7月日4日 金曜日
●朝霧雨。
上都賀病院。
左足の水虫を診てもらうために傘をさしてでかけた。
かゆみがないのでほうっておいたのだが、
つめまでぼそぼそしてきた。
●角質増殖型の水虫だった。
●終日小雨。
梅雨ざむ。
ブラッキが珍しく二階の書斎にきて、ベッドでおねんね。
「ブラッキが二階でねてる」
「さむいからよ」とカミサンが応じる。
ブラッキは季節と温度によって居場所をきめている。
寒い今日は二階のベットなのだ。
冬の間はずっとわたしといっしょだった。
夏は下の部屋のソファのうえ。
温度に敏感な猫なのだ。
いつまでも、元気で、いてくれよ。
もうこれから、新しい猫を迎えることはできないのだから。
●雨にけぶる千手山をみながら仕事をした。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。
●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。
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「さむいからよ」とカミサンが応じる。
ブラッキは季節と温度によって居場所をきめている。
寒い今日は二階のベットなのだ。
冬の間はずっとわたしといっしょだった。
夏は下の部屋のソファのうえ。
温度に敏感な猫なのだ。
いつまでも、元気で、いてくれよ。
もうこれから、新しい猫を迎えることはできないのだから。
●雨にけぶる千手山をみながら仕事をした。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。
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