12月6日 日曜日
●水車公園(杉並木公園)に感動したのでpart2です。
むかしを思いだすことができる公園だった。
わが来し方を見つめなおせた散歩だった。
過去と対話を交わしながら楽しい時間が過ごせた。
●それは……こんなふうにやってきた。
わたしは勉学で上京する前え1年ほど家業の大麻商を父とともに営んだ。
その時の取引先が宇都宮にあった。
大塚熊次商店。
おおきな荒物屋さんだった。
ご主人はわたしの記憶にまちがいがなければ栃窪の出だった。
ずいぶんとお世話になった。
一代で財をなした人で、業界では今太閤とよばれていた。
風貌も太閤秀吉もかくあらんといった印象をうけた。
まえおきがながくなったが、その大塚さんが線香を商っていた。
杉の枯れ落ち葉が原料なので元来は茶色だったのに、緑に色をつけることを発案し
てもうけた、と話にきいた。
緑の葉を粉にするとしたら茶色に着色。
色についてはそのへん……記憶にまちがいがあつたらごめんなさい。
●そして水車公園には「からくり水車」があった。
そ杉の葉を粉にするからくりのある水車が回転していた。
まわれ、まわれ、記憶の水車。
そして思い出の中の懐かしい人たちがうかんできたのだった。
●もうお一人。東京製綱の大谷さん。
昨日かいた「防鳥網」の発案者だ。
報徳神社での展示即売会に随伴してくれた人だ。
そしてそれから数十年たって、大谷さんの孫がわが「アサヤ塾」はいってきてくれ
た。
●時の流れの中で知り合いお世話になったひとたちを回顧した。
人生とはひととひととのであいだ。
カミサンとの会話。
散歩。いやぁ……楽しかった。
年のせいでどうしても回想的になるのは否めないが、ひととひととのつながり、因
縁が見えてきた。
●二つの水車が対となってまわっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a3/6e5a73ba137712aa6bcc36193723feb2.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/0d/b2e7b4292e2ab8430e3fd2feb472b940.jpg)
ふたりで無言のままジッと立ち止まって眺めた。
カミサンがかんがえていることが分かるような気がした。
●『夫婦水車』というニックネームをこの二つ仲良く並ぶ水車にわたしはつけた。
●そしてきょうの「奥様はパイパイア」がかきあがった。
●same time same place 同じ場所。同じ時間。
に存在しているカミサンとわたし。
小説ではなく、現実のわたしたちは、死ぬのはまだ早すぎる。
ふたりであと30年くらい生きて。
カミサンには写真家or絵描きに成ってもらいたい。
わたしは現役復帰! 同世代の各界の卓越したひとたちが引退しているのに――。
あわれな老人の願いに神のご加護がありますように。
●カムバックして生活費を稼げる作家になりたいものだ。
カミサンのほうが才能もあるし勤勉だから可能性がある。
とまあ、このへんで……。
●ぜひ水車公園を訪ねてみてください。
過去へのタイムスリップを楽しめますよ。
●私事ですが、「星の砂」に「初恋の白いバラ」を載せました。そちらもぜひお読みください。
あなたのポチが筆者の励みとなります。よろしく。
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●水車公園(杉並木公園)に感動したのでpart2です。
むかしを思いだすことができる公園だった。
わが来し方を見つめなおせた散歩だった。
過去と対話を交わしながら楽しい時間が過ごせた。
●それは……こんなふうにやってきた。
わたしは勉学で上京する前え1年ほど家業の大麻商を父とともに営んだ。
その時の取引先が宇都宮にあった。
大塚熊次商店。
おおきな荒物屋さんだった。
ご主人はわたしの記憶にまちがいがなければ栃窪の出だった。
ずいぶんとお世話になった。
一代で財をなした人で、業界では今太閤とよばれていた。
風貌も太閤秀吉もかくあらんといった印象をうけた。
まえおきがながくなったが、その大塚さんが線香を商っていた。
杉の枯れ落ち葉が原料なので元来は茶色だったのに、緑に色をつけることを発案し
てもうけた、と話にきいた。
緑の葉を粉にするとしたら茶色に着色。
色についてはそのへん……記憶にまちがいがあつたらごめんなさい。
●そして水車公園には「からくり水車」があった。
そ杉の葉を粉にするからくりのある水車が回転していた。
まわれ、まわれ、記憶の水車。
そして思い出の中の懐かしい人たちがうかんできたのだった。
●もうお一人。東京製綱の大谷さん。
昨日かいた「防鳥網」の発案者だ。
報徳神社での展示即売会に随伴してくれた人だ。
そしてそれから数十年たって、大谷さんの孫がわが「アサヤ塾」はいってきてくれ
た。
●時の流れの中で知り合いお世話になったひとたちを回顧した。
人生とはひととひととのであいだ。
カミサンとの会話。
散歩。いやぁ……楽しかった。
年のせいでどうしても回想的になるのは否めないが、ひととひととのつながり、因
縁が見えてきた。
●二つの水車が対となってまわっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5b/a3/6e5a73ba137712aa6bcc36193723feb2.jpg)
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ふたりで無言のままジッと立ち止まって眺めた。
カミサンがかんがえていることが分かるような気がした。
●『夫婦水車』というニックネームをこの二つ仲良く並ぶ水車にわたしはつけた。
●そしてきょうの「奥様はパイパイア」がかきあがった。
●same time same place 同じ場所。同じ時間。
に存在しているカミサンとわたし。
小説ではなく、現実のわたしたちは、死ぬのはまだ早すぎる。
ふたりであと30年くらい生きて。
カミサンには写真家or絵描きに成ってもらいたい。
わたしは現役復帰! 同世代の各界の卓越したひとたちが引退しているのに――。
あわれな老人の願いに神のご加護がありますように。
●カムバックして生活費を稼げる作家になりたいものだ。
カミサンのほうが才能もあるし勤勉だから可能性がある。
とまあ、このへんで……。
●ぜひ水車公園を訪ねてみてください。
過去へのタイムスリップを楽しめますよ。
●私事ですが、「星の砂」に「初恋の白いバラ」を載せました。そちらもぜひお読みください。
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