花の命は短くて苦しきことのみ多かれど
風も吹くなり 雲も光るなり 芙美子
何十年も地元で事業を営む会社や商店を訪問して、一番ワクワクするのは、創業者の奥さまのお話です。
すでに一線を退き後継者に事業の要を託し、暖かく見守る方々。
どんなに有名な会社でも、最初はゼロからの手探りスタート。
その頃のお話はずっしり重みがあります。
でも、ひとつひとつに感動があるのです。
きっと、おばあちゃまたちが、目を輝かせながら、楽しそうに当時の出来事をお話してくれるからなのでしょう。
いろいろ大変だった創業時も振り返れば懐かしく、頑張った自分。
私も10年後、そんなおばあちゃんになっていたいとしみじみ思うのです。