おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

いっきに花盛りないわて

2012年04月29日 | 暮らし

ここ二日ばかりの間にあれよあれよとあちこちの桜が咲いた岩手です。
ここは北国、こぶし、モクレン、梅、桃、の花が一同に開花しました。
みごとなまでに花たちは競演中です!



昨年の桜は悲しみにあふれておりました。
東日本大震災後、がれきの合間に咲く桜の花たちは切ないまでに私たちの傷ついた心に花びらを散りばめました。
きれいすぎて泣きました。
そして、けなげな姿に勇気をもらいました。
でも、その花たちをめでて喜びにひたる事は決してありませんでした。
それが昨年の「今」でした。

復興もままならないいまだなのだけど、確実に少しずつ前に進んでいるには違いないのです。

だから

今年はみんなが、心から桜の開花を楽しみにしておりました。
やっと念願の開花の時がいわての地にも訪れました。

私も

ほーうっと大きな深呼吸をして、桜の木々を見上げては
「ああ、きれいだこと。」と、声を上げてみるのです。
行き交う人との挨拶は
「花がいっきに咲きましたねえ。」
こんなにも桜に心を癒される日本人のDNAはなんともステキすぎます。


おばちゃんとの別れ

2012年04月14日 | 家族

写メールによると、さいたまのまごちゃんは「花よりだんご」だそうですが・・・
まごちゃんのお花見シチュエーションはこれからの季節のわくわくをよけいに急きたててくれます。

まごちゃんが大きくなるにつれ、親族の世代交代も・・

95歳の伯母が天寿を全うしました。(ホントはもっともっと長生きしてほしかったのですが)
容態が変化したのは3日だけで、それまでは元気に生活してしていたそうです。
朝気がついたら命のともしびがすーっと消えていたのだそうです。

気丈な伯母は自分の最後の時についていろいろと言い遺しておりました。
「家で終わりたい」
「決して延命は市内で欲しい」 などなど。
そして、希望通り彼女はみんなの揃っている朝方に静かに永遠の眠りにつきました。

身内がいなくなるのはとても寂しいことだけれど、95年の生涯を閉じた伯母には
「長い間お疲れ様、あちらでおじちゃん待ってるね」と、静かに真白い菊を添えました。
きれいに化粧をほどこされた穏やかな表情をみつめていると昔のある光景が一瞬浮かんで来ました。

私は小さい時のある夏休み、泊りに行った時、おばちゃんが畑の草取りをしている背中におおいかぶさっておしゃべりをしました。
おばちゃんは背中に寄りかかる私をかまいながら、ニコニコしながら広い畑の草取りをし続けました。
突然、
その時のあったかいおばちゃんの背中と、裏の林で鳴くせみの声と、その先の青い空と、おばちゃんの甘酸っぱい汗の香りが
ささーっと私を覆いました。
それは、50年以上も昔のたった一日の光景なのだけれど、こんなにはっきり思い出すなんて、
おばちゃんが、おばちゃんの記憶を私に一筋の光にして置いていってくれたのに違いないのです。

父は夕日に追いかけられながらの帰り道の車の中で
「俺は親族で一番の年長者になってしまったなあ。」とぽつりとつぶやきます。
「ならば、いっそう頑張って長生きしなきゃ。」と私。

まだまだ元気でいてもらわなくっちゃね。


想いを次世代へつなげる年代

2012年04月07日 | ビジネス・夢

まごちゃんはスクスクと育ってくれて、こんなおちゃめな写メールをしばしばばあちゃんに送ってくれます。
どんな時もこの笑顔でシアワセにしてもらえる喜びは何にも代えがたいものです。

で、まごちゃんの成長と共に自分の老化も加速し続ける現実がある訳で・・・

先日、久しぶりに涙を流して大笑いした出来事がありました。
実は笑うどころではないのですが。
あるファミレスで2度も立て続けにカップを壊してしまいました。
フリードリンクのコーヒーメーカーの前で、手がすべってしまい、ガチャーンと店中に響き渡る音を立てて
私の手からみごとな勢いでカップが床へ落ちてこっぱみじんになりました。
お店の人は笑顔で対応して下さり、
「お怪我はありませんでしたか?こちらは片付けますので大丈夫ですから!」
と、とても親切にしていただきました。
まさか、前回も同じ事をしたなんて、その人は気づきもしないでしょうから。

その日一緒に打ち合わせをしていたお相手は私と同じ年齢。
気持ちと行動が一致しない出来事について話していると、カレもまた似たような経験をしばしばしているらしい・・
情けないけれど、お互いに「老化現象」をしっかり認めあわなければならなくなり、
実はみんな似たような現象が起きている事に、あまりにもほっとして(ああ、私だけではなかった!)
それが顔を見合わせ涙を流しながらの大笑いへと続くのでした。

社会の最前線で奮起する時代はもう終わったのかもしれないって、そう感じるのです。
それは社会からはみ出して隠居の身になるということではなく、
私たちはバリバリ元気いっぱいの年代を大いに応援し、支える立場になったのだと考えるようにしました。
ささやかではありますが、長く生きて来た分の経験や習得したものを活かしてそれを若い人に繋げる時なのだと。

心は一生青春だけど、身体は確実に後退しつつある訳で(笑)
そんな自分を認めなければならない訳で。


ソーシャルメネットワークサービス活用時代

2012年04月05日 | ビジネス・夢

知らず知らずの間にSNSにとっぷりつかっているみたいな近頃です。
詳しいしくみや、構造はあまり理解していないのですが、とにかくタイムリーに情報が入ってきます。
きのうの強風の様子を各地の人たちがタイムリーに投稿してくれてました。
友人の状況もわざわざ電話やメールをしなくても手にとるようにわかる便利さ。
○○さんの夕食はオムライスかあ。
あ、今日のランチで○○さん焼肉食べたんだ。
それだけではありません。
ちょっと、落ち込みそうになった時、さらりとぼやけば、しっかりキャッチしてくれる人が現れます。
「がんばって」の一言メッセージで一日を元気に過ごすことができたりします。
イベントの告知もなんとも手軽。
そんなSNSの中でも実名性のあるフェイスブックの活用法を学ぶセミナーが企画されました。

 

起業家や個人事業主は宣伝広告費に予算を立てるのが難しいのですが、
こういう無料のサイトを活用することで発信することができるのはとっても嬉しい事ですね!
私もまだまだ趣味の段階ですが、ビジネスへつなげてみたいと意欲満々の本日です(笑)