田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

かい巻きの寝床にブラッキーがもぐりこんできた。 麻屋与志夫

2015-08-26 11:34:55 | ブログ
8月26日 水曜日

●8月末ともなると朝夕はすでに秋の涼気が感じられる。
ところがこの二日ほどの気温はなんとしたことだ。
寒いくらいだ。
あわてて厚めのsweatshirtsを着ることになった。

●ブラッキ―も敏感に寒さに反応した。
わたしの寝床にもぐりこんできた。
かい巻きの襟元を首の周りまで引き上げて寝た。
わたしの住む鹿沼は日光の隣町なので冬はかなり寒い。
娘たちは寒すぎるといって冬にはあまり帰省しない。
まあ……これは……わが家が広いだけで凄まじいロウオクなので、
隙間風がはいるためでもあるが――。
いずれにしても、
かい巻きの襟のあるのがたのもしい季節が早くきすぎたようだ。

●リリは雨がふっているので裏のハラッパに虫ハントにでられず、
家の中を走り回っている。
ストレスがたまっているのだ。
唐紙はひっかく、
畳のふちは噛む、
ともかくそのオキャンぶりはカミサンを嘆かせている。

●カミサンが丹精込めて世話をしている薔薇がほぼ半数の鉢がダメになってしまった。
カイガラムシが発生したためらしい。
これも、暑すぎたためなのでしょうか。

●わたしは寒いほうが勉強ははかどる。
このところガクッと落ち込んでいた小説のほうも、
もっと枚数をこなせるようにしなければ。

●寒さ熱烈歓迎。
このまま寒くならないかな。
でも、残暑はまだまだこれからだ。

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あらすじ・内容
皆さんは、ナルトに封じ込められている「九尾」をしっていますよね。
九尾のキツネは時の天皇に愛されていた玉藻の前の化生した姿です。
では、本当の九尾とは――。
歴史にあらわれる「玉藻の前」は白人の金髪美人ではないでしょうか。
だから、色が白くて金色の毛だったといわれているのです。
生身の人間を、それもときの権力者の寵愛を一身にあつめていた女性を那須野が原まで追いつめて射殺したとあっては、おそれおおいので寓意で表現したのです。
そして、玉藻がひとりで都落ちして、那須野が原まで逃げてきたわけがありません。
玉藻にしたがう部族があったはずです。
9つの部族か゛、九尾軍団が玉藻を死守していたはずです。
今なお、そんな九尾伝説の残る街での出来事です――。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。
勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。
老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。
那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。
勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい。
長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。
那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。
平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!
痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。


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