粒を受けながらひっそり咲く桜。
岩手県立大学も桜の花で埋もれております。

4月は車検だの保険だのあれやこれやと出費が多い我が家です。
ついに3台所有していた車を2台に削減。
無駄を減らしていく生活に本気で舵をとりました。

しかも私の車はかなり古い年式で、もしかしたら買換えも必要かもと、どきどき。

「まだ、乗れますよ、しっかり治してこの車を維持しましょうよ」

今回いろいろお世話になっている車やさんの言葉。
この人は人生の中で決して声を荒げる事はなんだろう・・と思える程物静かな方。
知り合いの車やさんは数知れず。
今までお付き合いしてきた車やさんには何の不満もありません。

でもこの方にわが家の車に関するすべてを一任しようと思いました。
そして、これからも長いお付き合いをしようと決めたのです。

決めてはやはり、この方の人柄でした。

どんな無理難題をお願いしても、笑顔で応じて努力してくださいます。
一番すごいのは、相手の話を聴く姿勢のすばらしさです。
まさに傾聴スキルの高~い人!

私や主人があれこれ話すのを必ず最後まで聴ききります。
決して途中で言葉をはさみません。
そして順序よく、私たちの目線で(予算や現状に合わせて)しかも丁寧に
説明をしてくださいました。


もし他の工場が安かったとしても、今回の選択に後悔は無いと思います。

コミュニケーションスキルが高いということはその人の評価も高まり
商品への信頼や安心も伴うという事を顧客の立場で身を持って体験した出来事でした。

商品の価値はそれにかかわっている「人」の価値でもあるのですね。







なごり雪

2009年04月26日 | 暮らし
4月も末だというのに桜吹雪の翌日は本物の吹雪の世界が舞い戻ってきました。



岩手県二戸郡奥中山はあたり一面銀世界・・・

「今朝はヒョウが降りました~!」と奥中山の住人。

国道沿いについている温度計は北に向かうごとに気温が下がり、ついに奥中山付近は日中1℃の表示になってしまいました。



カナン牧場の羊たちは突然の雪にも元気に柵の中を歩きまわっておりました。
この世界・・・そして「ロハスな時間」
そんな窓の景色を眺めながら
アロマの香ただよう部屋の中でサンドイッチとジンジャーティー、
そして身体にやさしい食事の話。

なんとも贅沢な時間。
精神が豊かになることが一番の贅沢です。



部屋の隅には手織り機械が静かに並んで色とりどりの糸たちの登場を待っているかのよう。
このような静かな暮らしもあるのですね。

アドナイエレ・・主の山に備えあり

私の未来にも備えあり・・・だから、今日一日を本気で生きようと思います。





決意は伝えなくとも伝わる

2009年04月25日 | 暮らし
雨の中の高松の池、やはり、それでも傘をさしながらのお花見の家族。
散り始める花びらを肩に受けながら・・・



「まだどこのお花見もしていないんだよ」
主人の言葉で高松の池まで足を延ばしてみました。



車検に出した車が思いのほか重症で急きょ車の買い替えを迫られてしまいました。
これも想定外、いや想定内、そうならないように願っていたのですが、現実は厳しいものです。

これもひとつのチャンスを神様が与えてくださったのでしょう。

主人と二人雨の高松の池の桜並木を一本の傘で歩き、露天のトウモロコシを買いました。
30年の家族の軌跡をたどりながら、とにかく平和に今まで過ごすことができた事、
しみじみそのことに喜びを感じ、娘たちの幸せな未来を願う初老の夫婦です。

こんな世の中だけど、夢だけは持ち続けたいと、お互い言葉にはださなくとも強く思っている・・・

「これでいいんだよね」

娘たちに迷惑をかけない老夫婦になること、これが究極の目標。

30年の長い夫婦生活の中で

気がつけば

決意は伝えなくとも伝わるものです。

だから毎日がんばれているのでしょう。

義父は職場を退職後第2の職場を選ばずに家にいる事を選びました。
義父が退職をしたのは55歳。ちょうど今の私たちの年齢です。
今私たちは無職になって家にいることなんて想像もつきません。

ただ、生活が成り立てば、農業をやりたいという一つの夢はあります。
手作りの農産物をピンクの軽トラに載せて町に売りに行く・・・

農業が注目されるようになった最近ですが
そのずーっと前から私にはそんな夢がありました。

いつかは叶えたい夢のひとつです。








桜と日本人

2009年04月24日 | 暮らし
紫波城山公園の桜です。


少し肌寒い日中、「花冷え」という言葉がぴったりの日。
宴会のシートからは和やかな笑い声
そして行き交う人同士もなにげない会話を交わしてしまいます。

「少し寒いですね~」
「あら、わんちゃんの名前なんていうんですか~」

まるで以前からの知り合い同士のように、
桜を愛する仲間意識ですでにつながっていたりするのです。



あらためて見渡してみるとみごとにあちこちに桜の花がさいているものです。
どうしてこんなに日本人は桜の花が好きなのか、それは武士道精神と一致するからというお話です。

ぱっと咲いていさぎよく散る

散る美学がここにあるらしいのです。


私は四季のある日本の風土が日本人の感性を研ぎ澄ましてきたのだと思います。

春は芽吹き、夏は新緑、秋は落葉、冬は雪で覆われる 四季の変化
そこに生命の輪廻を五感を通じて受け止めることができるのでしょう。

だから、生命のあり方を体内の細胞がしっかり認識していて
存在そのもののすべての過程を「美」とすることができるのだと思います。

こんな国に生まれ育ってシアワセだなあ・・・と
隣でラムネのビンのビー玉を一生懸命押し込んでいる娘を見ながらしみじみ思う私。






元気の出るカード!

2009年04月23日 | 暮らし
親しい友人から誕生日のプレゼントにと、突然歳の数だけ素敵な言葉が書かれてあるカードをいただきました!
一枚一枚めくっていくと、いろんな元気の出る言葉がつぎつぎと・・・

あら、

「プラスのエネルギーを集めて 大きな可能性につながる仲間の環をめざしたい」

これは大好きな仲間の一人の言葉です。

なんだか、元気が出て来ました。

本当に不思議なんですが、この55枚のカードをいただいてからいろんな素敵な変化が起こってきました。
気が重くなっていた出来事にも、行動を起こしたらとても気持ちが軽くなりました。

今週末行うイベントも開けてみたらびっくり、定員以上に参加者は集まってました。

そして、さらにお仕事のオファーも。
「やってみない?」とお声をかけていただき、それがまた偶然とも思えず、
ここ数日自分の中で興味がふつふつと沸いてきていた分野だったりするのです。

このカードは魔法の力がある?

そんな気がしてしまいます(笑

当分この55枚のカードは私のお守りになりそうです。




入魂名刺

2009年04月21日 | 暮らし
岩手は冷たい雨の一日。
暖かい体験をしてしまった私の身体は久し振りの肌寒さにかちっとなって動きが鈍い一日となりました。

肌寒いおかげさまで、本日は一日いっぱいパソコンとにらめっこ。

本気の名刺作りをしました。
普段はデザインをどうこう思う暇もなく名刺が切れてからあわてて印刷をして使用しておりました。

でも、今回は違う私。

出来上がれば三つ折りで両面カラー。
しかも、業者さんに印刷していただこうと決心。

小さな6面に事業の思いを詰め込んでみました。
作っても作ってもいろんなアイデアが浮かびいつまでも終わりません。
ま、今回はこの辺で・・・

しかし、思いはしっかり込めました。
小さな6面でどれだけ私を知っていただけるだろうか?
生年月日まで入れました。(しっかり年齢暴露です)
家族も趣味も入れました。

名刺を渡した瞬間にどれだけ私という情報を得ていただけるだろうか。

とっても楽しみな入魂名刺です。

相手を知るにはまず、自分を知っていただくことからだと思います。
そして出会いを大切にすることで事業の展開も大きく変わっていくのだと思います。

現に私は昨日、突然の印刷屋さんの営業の方から電話を頂き一瞬躊躇したものの・・・
お会いしてみて、ああ、足を運んでよかった!と実感。
そのおかげでで私は一日自分を見つめ、これからの事業を想像してわくわくしながら入魂名刺を作る決心ができたのですから。

自然の中のちっぽけな人間

2009年04月19日 | 暮らし
主人のインフルエンザ騒動もやっと鎮静化したかと思ったとたん、長女の急性腸炎で日赤の救急へ駆け込む一日。

土曜の午後、ひっそりとした病院、それでも桜ははなやかに咲き誇っておりました。
ひとつの家族がこの桜の木の前で記念撮影をしておりました。
家族が入院していてその帰りというふうです。

どんな人にも春は平等にやってきます。

点滴を受けたベットから見えるこの桜の花で娘は
「何だか気持ちがほっとしたの」と。
花が人にもたらすエネルギーは大きいものです。

自然の力とは偉大なものです。
そして自然の中での人間はちっぽけな存在です。

そのちっぽけな人間の悩みなんて、もっとちっぽけで、些細なものです。

もっとひろく世界を見つめよう。
世界の中で自己を見つめよう。
必ず何かが語りかけてくるはず。

「本当はどうしたいの?」

主人の問いかけに答えを出せない私の心にもあたたかな日差しが入り込んできたような気がします。